カナダ発の「月経カップ」 不便な点はあるものの概ね好評

NEWSポストセブン / 2014年9月21日 7時0分

 ここ数年、愛用者が増えている布ナプキン同様、「エコで生理のつらさが軽減される」として、徐々に認知度が上がってきているのが『月経カップ』だ。

 シリコン製のカップを膣の中に挿入し、生理中の経血をためるもので、欧米では一般的に『メンストラルカップ』と呼ばれている。

 アメリカ製の『スクーンカップ』など数種類あるが、最もポピュラーなのは、カナダで50年以上前に誕生した『ディーバカップ』だ。カナダ保健省やアメリカ食品医薬品局で認可され、欧米を中心に広く利用されている。

 さっそく記者も試してみたが、弾力のあるシリコン製とはいえ、直径約4㎝以上もあるカップの挿入は難しく、うまく入らずイタタタタ…。

『ディーバカップ』は、出産経験の有無等によってサイズが2つ。いずれもカップの長さが5.6cm。直径4.3cmのモデル1と4.7cmのモデル2が。カップは目安として、連続で12時間使用でき、経血は30mlためられる。

 記者のように、「痛くてダメ」と断念してしまう人もいるようだが、使っている人に聞くと、「紙ナプキンのように、こまめに替えなくていいのでラク」「着けているのを忘れて、運動や水泳もできた。眠っても漏れなかった」「一度買ったら繰り返し使え、ゴミが出ないのもいい」などと、おおむね好評だ。

 ディーバカップ歴5年のイラストレーター前川さなえさん(34才)はこう話す。

「きちんと装着すれば、まったく違和感がなく快適です。念のために布ナプキンも着けていますが、漏れたことはほぼありません」(以下、「」内同)

 使い始めの1~2回は正しく装着できているのか不安だったが、すぐに慣れて、正しい位置というものが、感覚でわかるようになったとも。

 では、不便なことは?

「経血がたまったらトイレで取り出して経血を捨てて水洗いし、しっかり洗った手で再び挿入し直すことになるので、外出先では不便もあります。

 ですから、半日以上外出するときは、念のため布ナプキンも持参します。でも、最長12時間まで装着できるので、ちょっとした外出なら、困ることはありません」

 取り出すのも難しそうだが、「コツをつかめば大丈夫」とも。

※女性セブン2014年10月2日号

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