「直虎」柴咲コウ 「座長として現場を盛り上げる気持ち強い」

NEWSポストセブン / 2017年3月28日 7時0分

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城主として人を引っ張ていく直虎

 視聴率好調が続くNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』。ドラマでは、桶狭間の戦いで、次郎法師(直虎)の父・井伊直盛を含め、井伊家の多くの者が亡くなった。それからも不幸が続き、とうとう井伊家に当主にふさわしいものがいなくなる。そこで次郎法師が立ち上がる──女城主となった井伊直虎を演じる柴咲コウに、役柄や撮影の思いを聞いた。

──撮影が始まって半年、折り返しが近づいてきました。

柴咲:あっという間でしたね。今まで体験したことがない、1年という撮影期間に取り組むというところで、心配もありました。でも現場は和気あいあいとしているので、それが画面にも伝わるといいなと思います。

──激動の時代で、出演者がどんどん変わっていきますね。

柴咲:長く撮影していると、張りつめていた緊張感がふと緩む、とまではいかなくても、慣れる部分がでてきます。でも新しい人が来ると新しい風を運んできてくれて、いい緊張感もいただけるんですよね。

──最愛の井伊直親(三浦春馬)との別れのシーンは、どういう心境だった?

柴咲:直親が無言の帰宅をしますが、直虎は立場上、遺体を前にしても泣くことができません。一人ぼっちで、なぜこんなことになってしまったのかという憤りを噛みしめて、奮起します。私の中でも、大きな悲しみを共感しながら演じていました。

──城主を演じて、人の上に立つことの難しさを感じる?

柴咲:立場は違えども、今の自分とリンクするところはあります。次郎法師までは、大袈裟にいうと『ドラえもん』のスネ夫みたいに、虎の威を借る狐のようなところがあったけれど、直虎になるとそれがまったくできない。どうやってみんなを盛り上げていこうかと、自分で考えて、決断しなればいけません。

 撮影が進んで、私も、スタッフの人たちも慣れてきて、でも疲れも出てきたなか、座長として、もっとみんなを盛り上げたいという気持ちが強くなっているんです。でも、どうやっていいのか、一人っ子気質の甘い部分が出てしまって(笑い)。現場で学んでいくのかなって感じがします。

──城主になることで、心境の変化は?

柴咲:これから見てもらうということにおいては、心配していません。軸となるのが脚本なので、そこに書かれている表現、空気感というのが、やっぱり面白いんですよね。12回、13回と、城主になるというのも自然に演じられました。

──人知れず人の役に立つという伝説の竜宮小僧。柴咲さんも誰かの竜宮小僧なりたい?

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