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小室圭さん実家"警護費月500万"現場訪問

プレジデントオンライン / 2018年4月21日 11時15分

週刊現代3.3号には小室さんの母親の元交際相手A氏の告白記事が掲載された。

結婚を2年後に延期した眞子さまと小室圭さん。結婚延期は、小室さん母子の「借金トラブル」の報道が影響しているとみられている。皇室ウォッチャーの辛酸なめ子さんは、おふたりの行く末を案じる余り、小室さんの実家周辺に足を運んだ。そこで発見し、決心したこととは――。

■小室さん母子宅の地元商店街の祝賀ムードは消えていた

今年2月、宮内庁は秋篠宮家の長女・眞子さまと国際基督教大学の同級生・小室圭さん(法律事務所勤務)の結婚を2020年に延期すると発表しました。延期の理由について、眞子さまは「お気持ち」とする文書で「(結婚の)充分な準備を行う時間的余裕がない」とつづっています。しかし、それまでに一部女性誌は、小室さんの母親・佳代さんと元婚約者のA氏とのあいだに400万円超の「借金トラブル」があると報じており、それが延期の原因ではないかとも言われています。

あれから、約3カ月。小室さんは今何を思い、これからどうなっていくのか。

若いおふたりの行く末を案じながら、小室さんの家があるといわれる東急東横線の大倉山駅(横浜市港北区)の周辺を歩いてみました。駅改札を出ると、線路下にはスーパーの「東急ストア」がありました。小室さんの実家と反対側の方向には、白い瀟洒な建物で統一された商店街があり、街全体にブランド感が漂っています。小室さんのマンションに向けて歩いていくと、唐揚げ屋に花屋、トンカツの店、自然食品店、ツタヤ……何でもそろう便利な街です。

婚約内定会見のあった去年9月の時点では祝賀ムードに包まれていて、地元でとれた梅を使った梅酒で1000人以上が乾杯したそうですが、もはやそのようなムードの残留思念もありませんでした。むしろ、私が友人と小室さんのうわさ話をしていたら、通りすがりの女性に軽くにらまれたほどでした。

▼肥沃な大地で母子の夢や希望が育まれたのでしょうか

商店街から街道沿いに入ってからもしばらく歩きます。「大倉山」という地名だけあって高低差があり、脇道の住宅は階段を上っていくような造りになっていました。足腰が疲れた住民をいたわるためか、巨大な3階建てのマッサージショップがありました。「全身もみほぐし60分2960円」と看板に書かれていて、結構安いです。もしかしたらこちらで小室さんのお母さんももみほぐされたことがあったかもしれません。マスコミに追われて疲れた体を……。

20分ほど歩いたでしょうか。さらに一本入った道をまっすぐ歩いていたら、さらに小さい山が。まばらな雑木林が茂っています。山に囲まれて、都心に比べると自然豊かなロケーション。この肥沃な大地で、母子の夢や希望が育まれていったのでしょう。

■小室圭さん宅のSPの警備費が「毎月500万円以上」

のどかな道を歩いていたら、少し緊張感が漂う空間に遭遇しました。

見れば、ニュースで見たことのある緑色の建物。小室さん母子が住むマンションです。その隣にはポリスボックスがあり、若い警官が立って見張っています。立ち止まれる空気ではなく、友人と会話しながらさり気なく通り過ぎました。チラッと見えたのは、外廊下と、暗いエントランス。警官は私たちが通ったあと、何か記録するためかポリスボックスに入って背を向けていました。

低層で住みやすそうなマンションでしたが、あたりに漂う重苦しい空気は、多くの国民の念が向けられているせいでしょうか。私は、警官の視線を受けて、緊張で体を少しこわばらせながら通り過ぎたマンションですが、ここで小室さん母子と、元婚約者Aさんが知り合ったことを思うと、まさに歴史的な建造物といってもいいと思います。

イラスト=辛酸なめ子
▼実家には「象が寝られるほど巨大なベッド」がある

「週刊現代」(3月3日号)によると、小室さんの実家には「象が寝られるほど巨大なベッド」があるとのことで、それが目の前にあるのだと思うと感慨深いです。あとから興奮と感動、そして疲労が押し寄せてきました。負の念に当たったのか、その後しばらく体調が悪くなりましたが……。

さらに「週刊現代」(4月21日号)によると、あのポリスボックスと、小室圭さんへのSPの警備費で、毎月500万円以上がかかっているそうです。婚約延期という中途半端な状況ながら、小室さんがどこか大物感を漂わせているのは、特別扱いで自信がついたからでしょうか。地元のお年寄りに挨拶され、皇族のように笑顔で会釈した、という報道もありました。厳しい状況の中、支持者には優しい小室さんです。

■母子一体で連携し、ブランディングし欲しいものを……

とはいえ、依然として小室さん母子の「借金トラブル」が解決した、という報道はありません。月々の警備費のほうが借金よりもはるかに高いので、あと2年間、警備が続くと思うと、わずかながらも税金を払っている身としてはもやもやさせられます。

週刊新潮4.26号は、小室家の警備費が2億円に達すると書いている。

なお「週刊新潮」(4月12日号)は、小室さんのお母さんは「貸与でなく贈与だ」と主張する一方、「『秋になれば結婚の一時金(約1億5000万円)が入って来るので、その中からお返しできる』などと考えていた」と報じています。

そもそも一時金は、皇族だった方の品位を保つための費用なので、小室家の借金を返すために使われるべきではない、という声が大きいです。さらに、婚約者Aさんからお金を引き出してきた小室さんのお母さんの品位を疑う声もあり、皇室と親戚になる家にふさわしいのか、という問題が浮上しています。このままご結婚されるとすると皇室全体への、国民の尊敬の気持ちが薄らいでしまいそうです。

ただし見方を変えれば、母子家庭における「息子思いの母と母思いの息子」の強い絆を感じます。息子は、母の夢をかなえ、ラクをさせてあげようという一心だったのでしょう。母子が一体となって連携し、ブランディングの上、着実に欲しいものを手に入れてきました。

しかし、あまりに多くのものを望みすぎたのでしょう。そして、ベクトルやスペックは違っても、同じくらいアグレッシブだった小室さん母と紀子さまは波長的に引き寄せ合ってしまったのかもしれません。

▼イメージ回復のため母子で慈善活動するといいのでは

今後、小室さん母子が国民の信用を取り戻すためにはどうすれば良いのでしょう。

一時金を受け取らないで、自力で家庭を営み、借金を返済していく、ということであれば少しは緩和されそうです。あとは、イメージ回復のため、母子で人命救助だったり慈善活動をしたりするのも効果的でしょう。「外交をやりたい」とか、ふわっとした夢を語っているという小室さんですが、当初の計画通り、国際弁護士の資格を得て、有言実行ぶりを見せつけてほしいです。

おふたりの結婚は、悪いことではないかもしれません。世の中には、「小室系男子」というべきか、見た目は整っていても、実は甲斐性がなかったり見かけ倒しだったりする夫・彼氏をもつ女性がたくさんいると思われます。そうした女性たちにとって、“最高峰のお嬢さま”が小室さんと結ばれれば、少し心が軽くなるのではないでしょうか。

皇族出身者の結婚相手でさえ完璧ではないのだから、私たちの夫や彼氏があまり働かなかったり、飲んだくれていたり、借金があったり、マザコンだったり、ネットに依存したり、家でゴロゴロしてデブってきたりしても「別にいいかも」「しかたないか」と思えるかもしれません。国民の伴侶選びの基準にも影響を及ぼすかもしれません。

いずれにせよ、私はこれからのふたりのラブストーリーの行く末を、中庸な心で見守りつつ、どのようになってもポジティブな未来がやってくることを信じたいです。大倉山ツアーを終えて、私はそう心に誓ったのでした。

*本コラムへのご意見や、取り上げてほしい身の回りの気になるヒト・モノ・コトがありましたら、下記URLにぜひお寄せください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdKgResspYB2rqe3TXr52qJfMq9RJtgGE-wx9UIH1L4s7Hk5A/viewform

(漫画家/コラムニスト 辛酸 なめ子 イラスト=辛酸なめ子)

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