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すぐできることを即実践すると人生変わる

プレジデントオンライン / 2018年11月28日 9時15分

ムダ遣いをしてしまう、行動がのろい、片づけられない……。そんな苦手を克服するにはどうすればいいのか。今回、9つのテーマに応じて、各界のプロにアドバイスをもとめた。第5回は「行動がのろい」について――。(第5回、全9回)

※本稿は、「プレジデント」(2018年7月16日号)の掲載記事を再編集したものです。

■「ぶっとんだ目標」を指針にする

1冊のノートを使えば、毎日たった3分の習慣で先延ばしをなくすことができます。私が推奨しているメソッド「行動イノベーションノート」の書き方を紹介しましょう。

まず「ぶっとんだ目標」をつくりましょう。基準は「実現可能かどうか」ではなく、「あなたが実現したいかどうか」。実現したシーンを思い浮かべるとワクワクする目標がよいでしょう。上司に指示された目標などはNG。他人から与えられた数値目標では、自分で主体的に立てた目標がないままです。

この目標をノートの1ページ目に書きましょう。北極星のように指針にすることで毎日の先延ばしを撃退できるようになります。

次は一日の始まりに書くデイリーページです。まずはノートの半ページに縦横均等になるよう線を2本引きます。次に1~5までの手順がありますが、たった3分で終わる習慣です。具体的な書き方やポイントは図を参照してください。

特に重要なポイントはSTEP5の「10秒アクションを書く」ことです。10秒アクションとは、毎日10秒、何か「自分の望む姿に近づくためのアクションをとる」ということです。

人間の脳は変化を嫌うという性質がある半面、ちょっとずつなら変化を受け入れられるという性質もあります。10秒という小さな行動であれば変化を嫌う脳でも対応できます。例えば、企画書づくりの1行目だけ書くなどもよいでしょう。これならできると思いませんか? うまくいかなかった場合は、たった10秒ですから、すぐに別の方法を試すこともできます。重要なことは、目標に向かう小さな一歩目をつくることなのです。

先述の「ぶっとんだ目標」と10秒アクションに何の関係があるのかと思うこともあるかもしれません。しかし、10秒アクションを実行することで気分をスッキリさせることができれば、「いい状態」が「いい結果」につながっていくのです。

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大平信孝(おおひら・のぶたか)
目標実現の専門家
アンカリング・イノベーション代表。独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。著書に『先延ばしは1冊のノートでなくなる』など。
 

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(目標実現の専門家 大平 信孝 構成=百瀬 崇 撮影=榊 智朗)

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