田中将大 肘故障中でも登板する理由に「ジーターの引退」も

NEWSポストセブン / 2014年10月1日 7時0分

 米国では、ニューヨーク・ヤンキース所属の田中将大に「トミー・ジョン手術を受けるべきだ」という声が鳴りやまない。完治したとは言い難い右肘を抱えた田中が、シーズン終了間際の9月のタイミングでマウンドに送り出されたのには2つの理由があった。まず、ヤンキースのチーム事情である。地元紙記者はこう話す。
 
「今季限りでヤンキース一筋のスーパースター、デレク・ジーターが引退する。その特別な年に、昨季に続いてプレーオフ進出を逃すわけにはいかなかった。チームの勝ち頭であった田中の右腕が必要だった」
 
 もう1つはもちろん、右肘の状態の確認だ。田中の復帰登板を事前に70球と明かしていたジョー・ジラルディ監督は、試合前にこう語っていた。
 
「田中が肘の腱の再建手術を受ける必要があるのかどうか。それをできるだけ早く知りたいからね」
 
 来春まで判断を先延ばしにしてから手術に踏み切れば、ヤンキースは来季だけでなく再来年まで田中抜きで戦わなければならない。その最悪のシナリオを避けるため、確認が必要だったのだ。

※週刊ポスト2014年10月10日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング