安倍首相の「悪だくみ人脈」 始まりは昭恵さんだった

NEWSポストセブン / 2018年1月6日 7時0分

 4人組のうち、安倍、加計、増岡はいずれも、父親や祖父の代から続く名門の家柄に育ってきたが、高橋だけはサラリーマンだ。やや異質な存在ともいえるが、他の2人に負けず劣らず、安倍に近いところにいる。

 2017年6月の株主総会をもって三井住友銀行副頭取から上席顧問に退いた。本人は周囲に、近く投資会社を設立するつもりだと話していたようだ。

「ところが顧問に退く直前の5月、金融庁の森信親長官から『金融庁の参与になってくれないか』と声がかかったのです。森さんはリーマンショックのときまだ審議官だったが、高橋さんの実力を高く評価し、迎え入れたといわれています」(同銀行関係者)

 6月、高橋は金融庁参与に就く。まさに加計問題で国会に激震が走るさなかに政府の参与に就任したのだから、安倍の意向が働いたのではないか、ともっぱらの評判だが、当人は「総理とはまったく関係ない」と意に介していないという。

◆会場はエグゼクティブラウンジ

 4人組の中で、増岡だけは米国留学組ではない。安倍より10近く歳が若いが、30年の付き合いがある。実はクリスマスイブの「男たちの悪巧み」パーティを呼びかけてきたのが、鉄鋼ビル専務の増岡であり、会場を提供してきた。いわゆる世話人のような存在だろうか。

 2017年の開催は首相動静(12月24日)で確認ができないが、クリスマスパーティは2015年、2016年と2年続けて東京駅に隣接する鉄鋼ビル南館の「エグゼクティブラウンジ」で開かれてきた。首相動静には出ていないが、2016年はセイコーHD社長(現会長)の服部真二夫妻も加わり、イブの夕餉をともにし、もう一組増えて5組のカップルとなっている。みな会食やゴルフの仲間たちである。会場を提供してきた増岡に聞いた。

「別にここ(鉄鋼ビル)でなくともいいのですが、要するに1年の暮れに集まろうという会で、その年その年でいろいろやってきました。代々木上原のピザ屋さんや(宇田川町の)焼肉屋さんなんかも行きましたよ」

 鉄鋼ビルの応接室で増岡がそう明かした。

「ただ、年末のレストランやホテルは他のお客様が予約をされるでしょ。そこに警備のためにSPがついてこられると、ご迷惑をかける。またクリスマスの繁忙期に他の予約が取れなくなっちゃうかもしれない。だけどここだったら、その心配がありませんからね。それで私が声をかけ、パーティを開いているんです」

 増岡が専務を務める鉄鋼ビルは、もとは広島県の中堅ゼネコン「増岡組」が終戦間もなく開発したビルだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング