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大切なプレゼンで「数字を上手に魅せる」資料づくりの最重要ポイント3つ

プレジデントオンライン / 2020年4月30日 11時15分

伝える内容は同じでも、グラフの使い方、表現のしかた次第で、効果は天と地ほども違います。第一線で活躍する株式調査アナリストに、説得力があって、わかりやすいグラフづくりのテクニックを聞きました。

■グラフは1度つくったら終わりではない

株式調査アナリストとして、日々さまざまな場面でプレゼンを行う佐藤有さん。いろいろな資料をあれもこれも見せたくなるが、まず伝えたいことを整理してサマリーをつくってからグラフづくりにとりかかる。

「グラフを何種類もつくってみて、どれが一番伝えたい内容に合っているか、どうすると見やすくなるかを考え、何度も試行錯誤しながら手を動かして大きさや軸の設定を変えたり、色を工夫したりします」

説明したい内容を一覧できるように、グラフを1ページに1点ずつ載せて説明するのではなく、1つのグラフに情報を追加できる場合には、なるべく1つにまとめるように工夫することも。「つくった資料で実際にプレゼンをしている最中に『あ、こうすればもっとわかりやすかったな』と気づくこともあります」。

相手から「こうなったのはなぜですか」と質問されたら、次に別の場で同じ資料を使う際には、指摘された要素を改善してグラフをバージョンアップするなど、「グラフは1度つくったら終わりではありません」と佐藤さん。今回教わったテクニックを参考に、説得力のあるグラフをつくってみてほしい。

違う視点で見る
1つのグラフにたくさんの情報を入れる
因果関係を示す
内訳の内訳を示す
知っておくと便利なテクニック4

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佐藤 有(さとう・ゆう)
SMBC日興証券 株式調査部 シニアアナリスト
2009年にドイツ証券入社。ITソフト・エンターテインメントなどのアナリスト業務に従事。13年にSMBC日興証券へ転職し、通信セクターを担当後、17年より紙パルプ・ガラス・土石製品、トイレタリー・化粧品セクターを担当している。11年にCMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)資格を取得。

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(SMBC日興証券 株式調査部 シニアアナリスト 佐藤 有 文=奥田由意 撮影=工藤朋子)

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