金運寺の住職が説く「ビンボー財布」にある3つの欠点
プレジデントオンライン / 2020年2月29日 11時15分
※本稿は今井長秀『日本一の開運寺住職が教える金運財布の作り方』(KADOKAWA)を再編集したものです。
■財布1つで金運・財運が爆発的にアップする
人生を逆転させて、豊かな未来を引き寄せようと思ったら、「金運財布」を作ることをオススメします。
金運増大のご利益が絶大な長福寿寺には、多くの人が全国からお参りに来られます。
「年収1500万円になり、仕事が楽しいです!」
「年収が4倍にアップ!」
「月収とボーナスが過去最高額になった!」
こうしたうれしいご報告をしてくださる人もいれば、「家族を旅行に連れて行きたい」「念願のマイホームを手に入れる資金が欲しい」と、切実に金運アップを願う人もいらっしゃいます。
実は「お金さま」に好かれているかどうかは、持っている財布を見ればひと目でわかります。
財布は、お金さまが宿り、お住まいになる、いわば“家”のようなもの。心地よく過ごしていただき、「友だちをたくさん連れて戻ってきたい!」と思っていただく場所にしなければなりません。
世の中には、「金運がアップする財布」に関する情報がたくさん出回っています。
しかし、それらのほとんどが「素材はコレ」「この色がいい!」などのハウツーを伝えるだけ。もちろん、縁起のいい財布を作るための一定の法則は存在します。しかし、それだけでは金運アップに限界があるのです。
仏教では、お金さまに大好きになってもらうよう祈りを深めれば、金運は10倍、100倍にも増大すると教えています。
■「吉ゾウくん」が金運アップを強力にサポート
私が住職を務める長福寿寺は、1200年ほど前に桓武天皇の勅願により創建されたお寺です。
![今井長秀『日本一の開運寺住職が教える金運財布の作り方』(KADOKAWA)](https://president.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/200/img_03966db60efbbb6cfd33c1aa2ae182da736314.jpg)
つまり長福寿寺は、京都の清水寺、奈良の薬師寺や東大寺、長野の善光寺など、わずか50ほどの「勅願寺(天皇の発願によって建てられた寺)」の1つなのです。
「そんなに由緒あるお寺が、なぜ金運アップを説くのか?」
そう驚く方も少なくありません。しかし、本来の仏さまの教えは、生きている人間を幸せにするためのもの。みんなが楽しくイキイキと生きるために、お金は欠かすことができません。
「金運を高めてお金を稼ぐこと」は、つまり、楽しく生きることです。まさに、仏さまの教えどおりなのです。そんな仏さまの教えを伝え、願いを叶えてくださるのが、長福寿寺でお祀りしている「吉ゾウくん」です。
「吉ゾウくん」のルーツは室町時代にまでさかのぼります。
当時、長福寿寺の17代目住職、豪仙学頭が、人々の幸せを願って一心に祈祷していると、炎の中に1頭の白い象が舞い降りてきました。
仏教では、白い象は「仏さまの分身」であり、悟りを開いた人に降臨するとされています。白い象は「私の足をさすれば、必ず幸せになる、豊かになる。そのことを多くの人に伝えよ」と豪仙学頭に告げます。そこで豪仙学頭は、人々の願いを叶える「吉象」を世に知らしめ、多くの人を幸せに導きました。
その後、幾多の戦乱によって、吉象の存在はいつしか忘れ去られてしまいます。しかし、多くの人たちから、吉象を復活させてほしいと根強い要望があり、ついに2011年に「吉ゾウくん」と名づけて、お祀りすることになったのです。
■財布は単なる「お金をしまう場所」ではない
吉ゾウくんは、いわば仏さまの分身です。仏さまの代わりに、幸せになるための教えを説き、人々を導いています。また、吉ゾウくんは金運アップに絶大なパワーを持っているため、仏さまの教えの中でも、特に金運を担当しているともいえます。そのため長福寿寺は、近年では「日本一宝くじが当たる寺」として、全国に知られるようになりました。
吉ゾウくんは、財布のことを「祈りの心を深め、金運をアップする切り札」の1つだと教えています。財布は、単なる「お金をしまう場所」ではないのです。毎日持ち歩き、1日のうち何度も手に取る機会がある財布。目にするたびに、金運爆上げを祈るチャンスがあるのです。
財布を整えて、お金さまを大切にする。さらに、財布を見るたびに祈りの心を深めていくと、その気持ちは仏さまの分身である吉ゾウくんに直接届きます。すると吉ゾウくんが、金運アップを強力にサポートしてくれるのです。
■「パンパン」「ボロボロ」「ゴチャゴチャ」をやめる
どんな財布を使うとお金が貯まるのか。まず最も重要なポイントが、金運を遠ざけてしまう三大ビンボー財布「パンパン」「ボロボロ」「ゴチャゴチャ」をやめることです。
金運に恵まれている人の財布は、一言でいうと清々しいもの。パンパンでボロボロ、ゴチャゴチャしている財布は、とても清々しいとはいえないでしょう。では、この三大ビンボー財布をどのように解消するのか。1つひとつ、順に説明していきましょう。
三大ビンボー財布の1つ目が、パンパン財布です。
「パンパン」とは、お札がたっぷりと入って膨らんだ財布……のことではありません。何週間も入れっぱなしのレシート、スーパーやドラッグストアのポイントカード、買い物メモやいつ使うかもわからない割引チケットなど、お札とクレジットカード以外のもので、パンパンになっている財布のことです。
行く先々でポイントカードを作り、「今日は“ポイント5倍デー”だから、あのスーパーに行こう!」と、生活のすべてがポイント中心になっていませんか? こうした人は、ポイントに振り回されていないか要注意です。なぜなら、「自分の意思」で買い物しているとはいえない状態だからです。ポイントカードは、常に行く店のものだけに絞り込んで、あとは処分してしまうことをオススメします。
■入れていいのはお金とクレジットカードだけ
また現実問題として、財布がパンパンだと「今、いくら財布に入っているか」「今月はいくら使って、あといくら使えるお金があるのか」がわかりにくいでしょう。「なんとなく使っているうちになくなってしまい、今月も足りない」という状況に陥りがちです。また、ガラクタでいっぱいの財布が、「お金さま」にとって居心地がいいはずはありません。
基本的に、財布の中に入れていいのは、お金とクレジットカードだけです。ポイントカードなどは、必要に応じてカードケースに入れて別に持ち歩くといいでしょう。近年では、ポイントカードをアプリケーション化している店も少なくありません。スマートフォンに導入しておけば、カードケースを用意しなくても済むかもしれません。
また、レシートも、知らず知らずのうちにたまりがちです。買い物したその場で財布に入れるのはかまいませんが、レシートは定期的に取り出す習慣を身につけましょう。3日以内、できればその日のうちに財布から出すようにしてください。
■お金は人の役に立つポジティブなエネルギー
三大ビンボー財布の2つ目が、ボロボロ財布です。
「気に入ったモノを長く使う」のは、エコロジーの観点ではすばらしいことです。しかし、残念ながら財布に関しては、この習慣はオススメできません。なぜなら、お金さまは世の中をぐるぐる巡って、人の役に立つポジティブなエネルギーだからです。
お金は川の水が流れるように、循環することが望ましいといえます。それなのに、5年も10年もボロボロになるまで使い続けていると、財布は川の中に停滞している石ころのように、お金さまの流れを滞らせてしまうのです。
また、財布には持ち主の感情が宿ります。同じ財布を使い続けることは、あなたが「どうせ私の金運なんてこんなもの」「このままでいい」と、無意識のうちに考えていることを表します。その場合、金運は、その財布を買った当時からあまり変化しないはずです。
財布は祈りの心を深めて、あなたの金運パワーを爆上げする大切なものです。あなたは、縫い目がほつれて革がボロボロになった財布を「ありがたい」と思って祈ることができるでしょうか?
これまでの金運を一新するためにも、一定の期間が経過した財布は、思いきって買い替えましょう。
■財布と向き合うことは「お金さま」と向き合うこと
三大ビンボー財布の3つ目が、ゴチャゴチャ財布です。財布は単に、お金さまをしまう場所ではありません。あなたのお金に対する意識そのものが、財布の状態として現れます。
だからこそ、財布を見ただけで、その人の今の経済状態が手に取るようにわかってしまうのです。
あなたは財布に、ベタベタとキャラクターのシールを貼っていませんか? ゴチャゴチャとキーホルダーをつけていませんか? ジャラジャラとチェーンをつけていませんか? お金の悩みを抱える人は、自分が持っているお金の不安を直視することを避けてしまいがちです。
そして、自分の問題を見なくても済むよう、財布をもとの状態がわからないほどに飾り立ててしまうのです。
お金さまに対して、金運アップを本気でお願いしたいのであれば、まずは財布をスッキリとシンプルなものに取り替えましょう。自分の財布としっかり向き合うことは、お金さまときちんと向き合うことです。
クリーンな財布を手にし、今の自分の状態を見つめましょう。そうすれば、金運アップの決意がしっかりと固まるはずです。
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長福寿寺第56世住職
1968年、千葉県生まれ。大正大学仏教学研究科修士・博士課程で仏教を学ぶ。理念は「ご縁ある皆さまを明るく元氣にする《仏教のテーマパーク》を築くこと」。著書に『日本一の開運寺住職が教える金運財布の作り方』(KADOKAWA)などがある。
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(長福寿寺第56世住職 今井 長秀)
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