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スマホゲーム業界"課金売上"が続伸のワケ

プレジデントオンライン / 2019年6月8日 11時15分

■成長するスマホゲーム市場、次のヒット作は

矢野経済研究所は2019年3月26日、スマホゲーム国内市場についての調査結果を発表した。2017年度の国内市場規模(メーカー売上金額べース)は前年度比8.9%増の1兆290億円で、初めて1兆円を超えた。14年度から3年連続で市場規模は拡大し続けている。

市場が拡大した要因について同社は「有力なタイトルの人気が長期にわたって持続していることに加え、有力国内ゲームメーカーの継続した新規タイトルの投入や海外ゲームメーカーの本格的な参入がある」と説明する。

その一方で、市場は急速に成熟し始めており、新作タイトルをこれまで以上に開発期間とコストをかけて作っても、十分な人気を得られないケースが増えており、ヒット作を生む難易度は高まっている。

同社は今回、市場の将来展望も発表した。18年度の国内市場規模は前年度比3.0%増の1兆600億円、19年度は同3.7%増の1兆1000億円と予測している。

16年から本格的な参入を果たした家庭用ゲーム大手の任天堂による積極的な有力タイトルの展開や、中国や韓国などの海外メーカーによるクオリティの高いタイトルの継続した投入が期待され、18年度も安定的に成長するとみている。

(吉田 洋平 図版作成=大橋昭一)

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