博多・ワッフル店集団女性暴行事件 容疑者3人の人物像とは

NEWSポストセブン / 2014年11月17日 16時0分

 福岡県警中央署は11月8日、勤務先のワッフル店で女性客(25)を暴行したとして、集団強姦などの疑いで新賢佑容疑者(33)と伊牟田祐史容疑者(33)を、犯人隠避容疑で同店経営者の博多屋泰典容疑者(34)を逮捕した。

 現場は九州最大の繁華街、福岡・天神のど真ん中。女性に人気の高いファンシーな店構えのスイーツ店だった。仕事帰りのサラリーマンたちが焼き鳥やもつ鍋で一杯やっているすぐ近くで、鬼畜たちは25歳の女性に蛮行を働いていた。

 現場近くをよく知る人たちは、以前から「変な店だな」と感じていたという。

「店の前でワッフルを女子高生に配っているのを見たことがあります。いつも客引きしている印象で、親しげというよりも女性を品定めするような感じで話しかけていましたね。事件を聞いた人はみんな『やっぱり』といってます」(飲食店勤務の女性)

「店長はイケメン風ですが、必要以上に話しかけてきてやたら馴れ馴れしいと評判だった」(何度か店を利用した女子学生)

 繁華街、飲食店、女性一人客、複数の店員による強姦。これらはいずれも、2007年5月に「ペッパーランチ」心斎橋店(大阪)で起きた監禁強姦事件と共通するキーワードだ。

 この大阪の事件を真似たかのような事件を引き起こした容疑者3人はどんな人物なのか。10年近く前から知る地元の企業経営者は、「あの3人は遊び仲間ですよ。同世代ということもあってよくつるんでいました。全員結婚しています」と話す。

 博多屋容疑者は福岡の私立大を卒業後、2009年に父親から卵焼き屋の事業を引き継ぎ、そのブランドを利用して「玉子焼き職人がこだわった」(同店ホームページより)というワッフルの製造販売を始めた。

 店は天神のほか、博多駅近くと福岡県内のモールにも出していて、ネット販売も行なっている。チョコや抹茶、黒ごまなどいろいろな味のワッフルやアイスクリームをサンドしたワッフルなど豊富に取り揃えていたが、目標の売り上げには届いていなかったようだ。また、7月に結婚したばかりで、今月中に初めての子供が生まれる予定だという。

 天神店で接客などを行ない、出資もしていたとされる伊牟田容疑者は身長170センチくらいのがっしりとした体つきで女によくモテたという。ただ、酔うと他人に喧嘩をふっかけたり、近くにあるものを壊したりと酒癖の悪さを露呈することが度々あった。

 新容疑者は天神店の店長だった。「数年前に大麻取締法違反で有罪判決を受けた経歴があったことから、今回の事件も薬物絡みの可能性が浮上している」(捜査関係者)という。

「天神の店は、ワッフルを売るというよりも仲間が集まって飲んで遊ぶための店という感じでした。だから、ナンパ感覚で客引きしていたのではないですか。その悪ノリが過ぎたのが今回の事件だと思います」(前出の地元経営者)

 面識もない女性客にいきなり襲いかかるという卑劣な行為はとても「悪ノリ」で済まされるものではない。ペッパーランチ事件では、元店員が大阪地裁で懲役10年の実刑判決を受けて服役中。元店長は求刑を上回る判決を不服として大阪高裁でも争ったが、懲役12年の判決は変わらなかった。

 捜査は始まったばかりだが、容疑者の所業が明らかにされ、法の裁きを受けることが待たれる。

※週刊ポスト2014年11月28日号

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