ミス日本コンテスト 突拍子もない質問への応対も審査対象

NEWSポストセブン / 2018年5月2日 16時0分

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「美の祭典」に迫る(撮影/津田ひろき)

「ミス日本コンテスト」の誕生は太平洋戦争直後に遡る。日本の戦後復興を支えた米国に感謝を伝える”大使”を選ぶためのコンテストとして、1950年に国会決議を経て開催。初代グランプリは昭和の大女優、山本富士子だった。その後、中断を経て1968年に新体制で再開し、今年で50周年を迎えた。ミス日本大会事務局長、和田健太郎氏が話す。

「ミス日本は内面・外面・行動の3つの美しさを備えた女性を輩出し、将来活躍してもらおうという社会貢献活動です。2000人以上の応募者から14人前後のファイナリストを選出し、約半年間にわたり美を磨く”勉強会”を経てコンテストに挑みます。受賞者たちは公的行事などの経験を積み、様々な分野で活躍する女性として羽ばたきます。歴代受賞者の中には藤原紀香さんや西川史子さんなどがいらっしゃいます」

 コンテストを長年取材するライターの中田広志氏はミス日本の「特別感」を指摘する。

「ミス日本のファイナリストは約半年間の”勉強会”を受けてからコンテストに挑むため、1日で終わるミスコンとは重みが違う。今回も東大のリケジョ(理系を専攻する女子)や元ミスユニバースの会社員など様々な立場の女性たちによる熱いコンテストとなりました」

 審査は着物、ウエディングドレス、水着の3部門で実施。ただ美しさを競うだけでなく、審査員の”突拍子もない質問”への臨機応変が求められる。

 たとえば着物審査の際には、能楽師の審査員から「別時代で別人になるとしたら誰になる?」と質問されると、あるファイナリストは「幕末の日本を変えた坂本龍馬になりたい」とユニークな答えを披露。なかには「ヌード撮影の依頼がきたら?」という際どい質問も。彼女たちの切り返しから”素”や”個性”が垣間見えた。

 グランプリに輝いた市橋礼衣(23)は国際的なダンス大会優勝の経歴を持つ。そのほか準ミスやミス着物など各表彰項目に5人が選出された。今後、彼女たちは”羽ばたく行動美人”として活躍していく。

※週刊ポスト2018年5月4・11日号

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