華やかで美味しい"大人のクリスマス"レシピ

■特別感を出すならメインはローストビーフ

冬の足音が聞こえてくると、忘年会やクリスマスパーティーの案内が少しずつ届き始めます。すでに家族や友人とパーティーの計画を立てている方もいらっしゃるかもしれません。スペシャルメニューでお祝いしましょう。

▼Menu
・ローストビーフ
・紫キャベツとアプリコットのブルーチーズソース
・かぶのスープ
・えびとブロッコリーのフリッタータ

クリスマスといえばローストチキンが定番ですが、特別感を出すならメインはローストビーフがいいですね。鍋を使って弱火でじっくりと火を通すと、肉がやわらかくジューシーになります。一緒に野菜の味もぜひ楽しんで。野菜は肉の下に敷いて焼くと、肉の旨味をぎゅっと吸い、ソースをかける必要がないほどにおいしく仕上がります。

紫キャベツを使ったサラダは、私が経営していた店で出していた人気メニュー。甘いアプリコットとくるみの食感がアクセントになって、ワインやパンによく合います。

冬は温かいメニューがあると喜ばれるので、旬のかぶを使ったスープはいかがですか？　パセリを使ったサルサヴェルデというグリーンのソースやピンクペッパーでトッピングすれば、色合いがクリスマスらしい一皿になると思います。

もう一品は、イタリア風の具材入りオムレツ。通常はフライパンで丸く焼くのですが、マフィン型を使うと切り分ける必要がありません。熱々のまま型ごとテーブルに出すと見た目もかわいく、パーティーにおすすめです。みなさん、楽しいクリスマスを！

ローストビーフ・紫キャベツとアプリコットのブルーチーズソース

かぶのスープ・えびとブロッコリーのフリッタータ

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小堀 紀代美 料理家
東京・富ヶ谷のカフェのような、食堂のような「LIKE LIKE KITCHEN」の料理人兼オーナーを経て、現在は同名の料理教室を主宰。スパイスやハーブを使った料理が得意で、料理家として雑誌、書籍、広告でも活躍の場を広げている。料理教室の人気メニューをまとめたレシピ本『予約のとれない料理教室 ライクライクキッチン「おいしい！」の作り方』（主婦の友社）が発売中。

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（料理家 小堀 紀代美 構成＝福田 彩　撮影＝神林 環）