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これだけ覚えればかなり使える、エレガントな「実用英語フレーズ」23選

プレジデントオンライン / 2020年7月26日 6時15分

コロナの影響で、オンライン会議に切り替える会社が急増。オンラインなら海外支社や取引先とも手軽につながれる利点がある。そんなときに重宝する英語フレーズをご紹介。

■エレガントな英語の“マナーフレーズ”23

グローバル化が加速した現代、オンオフ限らず海外の人たちと交流するシーンも増えている。コロナ禍では、直接現地に赴くことはままならないが、オンラインや日本に長期滞在している海外の人、コロナ収束後、日本への旅行が解禁されれば、訪日客と話す機会は増えそうだ。そんな時「英語がすぐに出てこない」と悩む人も多いかもしれないが、そんなときこそサッとエレガントな英語で話しかけたい。

「まずは間違えてもいいからどんどん言葉にして、声を出してみることが大事です。日本人は『完璧じゃないと恥ずかしい』と躊躇(ちゅうちょ)する人が多いのですがもったいない! 決まったフレーズでいいので、声をかけてみましょう」

と、日本企業で働いた経験も持ち、現在は日本企業のグローバル展開のコンサルティングも行うロッシェル・カップさん。日本のホスピタリティを伝え、交流をするには、まずひと言をかける勇気からとのこと。

■好きなことや熱中していることを話す

もう1つは「相手に出身や趣味の質問をするのも大事ですが、もっと自分のこともお話しするといいと思いますよ。遠慮せず、好きなことや熱中していることを話すことで、その人の人間性が見えて、人とのつながりも深まりますから」とアドバイス。今回は、案内フレーズに加え、そんな自分のことを話す英語も教えてもらった。

さらに英語のレベルアップをめざす人なら、言葉選びで知性や気品の感じられる話し方に挑戦を。

「いわゆる中学英語のレベルでも会話は通じますが、英語は単語の選び方や語彙(ごい)力でその人の知性や教養が見えてしまいます。オバマ元大統領のスピーチはよく英語学習の良い例としてあげられますが、彼の言葉選びと語彙力からは、彼が教養のある人だということがよくわかるのです」

例えば、私たちが日常の中でよく使う単語でも「得る」という「get」を「obtain」に、日本語でも使う「level up」を「improve」や「enhance」という単語に変えるだけでも、一気に品格がレベルアップすると教えてくれた。

「短めの海外ニュースを読んだり、気になる単語は必ず辞書で例文を引いたりする習慣をつけてみるといいでしょう」

ちなみに海外の人との会話では、年齢、外見、性別、人種、民族に関する固定観念や一般論にとらわれてしまう発言は、避けよう。「例えば『女性はこういうのが好きですよね』とか『若いからこうですよね』というのも、日本ではよくありますが、海外ではNGです。ダイバーシティとは、さまざまな生き方や個性を尊重することですから、会話でも気をつけたいですね」

“海外の人との会話では、思い込みに注意。さまざまな生き方や個性を尊重して”

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ロッシェル・カップ(Rochelle Kopp)
北九州市立大学 外国語学部教授
ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング代表取締役社長も務め、異文化コミュニケーション、人事管理、リーダーシップと組織活性化を専門とする経営コンサルタント。『英語の品格』『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』など著書多数。

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(北九州市立大学 外国語学部教授 ロッシェル・カップ 構成=岩辺みどり)

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