男性向け料理教室 必ずといって良いほどつまづく内容とは

NEWSポストセブン / 2014年11月29日 16時0分

 男性向けの料理教室を展開している「一般財団法人 ベターホーム協会」では、これまで20年以上にわたって、初めて料理に挑戦する男性と向き合ってきた。その中で、男性が料理をする際、必ずといっていいほど躓く(つまづく)内容がわかってきたという。

【調理用語、調理器具の名前がわからない】

「油が温まったら」といってもどんな状態なのかがわからない。「フライパンを傾けて、油がさらっと流れるようになる」と説明し、実際その様子を見て初めて理解する。

 また「銀杏切り」「小口切り」などといわれるとちんぷんかんぷん。調理器具や材料の名前も同様で、「おたま」が何か知らない人もいたという。

【細かい調整や計量が苦手】

 強火で焦がしてしまうなど、火力の調整や、細かい計量が苦手。「男性の料理は豪快に」というものの、しっかり計って作るほうが美味しいのは当然だ。

【曖昧な表現に不安になる】

 男性は具体的な数字を求めがちだという。例えば「薄切り」とは何ミリか、「しょうゆ数滴」は何滴かなど、料理本によく出てくるような曖昧な表現に不安になる。

 こうした悩みに向き合って、ベターホーム協会は、段階を踏んで料理が上達できるカリキュラムを組んでいる。広報企画課長・松田佳子氏が語る。

「表現については、薄切りは5ミリ幅、しょうゆ数滴は3~4滴など、できるだけ具体的な数字をレシピに載せています。それを踏まえて、我々のカリキュラムでは教室の初回から早速料理を作ります。

 メニューは『エビとキノコのグラタン』、『カブとベーコンのスープ』、『リンゴとクレソンのサラダ』。初回は切るものが少ないように配慮したメニューで、少しずつ包丁の扱いに慣れてもらいます。

 2回目には米のとぎ方や炊き方、サバの味噌煮、ホウレンソウのおひたしなど、少しずつステップアップできるようにしています」

※週刊ポスト2014年12月5日号

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