SNSが上手く機能 ポッキーの日に起きた大学生協、過発注事件

NEWSポストセブン / 2014年12月5日 7時1分

 考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。著書に『あたらしい書斎』(インプレスジャパン)などがある、ブロガーのいしたにまさき氏が、ネットで話題となっているトピックを紹介。今回は「ポッキー&プリッツの日」を取り上げます。

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 11月11日は、その1並びの様子から「ポッキー&プリッツの日」として登録されています。ここを狙って、普段よりも多くのお菓子を発注した北九州市立大学の生協。ところが、発注者が1個と1セットを勘違いして、想定の10倍のお菓子がしかも返品不可で届くという異常事態に。その大量のお菓子が入ったダンボールが届いた日の生協の様子を想像するだけで青くなります。

 とはいえ、生協に届いてしまったものは売るしかありません。大学キャンパス内の普段の売り場だけではなく、食堂や書店に「誤って3200個」「皆さんの声かけよろしくお願いします」「HELP!」とポップをつけて売り始めたそうです。

 なかばやけくそ気味にこう始めたところ、商品を購入した学生たちが、買うだけではなく、自発的に大量のお菓子の山の前で写真を撮影して、LINEやツイッターなどに「北九大生協 ポッキーだらけ」と次々に投稿してくれたそうです。この投稿は、支援の輪として、あっという間に広がっていったそうです。

 そして、11月半ばには、この10倍のポッキー&プリッツは見事完売。大学生協側も、学生の支援に感謝の言葉を贈りました。単なる誤発注とはいえ、日頃お世話になっている生協のミスを学生が手助けするところに、ソーシャルメディアがうまく機能したいい事例となりました。

※女性セブン2014年12月18日号

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