杉村太蔵 ニート問題に熱く持論「親が社会に放り出せ」

NEWSポストセブン / 2014年10月13日 7時0分

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ニート問題に熱く持論を語った杉村太蔵氏

 初の著書『バカでも資産1億円 「儲け」をつかむ技術』を上梓した杉村太蔵氏(35才)。現在はタレントとして活躍する杉村氏だが、かつては衆議院議員として4年間の任期を勤め上げた。当時、自身のアルバイトや派遣社員の経験から、ニート・フリーター世代の代表として多くの問題を提起してきた。著書では、そうした経歴や国会議員時代のエピソードについても綴っている。そんな杉村氏に改めて、ニート問題について考えを聞いた。

 議員を辞めた今でも講演会を行うと「子供がニートで、困っている」という親から相談を受けることがあるという杉村氏。ニートには大きく2つに分けられるという。

「企業に就職したもののパワハラなどで退職を余儀なくされ対人恐怖症になってしまったなど、精神疾患を抱えているかたがいます。治療の必要なニートには、なんらかの国の支援があってしかるべきです。そして、単なる怠け者のニートもいます」

 後者のニートの場合、いったい何が問題なのだろうか? 杉村氏が続ける。

「いちばん悪いのは彼らの親です。食べるもの、寝る場所があれば、働かなくても済んでしまうわけです。これは家庭で取り組むべき問題です。親は一切の援助をやめて、子供を社会に放り出すべきです」

 こうした考えを杉村氏が持つに至ったのは、自身の経験が大きく関係している。杉村氏は大学中退が決まったとき、父親に「実家に帰って歯医者の仕事を手伝う」と相談した。すると、父からこう叱責を受けたという。

「働かないなら死ね!」

 このひと言で尻に火が付いた杉村氏は就職活動を開始。書類選考や面接で何度も落とされながら、ようやく時給800円の清掃員の仕事につくことができた。つまり、杉村氏も父から社会に放り出されたのだ。

「今では父に本当に感謝しています。父のひと言がなければ、今のぼくはないかもしれません」と振り返る杉村氏。最後に、ニートにこうメッセージを寄せた。

「家でゲームやネットばかりやっていても将来の幸せにはつながりません。まずは外に出ることです。1日1回、外に出てみてください。それが1週間できたら、自分のペースで仕事探しを始めて、一歩ずつ前に進んでいけばいいじゃないですか」(杉村氏)
 
 著書のサイン会を10月16日に予定しているが、杉村氏は「ニートの人は大歓迎です。ぜひぼくに会いに来てほしい。彼らが外に出るきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません」と語った。

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