『下町ロケット』視る者の心を熱くする佃社長の言葉

NEWSポストセブン / 2018年11月19日 16時0分

写真

元宇宙開発研究者の佃航平

 作家・池井戸潤氏原作のドラマ『下町ロケット』(TBS系、日曜夜9時~)が、前評判通りの話題作となっている。物語は後半戦の「ヤタガラス編」に突入。元宇宙開発研究者の佃航平(阿部寛、54)が率いる町工場・佃製作所が新たな挑戦の舞台とするのは、「農業」──。佃の名台詞とともに、最新第6話までを振り返る。

●「いつの間にか、俺は足元ばっかり見て、これはできる、これはできないって勝手に線を引くようになっちまってた。俺はまだ、夢を見ていいんだ」(第1話・佃)

 日本有数の大企業、帝国重工の宇宙航空部部長・財前道生(吉川晃司、53)から、「社長交代によって、ロケット開発計画から撤退するかも知れない」と告げられた佃。「ロケット品質」を売りにしてきた佃製作所の社内には不穏な空気が流れる。

 そんなある日、佃製作所の経理部長・殿村直弘(立川談春、52)の父親が体調を崩した。米農家を営む殿村の実家を訪れた佃は、農業用トラクター向けトランスミッション(変速機)の開発に興味を抱く。

 佃は、かつて開発した人工心臓弁のお陰で元気にサッカーに励む子供たちの姿を目の当たりにして、迷いを吹っ切る。大口の取引先を失いそうななか「新たな挑戦」に踏み出す。

●「“逃げる”ですか。どうやら私の性格はロケットと同じでして、一旦発射した以上は、バカみたいに真っ直ぐ飛ぶことしかできない」(第2話・佃)

 トランスミッションの分野で急速に業績を上げるベンチャー企業・ギアゴーストが、ライバルのケーマシナリーから特許侵害で訴えられてしまう。全面協力を申し出る佃だが、同じ頃、帝国重工から求められた新しいバルブシステムの実験失敗を繰り返していた。ギアゴーストの社長、伊丹大(尾上菊之助、41)は「逃げるが勝ちという考えはないのか」と訊ねたが、佃にその気はなく、ギアゴーストの天才女性エンジニア・島津裕(イモトアヤコ、32)の示唆によってもたらされた新素材を用い、ついに新作バルブシステムの開発に成功した。

●「身の程知らずもいいところだ。大バカかも知れないよ。けどな、時代の先を行かなきゃ、いずれ時代に取り残される。世の中は変わるんだ。だから俺たちも変わらなきゃいけないんだ」(第2話・佃)

 伊丹が賠償費用15億円の金策に奔走するなか、佃は「うちが出せないか」と言い出す。止めに入る経理部長の殿村たちに対し、「力を貸してほしい」と頭を下げる佃。その熱意に、社内の気持ちは一つになっていく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング