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億単位で稼ぐインフルエンサーが続けている「稼ぐための3つの習慣」

プレジデントオンライン / 2020年7月2日 11時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Nattakorn Maneerat

成功するインフルエンサーたちはとにかくコツコツを情報発信を続けている。なぜそんなことができるのか。27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、立ち上げた会社を売上目標3億円の規模まで育てたやまもとりゅうけん氏は、「意志の弱さをカバーするルーティンを作ればいい。ポイントは3つある」という――。

※本稿は、やまもとりゅうけん『「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略』(KADOKAWA)を再編集したものです。

■何かを継続させるための下準備

人間の意志は弱いものです。いつもどこかで欲に負けます。

もちろん私もそうです。だから「強い意志を持て」なんて言えません。それは無理だからです。

人間は意志次第でどうにでも変われますが、その意志をコントロールするのは難しい。ならばまずは、「自分の意志が弱い」ことを自覚するところから始めましょう。

そもそも、何かを継続するために必要なのは「意志力」ではありません。「仕組み」です。

なぜ、会社に通っていつもの仕事をすることは何年も継続できるのに、ふと何か新しいことを始めようと思ってもそれが続かないのか。それは、「意志の弱さをカバーする仕組み」をつくっていないからです。

「仕組み」とは、いわゆる「ルーティン」のことです。

朝起きて、電車に乗って、朝礼を行い、決まった時間に昼ごはんを食べ、日報を書き、電車に乗って帰る。業務の中でもやるべきことが事細かにマニュアル化されている。会社員生活はルーティンの嵐です。意志の弱さなど関係なく、パフォーマンスを最大限発揮できるような仕組みが、会社にはちりばめられているわけです。

この仕組みを「自分のため」に応用してみましょう。ルーティンを自分でつくるのです。

ルーティンをつくる上でのポイントは3つ。「朝、起きる時間を固定化する」「仕事を1時間単位で区切る」「人と会う」です。

■人と会うことで競争心を刺激する

①朝、起きる時間を固定化する

シンプルですが、とても大事なことです。一日の始まりを固定化すると、自分の行動が強制されやすいのです。

私は朝9時ごろに起き、息子を保育園に送り届けています。あくまでも大切なのは「早起き」ではなく「起きる時間の固定化」です。無理のない時間に起きましょう。

②仕事を1時間単位で区切る

人間の集中力は長くは続きません。1時間~1時間半ほどで作業を区切りましょう。

私は息子を保育園に送り届け、筋トレを終えた後、必ず1時間ほどYouTube動画の撮影を行っています。

ただ、これだけでは拘束力が弱い。そこで必要なのが「人と会う」です。

③人と会う

自分より一歩先を行くようなライバルやメンターと週1回会って近況報告するなど、人と会うことで、人間が根源的に持つ競争心が刺激され、モチベーションを維持しやすくなります。

お金を稼ぐのは「ゲーム感覚」。ネット起業ならば大きなコストもかかりません。

うまくいかなかったからといって、借金まみれになったりしないのです。誰かと競いながら、ゆるく挑戦することで、自然に負荷なく続けることができます。

人間の意志は弱い。だからこそ、自分の意志に頼りすぎず、意志の弱さをカバーする「ルーティン」をつくり、そこに身を委ねることを考えましょう。

■稼ぐための行動にすべての時間を注ぐ

「個人で稼げる」状況に最短でたどり着くには、「個人で稼ぐ」ことを最優先に行動するに限ります。言葉遊びのようですが、真理です。生活習慣から見直しましょう。

私の場合はブログから情報発信を始めました。その際、すべての時間を「ブログ」中心に使うよう心掛けました。

当時、本業はフリーランスエンジニアでしたが、パフォーマンスを上げて絶対に定時で帰るようにし、飲み会も自分の歓迎会か送別会しか出ないようにしました。平日の業務終了後に参加していたエンジニア向けの勉強会にも参加しなくなりましたし、趣味のテレビゲームや漫画もやめ、妻と過ごす時間さえ削りました。そうしてつくった時間を、ブログの更新や、ブログ関連の人と会う時間にあてたのです。

突然私が「ブログ中心の人」になったわけですから、妻からの反発もありましたし、友人とは疎遠になりました。それでも私は、まず「ポジション」を取りたかった。ブログで情報発信をして「やまもとりゅうけん」という名前に価値を持たせることに成功すれば、本業にも活きてくるはずです。長期的に見て、自分の人生を豊かにすることができる。そのために「ブログで稼ぐ」ことを決めたのです。

■全力投球できない場合は時間がかかる

すべてをブログに捧げた結果、半年ほどで「ブログだけでご飯が食べられる」くらいには稼げるようになりました。今ならば、名だたるインフルエンサーたちが「ブログで稼ぐ」ノウハウをnoteなどのコンテンツ販売プラットフォームで提供してくれているので、私より短期間で稼げるようになる可能性もあります。

もちろん、副業にフルコミットするのは難しいものです。上司からの飲みの誘いを断れない人もいれば、家族との時間を大切にしたい人もいるでしょう。その場合は「時間がかかる」ことを覚悟してください。稼ぐための「最短距離」を進んでいないからです。

「稼ぐ」ことに照準を絞って突き進むのか、それとも「自分のペース」を守って結果の出ない時間を耐え忍ぶのか。これも自分なりの「優先順位」を決めるべきひとつの分かれ道です。

■「インプット」しすぎはフットワークが重くなる

何かを始めるにあたり、本を読んだり、講演会や勉強会に参加したりして勉強する。

やまもとりゅうけん『「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略』(KADOKAWA)
やまもとりゅうけん『「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略』(KADOKAWA)

決して悪いことではありませんが、「まずインプットありき」の行動は、効率がよいとはいえません。

とりあえずあれやこれやとインプットしてみても、自分が行動を起こす前では、その情報の本当の価値に気づけません。かえって頭でっかちになり、フットワークが重くなるだけです。

効率のよい勉強は「まずアウトプットありき」。自分が何か行動を起こしてからインプットをしたほうが、情報収集効率が高いのです。

ブログを始めるのなら、勉強会などに参加する前に、ネットの無料記事を参考に、自分でサーバーを借りてドメインを取得し、記事を投稿してみましょう。すると、さまざまな壁にぶち当たります。壁にぶち当たってから、その問題を解決するために勉強会に足を運ぶ。これが「効率のよい勉強」です。

また、講演会や勉強会でインプットするのは、実は非効率的です。

登壇者から多数に向けて発信される内容に、本当にあなたを成功させてくれるような情報は入っていません。個別性の低い情報ならば、それはインターネットに無料で落ちているものと大差ありません。

講演会や勉強会の価値は、「二次会」「三次会」にあります。そこで登壇者の横に座れば、あなたのための個別性の高いアドバイスが聞けるからです。お酒が入れば、登壇者もいい気分になり、大事な情報をポロッと教えてくれたりします。ここを狙いにいくのです。

私も駆け出しブロガーだったころは、当時大学生ブロガーとして知名度の高かった八木仁平さんの運営するオンラインサロンに参加し、八木氏を二次会の後、自宅に泊めてもてなしました。焼酎を振る舞いながら、ブログに関する質問を夜通しぶつけ続けたのです。そこで得た知見が起爆剤となり、収益を伸ばすことに成功しました。

講演会や勉強会の「本番」は二次会、三次会であることを覚えておきましょう。

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やまもとりゅうけん ワンダフルワイフ代表
1987年大阪生まれ。神戸大学経営学部卒業。新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。独立と同時期にエンジニア向けキャリアハックメディア「RYUKEN OFFICIAL BLOG」を立ち上げる。2017年、オンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を開設。

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(ワンダフルワイフ代表 やまもとりゅうけん)

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