「中国社会の病弊」アンケート調査 「信頼感の欠如」が1位

NEWSポストセブン / 2014年10月5日 7時0分

「人間や制度、宗教などに限らず、社会全般への信頼感の欠如」「自分勝手で傍観者的態度」「社会的地位や豊かな生活、報酬が高い仕事への執着」──。これは中国共産党機関紙「人民日報」が発行する月刊誌「人民論壇」が読者アンケート調査を行なった「中国社会の病弊」のトップ3だ。

 第1位の「信頼感の欠如」については、58%の回答者が信仰や自身の考え方の基本が定まっていないと指摘。51%の回答者は中国の共産党一党独裁体制の弊害が原因と考えているほか、20%の人が利益優先の市場主義経済の導入をその理由として挙げた。2位と3位についても同様の理由が目立った。

 以下、4位から10位までを列挙すると、次のようになる。

4位:慢性化した懐疑心
5位:見栄っ張りや、プライドや虚栄心の高さ
6位:刹那主義
7位:享楽主義、快楽主義
8位:極端な反社会的で異常な行動
9位:インターネット依存過多
10位:自虐主義(マゾヒズム)

 第4位の懐疑心については40%の回答者が挙げており、中国政府が言うことについても多数の人々が疑いを抱いているとのコメントも寄せられたという。また、食品の安全性への疑惑や薬品のニセ物、医師の職業道徳の欠如といった社会問題も、中国人の疑り深さの大きな要因となっているとの指摘もあった。

 30%の人々が5位の見栄っ張りや虚栄心の高さは社会問題と答えているほか、第6位の7位の刹那主義、娯楽主義や享楽主義は社会的な病弊を深くしていると3分の1の回答者が指摘している。

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