プレイバック平成元年 消費税導入、流行語はオバタリアン

NEWSポストセブン / 2018年8月15日 7時0分

写真

消費税導入やベルリンの壁崩壊も

 1989年よりスタートした平成の時代が、来年4月で幕を閉じる。30年間におよぶ平成という一時代。それは1月7日、昭和天皇崩御によって始まった。14時35分頃、小渕恵三官房長官(当時)による改元記者会見が行われる。会見の様子はテレビや新聞等で何度も取り上げられ、人々に新たな元号「平成」への印象を強く残すことになった。

 4月には消費税が3%でスタート。スーパーのレジ前では、電卓を片手に支払額の計算をする主婦らの姿が続出。消費税率はその後5%、現在の8%へと引き上げられ、来年度より10%となる。

 残虐な手口で世間を震撼させたのは、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件で逮捕された宮崎勤元死刑囚(2008年、死刑執行。享年45)。この年は、女子高生コンクリート詰め殺人事件、坂本堤弁護士一家殺害事件も発生した。海外では中国・北京の天安門広場で民主化を訴えた若者たちが武力弾圧によって死傷(天安門事件)。ドイツではベルリンの壁が崩壊し、翌年、東西ドイツが統一した。

 昭和天皇崩御の後、自粛ムードに包まれていた世間を一転、明るくさせたのが、礼宮(現・秋篠宮)さまと紀子さまの婚約発表。相撲界では横綱千代の富士(故・九重親方)が965勝の通算最多勝利を達成。一方で貴花田光司(現・貴乃花光司)が史上最年少の17才2か月で十両に昇進した。

 伝説の歌番組『ザ・ベストテン』(TBS系)、人気お笑い番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)がそれぞれ終了。

 日経平均株価が史上最高値の3万8915円(終値)を記録。この年のベストセラー本は、吉本ばななの『キッチン』だった。流行語には「オバタリアン」や「セクシャルハラスメント」などが挙げられる。

■平成元年の主な出来事

1月7日 昭和天皇崩御。元号が平成に
4月1日 消費税スタート
4月11日 神奈川県・川崎市の竹やぶで1億3000万円の札束発見
4月21日 任天堂『ゲームボーイ』発売
6月4日 中国で天安門事件発生
6月24日 美空ひばりが死去(享年52)
7月23日 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯を逮捕
8月26日 礼宮さまご婚約
9月27日 横浜ベイブリッジ開通
9月28日『ザ・ベストテン』放送終了
11月4日 坂本弁護士一家殺害事件
11月9日 ドイツ・ベルリンの壁崩壊
12月28日 日経平均株価が最高値を記録

※女性セブン2018年8月23・30日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング