ICカード乗車券は本当にもったいないと思うと森永卓郎氏語る

NEWSポストセブン / 2012年1月5日 16時0分

経済評論家の森永卓郎氏は来る平成不況、ハイパーデフレに備え、「ハイパー節約」に励んでいる。森永氏がサラリーマンに節約を推奨する。ここでは、電車に乗るにあたって便利な「ICカード」についてだ。

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普段の移動では主にJRや地下鉄などを利用するが、多くの人々がSuicaなどのICカード乗車券で改札を通っているのを見ると、本当にもったいないと思う。関東圏のICカード乗車券の場合、自動チャージの利用でクレジットカードのポイントが貯まるぐらいで、ほとんど特典がないのだ。

これが回数券であれば、JRの場合、10枚分の料金で11枚のキップが購入できる。東京メトロも10枚分の料金で11枚買えるのは同じだが、平日の10 時~16時と、土・日・祝日、年末年始の終日に利用日が限定される「時差回数乗車券」なら12枚、さらに土・日・祝日と年末年始だけ使える「土・休日割引回数乗車券」なら14枚も買える。

このような回数券は東急や東武、西武、阪急など主な私鉄で扱っており、土日に漫然とICカード乗車券を利用していると、実は大損するのである。

乗車券や定期券購入にも裏技がある。郊外から都市部に通勤していて、JRと私鉄で競合している区間を利用している場合、全区間の定期を購入するのではなく、区間を分割して購入すると料金が安くなるケースがある。一手間かけることで、定期なら数千円も浮かすことができる。

面倒くさい話だと思うかもしれないが、節約というのは積み重ねだ。節約の姿勢を保つことで、いつのまにか他の無駄も排除され、細かく浮かしたお金が積もり積もって大きなお金に成長するのだ。

※『サラリーマンのための安心税金読本』(小学館)より



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