高須院長 イスラム国を分析「わらしべ長者みたいなもの」

NEWSポストセブン / 2014年11月15日 7時0分

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イスラム国について語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、イラクとシリアにまたがり実効支配を続けるイスラム過激派組織「イスラム国」についてお訊きしました。

 * * *
──今回はイスラム国の話題です。オバマ大統領はイスラム国掃討を目指し、最大1500人の米兵のイラク増派を承認。さらに、米軍などの戦闘機が11月8日にイラクでイスラム国幹部の車列を空爆したとも報じられました。カリフ(最高指導者)のアブバクル・バグダディが致命傷を負ったとの情報もあるようです。

 さて、そんなイスラム国ですが、大きな特徴が世界各国から戦闘員が集まっているということ。日本からも北海道大学の学生がイスラム国に参加するために渡航を計画していた事件もありました。

高須:イスラム国に行く人にはいろんな理由があるとは思うんだけど、中には世の中のためになると思っている人もいるんだろうかね。イスラム国は、一部の富豪が専有している石油の利権を取り上げて、貧しい人々に分配しているんだ…って認識しているというか。でも、それはちょっと違うと思うんだよね。

 たしかに、イラクやシリアの貧しい人々がイスラム国に寄りすがっている部分もあるのかもしれないけど、これで貧富の差が埋まるものではないよ。それに、イスラム国が活動しているのがサウジアラビアとかUAEなら、貧しい人のためだということにもなるのかもしれない。でも、彼らが支配しているのはイラクとシリアだからね。その地域が政治的に不安定だったから、たまたま活動ができているだけなんだよ。単純に、内乱に乗じて組織の勢力を広げているだけだと思う。

──そして、イスラム国は兵士を集める戦略が上手かったといわれています。ネットを上手に利用したっていう。

高須:兵士の給料もいいんでしょ? 貧しい人なんかをリクルートするには、そりゃあ有効だよ。少なくとも兵士の数を揃えるには、これが手っ取り早い。日本の戦国時代なら、織田信長がまさにそれだよね。信長は楽市楽座でお金を稼いで、それを兵力に注ぎ込んだから強かったわけだ。武田信玄なんかは、考え方が古くて農民たちを兵士として駆り出してたから、収穫の時期とか田植えの時期にはものすごく弱くなっちゃってたけど(笑い)。

──給料が良いということは、海外からの戦闘員集めにも一役買っているそうでうす。傭兵にしてみたら、かなり魅力的な組織だともいわれています。

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