「お金持ちとは自ら目指してはじめてなれるもの」と識者断言

NEWSポストセブン / 2012年1月5日 16時0分

お金持ちになれる人となれない人は、何が違うのか? それを分けるのは、単に運だけでなく、意識の差も大きいというのは「家計の見直し相談センター」の藤川太氏だ。これまでごく普通の人が億万長者になった例を数多く見てきた藤川氏が解説する。

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「お金持ちになりたい」という願望は、みなさんも少なからず持っていると思います。でも、不思議なもので、いろいろと話を聞いてみると、「自分はなれない」と半ば諦めている人がほとんどなんですね。

私たちの「家計の見直し相談センター」にはこれまで1万世帯を超える相談が寄せられてきました。そして、その9割以上が日々の資金繰りさえしっかり見直しておけば、今後も安心して生活できる家計ばかりです。それでもほとんどの方が「自分はお金持ちになれる」とは思っていない。実際には、多くの家庭がちょっと考え方を変えるだけで、お金持ちを目指すことは十分可能なのです。

では、どうすればお金持ちになれるのでしょうか?

私自身、これまで数十人の億万長者の方々とお会いしてきましたが、もとはみなさんと変わらないごく普通の人たちがほとんどです。それなのに1億円以上の資産を築けたのはなぜか。それはほとんどの方が「お金持ちになろう」と思っていたからに他なりません。お金持ちとは、自ら目指してはじめてなれるものなのです。

もちろん、「なんとなくなりたい」といったぼんやりしたイメージではありません。

メジャー・リーグの第一線で活躍してきたイチロー選手は次のような名言を残しています。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う」

この言葉のように、お金の仕組みをよく理解して、それをコツコツ積み重ねることこそが、とても辿り着けないと思われた億万長者への近道になるわけです。

逆にいえば、お金持ちになれないのは、お金の基本的な仕組みを理解しないまま、努力の仕方を間違えている人たちです。

みなさんは、たとえば短期間の株式トレードを繰り返す「デイトレーディング」やFX(外国為替証拠金取引)などで財を成した人たちの成功談を耳にしたり、そのような“金持ち本”を目にしたりしたことがあると思います。なかには、あれをそっくり真似して、銀行口座に5万円もないのにFXに全額突っ込んだり、仕事そっちのけでデイトレに励んだりしている人もいるかもしれません。

不思議なもので、そうした方々の行動を見ていると、基本的なお金の仕組みを知らないまま、一攫千金を狙って、裏技ばかりに目を奪われていることがほとんどです。たとえば「資産を1年間で倍以上に増やし、3年以内にお金持ちになってやる」などと息巻く人もいます。よせばいいのに、たまたま幸運に恵まれて、ちょっと儲けが出ると「自分だけは特別だ」などと、とかく自信過剰になりがちです。

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