元ドイツ証券副会長 日本株は今年上昇する可能性強いと指摘
NEWSポストセブン / 2012年1月13日 16時0分
依然先行き不透明な欧州危機や円高などによって、日本株は低迷を続けている。だが、元ドイツ証券副会長の武者陵司氏(武者リサーチ代表)は「日本株は今年、上昇する可能性が強い」として、こう予測する。
「最大の理由は、マーケットがかなり悲観に偏っているので、その修正が起きるということです。世界的にみても株価は著しく割安で、明らかに売られ過ぎ。特に日本株は是正される可能性が高いと見ています。
ポイントは、いつどのようなプロセスで悲観が是正されるか。最大の懸念材料は欧州発の世界恐慌への不安ですが、欧州主要国間ではユーロ崩壊を避けるためにはどんな犠牲も厭わないという姿勢が確認されており、各国の金融政策によって今年後半にも通貨危機からの脱却が展望できるのではないかと見ています。
円高も懸念材料ですが、仮に今後超円高が進んだ場合、いよいよ日銀が抜本的な金融政策の転換を迫られる局面も予想される。そうなれば金融や不動産株を中心にリバウンドが期待できます」
株式市場には「辰巳天井」という相場格言があり、辰年から巳年にかけて株価が天井圏を形成するといわれる。昇り龍の如き上昇も望めるというのだ。
ましてや2012年は、各国の大統領選挙やロンドン五輪をはじめとするスポーツなどのイベントが目白押しである。
※週刊ポスト2012年1月27日号
【関連ニュース】
トピックスRSS
ランキング
-
140代からの「更年期障害」の乗り越え方 天野惠子(医師)/堀江重郎(順天堂大学医学部教授)
ZUU online / 2019年2月22日 20時30分
-
2ルノーの日産「西川社長」の見方が変わった理由 スナール会長は日産との関係を改善したい
東洋経済オンライン / 2019年2月23日 7時10分
-
3エアジョーダン、購入ボタン出ずに「完売」 ナイキジャパン「予想を超える需要があった」
J-CASTニュース / 2019年2月22日 17時17分
-
4モノレールと新交通システム、なぜ大きく広がらない? その特徴とジレンマ
乗りものニュース / 2019年2月20日 16時10分
-
5八戸に春を呼ぶ「八戸えんぶり」開幕
@Press / 2019年2月15日 12時0分