平成14年メモリーズ ベッカムフィーバーと拉致被害者帰国

NEWSポストセブン / 2018年11月19日 16時0分

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日韓W杯でベッカムに女性はメロメロ(アフロ)

 最後の瞬間を迎えようとしている平成の時代には、様々な出来事があった。平成14年(2002年)の世の中を振り返る。

 アジア初、日本と韓国の2か国共催としても史上初となるサッカーのワールドカップが開催。日韓それぞれ10都市の会場で熱戦が繰り広げられ、観客動員数は64試合で約270万人。日本もベスト16入りと健闘。女性たちは甘いマスクのベッカム様(デビッド・ベッカム)にもうメロメロ。男性にはベッカムヘアも流行した。

 日朝関係も歴史的な節目を迎えた。小泉純一郎首相が日本の首相として初の北朝鮮訪問。日朝首脳会談が行われた。北朝鮮側は拉致を正式に認め、謝罪。10月15日、蓮池薫さん、曽我ひとみさんら拉致被害者5人が24年ぶりに帰国。だがその後、日本政府が認定する17人の拉致被害者の再調査の約束は膠着状態に陥っている。

 福岡・久留米看護師連続保険金殺人事件の容疑者4人が逮捕。主犯格の吉田純子(2016年死刑執行)は看護師仲間と共謀し、仲間の夫2人を殺害。保険金6700万円を詐取。事件は書籍化され、大竹しのぶ主演のドラマ『黒い看護婦』(フジテレビ系)の題材にも。

 明るい話題ではノーベル賞で日本人2人がダブル受賞の快挙。物理学賞に東京大学名誉教授の小柴昌俊さん、化学賞に島津製作所ライフサイエンス研究所主任の田中耕一さんが決定。田中さんは江崎玲於奈博士以来2人目となる民間企業からの受賞となった。

 芸能界では中山美穂が作家の辻仁成と電撃結婚。宇多田ヒカルと映像作家・紀里谷和明との結婚も話題となった。ほかにも内田有紀と吉岡秀隆、小室哲哉とKEIKOと、この年の芸能界は結婚ラッシュ。

 ヒット商品ではお掃除ロボット『ルンバ』(アイロボット)の初代モデルが登場。ドラマでは熱血教師を仲間由紀恵が好演した『ごくせん』(日本テレビ系)や、泥沼愛憎劇の昼ドラ『真珠夫人』(フジテレビ系)が高視聴率。

 流行語には「タマちゃん」「W杯」「ムネオハウス」など。

■平成14年の主な出来事
1月1日 ヨーロッパ12か国の単一通貨『ユーロ』現金流通開始
4月28日 福岡・久留米看護師連続保険金殺人事件の容疑者4人逮捕
5月31日 ワールドカップ日韓大会開幕
6月3日 中山美穂が辻仁成と結婚
6月19日 鈴木宗男衆議院議員があっせん収賄容疑で逮捕
8月5日 住民基本台帳ネットワーク開始
8月7日 多摩川で発見されたアゴヒゲアザラシ『タマちゃん』が人気沸騰
9月17日 小泉純一郎首相が北朝鮮訪問。金正日総書記が日本人拉致を認めて謝罪
9月17日 アイロボットよりお掃除ロボット『ルンバ』発売
10月9日 島津製作所の田中耕一さんが東京大学の小柴昌俊名誉教授に次いでノーベル賞受賞
10月15日 日本人拉致被害者5人が北朝鮮から帰国
11月21日 高円宮憲仁さまがご逝去

※女性セブン2018年11月29日・12月6日号

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