AKB48前田卒業 秋元康コメントから学ぶ上司愛の3点セット

NEWSポストセブン / 2012年3月28日 16時0分

 大人力コラムニスト・石原壮一郎氏の「ニュースから学ぶ大人力」。今回は日本中に?衝撃が走ったAKB48の前田敦子の卒業を素材に、「転職・独立で旅立っていく同僚の大人の送り方」を学びます。微妙な気持ちをグッとこらえて、大人の余裕をどう見せられるか。

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 べつにAKB48のファン以外にとっては「それがどうした」という話題のはずなんですけど、なんだか日本中が大騒ぎになっています。絶対的エースとしてグループを引っ張ってきた前田敦子が、3 月25日のコンサートの最中に、いきなり「私、前田敦子はAKB48を卒業します!」を宣言しました。とはいえ、芸能界から引退するわけではないようだし、卒業の時期もまだ決まっていないとか。

 会社生活でも、転職なり独立なりで、エース的な先輩やライバル的な同僚がいなくなるケースはよくあります。そんなときに大人としては、どう言って送り出すべきか。前田敦子の卒業に対する周囲のコメントから、そのコツを学ばせてもらいましょう。

 後輩たちが「これからも応援します」「今までお疲れさま」などと言っている中、ひと味違ったのが大島優子がブログに記したコメント。「私たちの行く道を照らしてください。そして背中を押してください。卒業していくメンバーの行く道も……」と、照らしたり押したりいろんな役割を期待しています。自他ともに認めるライバルでしかも自分が年上という立場だと、相手を大きな存在として扱うことが何よりのエールなのかも。

 みなさんも、年下のライバルが会社を去る場面では、「これからも○○君に我々の行く道を照らしてもらって、○○君の活躍に背中を押されながら頑張るよ」ぐらいの言い方で送り出しましょう。大人としての懐の深さやライバルへの友情を表現できそうです。

 上司の立場で送り出す場合はどうか。卒業宣言があった日の深夜、秋元康総合プロデューサーは「Google+」でコメントを発表。その中で「(自分の成長のために)敢えて厳しい世界に飛び込もうと思ったのでしょう」と決意を評価しつつ、「もう前田の好きにさせてあげたいと思いました」と解放を宣言し、さらに「みんなで前田の卒業を祝ってあげませんか。よく頑張ったね。お疲れ様」と親身にねぎらっています。

 この「決意の評価」「解放の宣言」「親身のねぎらい」の3点セットを盛り込めば、上司としての愛にあふれた送り出し方ができるはず。ま、前田敦子の場合は、秋元康総合プロデューサーから旅立つわけではないんですけど、そこは気にしなくてもかまいません。

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