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「テレワークで運動不足」の人に勧めたい超速効ストレッチ

プレジデントオンライン / 2020年4月22日 15時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/PraewBlackWhile

在宅勤務中は身体を動かす機会が少ない。だが、外に出るわけにもいかない。手軽に身体をほぐせる方法はないのか。柔軟美トレーナーとして柔軟クラスを開催している村山巧氏が、デスクワーク中に「座ったままで」できるストレッチを紹介する——。

※本稿は、村山巧『カラダを柔らかくしてあらゆる悩みを解決! 超速効ストレッチ』(マガジンハウス)の一部を再編集したものです。

■最短最速で柔軟性を上げるストレッチ

「トップギアストレッチ」は、最短最速で柔軟性を向上させることにこだわり生まれたものです。私が新体操やチアリーディングなど、高度な柔軟性を要求される方々にストレッチ指導を続けるなかで進化させた「筋膜アプローチ」と「脳科学アプローチ」という2つのメソッドを使ったストレッチ手法です。

その秘密は従来のストレッチ本が見落としてきた、「物理的なブレーキ」と「心理的なブレーキ」の2つにフォーカスした点にあります。それぞれのブレーキを筋膜アプローチと脳科学アプローチによって弱め、または無効化することで、ごく短時間で驚きの成果を出すというものです。新体操の大会前に柔軟指導を行い、目覚ましい結果を残すことができたというケースも多々あります。

車にたとえると、ブレーキを踏まずにギアをトップに入れて、限界までスピードを出してストレッチをすることで、最速で効果を出すというイメージのため、私は「トップギアストレッチ」と呼んでいます。

■「物理的なブレーキ」と「心理的なブレーキ」を外す

このストレッチであれば、カラダの本来の動きを取り戻すことができるため、柔軟性はもちろん、さまざまな部位のこりや痛みを取り除くことができるというわけです。

村山巧『カラダを柔らかくしてあらゆる悩みを解決! 超速効ストレッチ』(マガジンハウス)
村山巧『カラダを柔らかくしてあらゆる悩みを解決! 超速効ストレッチ』(マガジンハウス)

「筋膜」や「脳科学」という言葉を聞くと、難しい印象を持たれるかもしれませんが、実際の動きはとても単純でどなたでも無理なく取り組んでいただけるはずです。それでは、その具体的な内容を簡単にご説明していきましょう。

「筋膜アプローチ」は、物理的なブレーキを無効にする方法です。筋膜の歪みを正常に戻すことで筋肉や関節を正しく動けるようにする「筋膜リリース」に基づいたエクササイズをします。

「脳科学アプローチ」は、心理的なブレーキを無効にする方法です。「カラダの硬い私」という無意識のブレーキを外すために、リハビリの世界で発達した筋コンディショニング手法「PNFストレッチ」に基づいて行います。

■「イスに座ったまま」でもストレッチができる

長時間のデスクワークは、ある意味でとても危険な仕事です。ずっとパソコンをにらんでいると自然に肩が前に出て胸が閉じ、背中を丸めてしまうのですから。この姿勢のままでいつづけることが、肩こりや腰痛など体調不良の原因になってしまいます。

オフィスでも、スキマ時間を上手に使って積極的にストレッチに取り組みましょう。とはいっても職場にマットを敷くわけにはいきません。

ここではイスに座ったまま手軽にできるストレッチを紹介します。首まわりと体側に心地よい伸びを感じてください。首まわりをほぐすことで肩こりが予防でき、体側を伸ばし体幹部に柔軟性を宿せば、腰痛も防げます。

■今すぐできる、座ったままのストレッチ

スキマ時間にできるストレッチ①
スキマ時間にできるストレッチ②
筋膜アプローチ

■体の側面をほぐしてリフレッシュ

スキマ時間にできる厳選ストレッチ
体側を伸ばしてリフレッシュしよう

■肩のストレッチだけでは不十分

肩こりに悩まされている人が、年々増え続けています。これは、パソコンやスマートフォンの普及と無関係ではないでしょう。オフィスでのデスクワークをはじめ、長い時間同じ姿勢でいると肩まわりの筋肉がこり固まってしまうのです。そのまま何もしないでいると、肩こりがさらに悪化する可能性が高いですから、ストレッチでカラダをしっかりと伸ばしてほぐしていきましょう。

「こりが生じているのは肩。だから肩のストレッチをしなければならない」そう考える人が多いようです。間違ってはいませんが、それだけでは十分とは言えません。上半身の柔軟性を求めて、わきの下部分もケアしていきます。

■今すぐできる、肩こり改善ストレッチ

肩こり改善ストレッチ①
肩こり改善ストレッチ②
筋膜アプローチ

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村山 巧(むらやま・たくみ)
柔軟美トレーナー
1984年生まれ。前屈しても手が床に届かない超合金のような状況から、27歳の時に趣味で始めたアイススケートをきっかけに柔軟な体を手に入れようと決意。ヨガや解剖学を含め、国内外の様々な書物・セミナーに触れ、自分自身の体を通じて柔軟性の研究を重ね、驚異の柔らかさを手に入れる。2016年に柔軟美トレーナーとして活動を開始し、銀座や渋谷のスタジオを拠点に少人数のセミパーソナル指導による柔軟クラスを全国で開催。プロフィギュアスケーターやチアダンサーの指導経験も持つ。これまで指導してきた人の数は延べ2万人。短時間で劇的な変化を導き出すことで参加者から絶大な支持を集め、高いリピート率を誇っている。国内はもとより海外からのオファーが絶えない。 著書に『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』(かんき出版)がある。

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(柔軟美トレーナー 村山 巧)

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