注意すべき風邪薬、胃腸薬は? 医者がのまない市販薬リスト

NEWSポストセブン / 2019年3月10日 16時0分

医師がのまない処方薬一覧

 病気やつらい症状を治してくれる「薬」でも、効き目が強いがゆえに、服用の量や仕方を間違えたり、個人の体質と合わなかったりすることで、逆に体調を悪化させる「毒」になることもある。そして、中には医師が「のまないほうがいい」と助言する薬もあるのだ。そこで、医師が「のまない」と言う市販薬を紹介しよう。

◆医者がのまない市販薬
※商品名は2018年度の市販薬売り上げランキング(True Dataが作成)より上位2つを抽出。

【風邪】
・製品名など(商品の一例)
→総合感冒薬(パブロンゴールドA、新小児ジキニンシロップ)

・効能
→風邪の主な症状である熱や鼻水、咳などにまんべんなく作用する。

・のまない、使わない理由
→「複数の成分を配合しているため副作用が気になる」(新潟大学名誉教授の岡田正彦医師)
「いろいろな成分が入っているため他の薬との併用も難しい」(『KISHI CLINICA FEMINA』院長の岸郁子さん)
「特に『PL配合顆粒』はわずかだが視力低下などの重篤な副作用がある」(都内の内科医)

【胃痛】
・製品名など(商品の一例)
→H2ブロッカー胃腸薬(ガスター10、ガスター10〈散〉)

・効能
→胃もたれや胃痛など不快感の緩和。

・のまない、使わない理由
→「含まれるH2ブロッカーによって消化力が落ちたり、胃の殺菌力が弱まったりするため」(『クリニック徳』院長の高橋徳さん)

【便秘】
・製品名など(商品の一例)
→刺激性便秘薬(コーラックII、ビューラックA)

・効能
→大腸を刺激して腸のぜん動運動を活性化させ、排便を促す。

・のまない、使わない理由
→「即効性があるがゆえ、依存性も強い。使い続けると薬に頼らなければ排便できなくなる」(東邦大学医療センター大橋病院・婦人科の高橋怜奈医師)

【頭痛・生理痛】
・製品名など(商品の一例)
→ロキソプロフェンナトリウム錠(ロキソニンS、ロキソニンSプラス)

・効能
→頭痛や生理痛、筋肉痛などあらゆる痛みを鎮静する。

・のまない、使わない理由
→「胃を荒らさない工夫がされているというが、心配は残る」(岡田さん)
「胃腸への負担が大きい」(健康増進クリニック院長の水上治さん)

【発熱】
・製品名など(商品の一例)
→冷却ジェルシート

・効能
→ジェルに含まれた水分の蒸発により、体温を下げる。

・のまない、使わない理由
→「貼ると気持ちがいいが、解熱効果は氷と変わらない」(高橋怜奈さん)

【のどの炎症】
・製品名など(商品の一例)
→ポビドンヨード配合のうがい薬

・効能
→口内の消毒・殺菌・抗菌効果。

・のまない、使わない理由
→「すでにのどの痛みがある時に使うと、炎症が悪化する可能性がある」(高橋怜奈さん)

※女性セブン2019年3月21日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング