イクメンから不倫男まで 隠れブレイク田中圭の“女房力”

NEWSポストセブン / 2017年12月1日 7時0分

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隠れブレイクの田中圭(公式HPより)

 今年、多くの俳優がブレイクしたが、そのなかにひとり“隠れブレイク”とも言うべき人がいる。田中圭(33才)がその人で、幅広い役柄でドラマに起用されているのだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがその魅力に迫る。

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 現在放送中の秋ドラマで、意外なキャラクターが人気を集めています。

 そのキャラクターは、『民衆の敵 ~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で田中圭さんが演じる佐藤公平。妻の佐藤智子(篠原涼子)が市議会議員となり市民のために戦う一方、公平は「転職を繰り返すフリーターだったが、上司と口論して退職してしまい、専業主夫になる」という頼りない男性です。

 いわゆる“ダメ男”にもかかわらず女性たちの支持を集めている理由は、笑顔で子育てに励むイクメンぶり。専業主夫として、家事や子どもの送り迎えをこなす姿に、「癒される」「かわいい」という声が続出しているのです。

 田中圭さんは中性的なルックスから、「温厚なキャラクターばかりを演じている」と思われがちですが、決してそんなことはありません。高橋一生さんと竹内涼真さんが「2017年のブレイク俳優」なら、田中圭さんはドラマ10作に出演した「2017年の隠れブレイク俳優」であり、さまざまな役柄を演じました。

◆「イクメン夫」が似合う俳優の需要増

『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)では不倫に走る男・丸井良男、『恋がヘタでも生きてます』(日本テレビ系)ではニューヨーク帰りの敏腕社長・雄島佳介、『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)では主人公の片腕として活躍する刑事・刑部公平、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)では結婚詐欺に遭うなど悩みを抱える医師・森本光など、想像以上に役柄の振り幅が広いのです。

 なかでも今作の「イクメン」という役柄は、視聴者の持つ「俳優・田中圭」のイメージに合致するため、反響が大きくなっているのでしょう。

 また、近年「女性が仕事で活躍し、男性がそれを支える」という作品が増えているため、「イクメンの似合う俳優が夫役にキャスティングされやすい」という傾向があります。実際、今年の作品でも『下剋上受験』(TBS系)の阿部サダヲさん、『母になる』(日本テレビ系)の藤木直人さん、『セシルのもくろみ』の宇野祥平さんがイクメンを演じました。その意味では、今後も田中さんに同様のオファーが届くでしょう。

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