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相手に迷惑をかけないための「NO」とは

プレジデントオンライン / 2018年10月15日 9時15分

何が勝ち組と負け組を分けるのか。雑誌「プレジデント」(2017年3月6日号)の特集「『働き方』全課題60」では、「超一流の仕事術 全解明」として、より成果を上げるためのノウハウを各方面のエキスパートに取材。今回は、グローバリンク代表の大串亜由美氏が「断る・逃げるテクニック」について解説する――。

仕事を急に頼まれたけれど、引き受けるのは難しい――。そんなとき、断るにしても、引き受けるにしても、即答してはうまくいきません。

まずは相手の要求や依頼の内容、事情、優先順位をしっかり確認します。そのうえで断るしかない場合、次の5つのうちのどれかで「NO」を伝えます。

(1)条件を提示する。「今日中は無理でも来週中なら」など。
(2)代替案を提示する。「AではなくBならできます」。
(3)次の機会を明示する。「年度末は難しいですが、5月以降であれば調整できます」。
(4)他のリソースを紹介する。「こんな人を知っています」と責任をもってつなぐ。
(5)軽々しく「YES」を言うことで、相手に与えるデメリットを伝える。「○○をお引き受けすると、すでにご依頼いただいた××に影響が出て、ご迷惑をおかけするかもしれません」。

もし検討に時間がかかる場合には、いつまでに、どのような形で返事ができるのかも伝えましょう。待たせた挙げ句に「やっぱり無理です」と伝えるのは最悪。「言い訳」も不要です。相手に迷惑をかけないための「NO」だと堂々と伝えることです。そのかわり相手が納得できる理由を示しましょう。

心がけたいのは「次につながるNO」。どうすれば「Win―Win」となって、相手にメリットのある形になるのか。よく考えてみましょう。

▼あなたに迷惑をかけたくないとロジカルに伝える

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大串亜由美
グローバリンク代表
日本HP人事部に14年在籍。コンサルティング会社を経て、1998年に独立。16年連続年間250日以上の研修実績。『研修女王の最強3分スピーチ』など著書多数。

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(グローバリンク代表 大串 亜由美 構成=山川 徹)

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