恋愛ビッグデータが証明! なぜ年の差恋愛はうまくいくのか

プレジデントオンライン / 2020年10月19日 15時15分

■晩婚化でも結婚したい女性

晩婚化が叫ばれる現代だが、それはデータにも表れている。厚生労働省の発表する『夫・妻の平均婚姻年齢の年次推移』を見ると、男女の平均婚姻年齢は毎年増加傾向にあることがわかる。また、内閣府が2011年に発表した『人口1000人当たりの女性初婚率の年次推移』を見ても、20代での初婚率が下がり、30代で初婚をする人が増えていることが如実に表れている。

「考え方・生き方の多様化により、結婚が必ずしも必須でなくなった」という捉え方もできるが、国立社会保障・人口問題研究所が発表した『出生動向基本調査』を見ると、未婚女性の約9割に結婚願望があることがわかる。言い換えると、いまは「どんな年代の相手とも、恋愛のチャンスがある時代」といえるかもしれない。

結婚相談所・パートナーエージェントの男性会員割合

自分より年下のパートナーも見つけやすい時代となった感はあるが、では年下パートナーとの恋愛はどうすればうまくいくのか。男性会員の過半数を40代以上が占める結婚相談所・パートナーエージェントに話を聞いた。

「弊社で成婚退会された方の共通点は、夢と現実の折り合いをつけることができる人です。自分の希望をすべて兼ね備えた相手に巡り合う確率は決して高くありませんから、例えば『年下のパートナー』を最優先で考えるのであれば、相手の職業や住所などはある程度、幅を広めに見ることですね。条件に合致する異性をシビアに求めすぎるあまり、誰とも会わないのはもったいないこと。特に結婚相談所は男女で同じ料金の事業者が多いため、それだけ交際に対して真剣な人が多い。実際に会えば進展する可能性は、他の出会いよりも高いといえますから」

■一番交際できるのは40代男性!?

人間関係はすべてそうだが、付き合い始めてからわかる相手の良さというものは、決して少なくない。パートナーエージェントでは成婚するまでにさまざまな女性と交際することが推奨されており、成婚退会に至った40代男性の交際人数は、なんと20代や30代の男性よりも多いという。

成婚までの平均交際人数

「男性が成婚までに交際する平均人数9.5人に対して、40代男性は9.7人の女性と交際してから成婚しているというデータがあります。交際で互いの長所も短所も理解したうえで成婚している方がほとんどです」

また、結婚情報誌「ゼクシィ」が提供する『カップルのホンネ通信』によれば、現在男性と交際している女性の6割近くが年上男性を選んでいるというデータもある。

パートナーエージェント提供のデータを見ると、50代であっても、成婚退会に至った男性は平均して約5人と交際しており、年上の男性であっても恋愛市場で需要があることがわかる。年齢を理由に諦める必要はなさそうだ。

結婚相談所では自分から興味のある異性にアプローチするだけでなく、相談所側が条件に合致する異性を紹介してくれることもある。自分が異性にとって「年齢以外はすべて求める条件に合致している」人物だった場合、相談所が紹介をしてくれるパターンもあるようだ。受動的な出会いだけに、これだけを頼るわけにはいかないが、サポートの手厚い相談所ならではのメリットだろう。

■婚活パーティーにも勝機あり

また、結婚を目的とする人々が集まるのは結婚相談所だけでなく、収入や年齢、職種などのコンセプトに合った参加者が集まる婚活パーティーがある。

結婚相談所よりもカジュアルなイメージのある婚活パーティーは、40代以上の出番は少なそうに思えるが……。

「実は、当社運営の『OTOCON』では、開催されるパーティーの約3分の2が、40代以上の方が参加できるパーティーです。パーティーにはさまざまなコンセプトがありますが、男女の募集年齢は必ずしも同じではないため、年下の異性が集まるパーティーもあります」

『OTOCON』は年間5000回以上の開催を計画しており、自分の都合に合わせて参加することも可能だ。能動的に動けるのであれば、可能性は無限に広がっていくといえる。

婚活パーティー・OTOCONにおける40代以上の男性の活動状況

■あなたはどれで恋愛する?

2012年にサービスを開始したマッチングアプリ「ペアーズ」「Omiai」の登場により、日本の恋愛市場は大きく変化することになった。

その手軽さから、20代や30代の利用者も多く「インターネットでの出会いは怪しい」という印象は、とっくに時代遅れとなっている。前述の「ペアーズ」の累計会員数は、なんと1000万人以上と発表されている。日本人の約8%が1度は利用している計算になる。これだけの利用者がいれば、理想の相手もきっといるはずだ。

ただし、多くのマッチングアプリでは女性の利用料が無料、もしくは格安でアプリを利用できる設計となっており、その手軽さゆえに恋愛に対して真剣でないユーザーも存在する点は否定できない。また、若年層が多いということはメリットのひとつでもあるが、自分と同性のユーザーにも若年層が多いということで、ライバルは多い。写りのよい顔写真を使ったり、自分の「いいね!」やメッセージが埋もれないよう、多くのユーザーがいる時間に活動するなどの戦略が必要になりそうだ。

婚活パーティーは、結婚相談所とマッチングアプリの中間にある形態だ。

パーティーは1回完結で、料金も比較的手軽。実際に会って話ができ、求める相手に応じたさまざまなコンセプトのパーティーがある点は間違いなくメリットだといえる。

だが、気の合う異性を見つけられなかった場合、その回は無駄となってしまうリスクがあるほか、決められた時間で全員と話す(そうでない形態のパーティーもある)都合上、一人一人と会話する時間は短く、ただ世間話をしているだけでトーク時間が終わってしまったり、自由に気に入った異性と話せるフリータイムでは、人気の異性と話すために長蛇の列ができており、待ち時間だけでタイムアップなんていう事態もあるようだ。参加前に何を話すか、会場ではどう動くか、というシミュレーションは必須になるだろう。

自分から攻めるのが苦手だという人は、結婚相談所が第一候補になるだろう。料金は比較的高額になるが、その分サポートは手厚く、パートナー探しについてアドバイスをしてくれるほか、登録者の多くは真剣に交際を求めているため、前向きに話が進みやすいことがメリットだ。

交際をサポートするサービスも事業者によって多種多様。パートナーエージェントでは、服装や髪形といったコーディネートへのアドバイスのほか、コンサルタントが実際に買い物に同行してくれるサービスまであるという。

自分に合ったサービスを見極め、理想の恋人をゲットしたいものだ。

出会いの手段別・メリットデメリットを解説!

(お茶の間ジャーナリスト 網田 和志)

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