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現役医師「感染者ゼロを前提にすると、新型コロナは終わらない」

プレジデントオンライン / 2020年9月9日 11時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/show999

■「数百人が感染」と聞いても動じなくなった日本国民

街に買い物に出ても東京は、ほぼ依然と同じ状況になってきています。まだ閑散としている時間帯もありますが、ほぼ回復したと見て良いと思います。

東京都の新規感染者数は2桁になることも出てきました。あれだけ数百人で騒いでいたのですから収束したと考えてホッとするのが普通です。

ところがニュースを見てみると、「新型コロナ第2波の流行 感染状況の最新データが明らかに」(2020年8月24日NHK)、「大分市で新たに4人の感染確認 中学教員2人と80代の女性2人新型コロナ」(2020年8月21日大分合同新聞)と報道が続いています。

また「新型コロナ第2波の流行 感染状況の最新データが明らかに」(2020年8月24日NHKニュース)では、「現在の感染状況について流行はピークに達してはいるものの、このあと減少するかどうかは現時点では分からず、感染の再拡大への警戒が必要な状況」とのこと。

そういった報道があっても、私たちはあまり感情を動かされなくなりました。日本の人々は、ラジカルな行動もとらず冷静に論理的に出来事を理解して現実的な生活を取り戻しました。私は、日本は教育レベルが高く国民が自分で考える能力のレベルが高いのだと思います。素晴らしいことです。

■「位相変化」が起きている

第2波、第3波という言葉は耳にしても、位相変化あるいは局面変化(フェーズチェンジ)が起きていることを指摘する人はほとんどいません。位相変化は、水が氷に変化するように、様相がガラッとかわることです。

これは、新型コロナウイルスの新規発症者と回復者の図です(※1)

【図表】New Cases vs. New Recoveries
図版作成=大和田潔
出典=Worldometer Japan coronavirus - 図版作成=大和田潔

この図は2つに分かれることがわかります。

6月2日を境として、パターンAとパターンBに分かれます。

☆パターンA 新規発症者の波が過ぎその後に回復者の波がくる形
☆パターンB 新規発症者とほぼ同数が同時に回復する形

パターンAとパターンBに分かれる新規発症者と回復者の図表
図版作成=大和田潔
左がパターンA、右がパターンB(出典=Worldometer Japan coronavirus) - 図版作成=大和田潔

という2つの形です。パターンBも、わずかに発症者のピークが先立っていますがパターンAほどはっきりした二峰性ではありません。新規発症者が激減した後、増える時期がたまにやってくることを繰り返す季節性のパターンCに移行していくことでしょう。

■全国的に蔓延し、免疫を獲得している状態

新しい感染症がやってくると、だいたい同じ形になります。人々に免疫がない間は、ウイルスにやられっぱなしで感染者だけが激増します。その後、新型コロナウイルスのように致死性でない弱毒ウイルスの場合は回復者が増加します。

その後、多数の人に蔓延していきます。この際、1カ所から他の場所に飛び火するように感染拡大をしていく時には、免疫のない人に大流行を繰り返すのでパターンAを繰り返すことになります。

ところが日本では、そうなりませんでした。数万人の死亡者が出る予定であると喧伝された第2波は、壮大に空振りしました。じんわりと感染しては、ほぼ同数が回復することが3カ月以上続いています。総数の増加は、PCR検査数の増大に過ぎないので感染形態としては同じことが続いています。

何がおきているのでしょう? 私は、答えは一つしかないと思っています。すでに偏りなく全国に広く蔓延しているうえに、あまり重症化することなく多くの人がどんどん新型コロナウイルスに感染回復を繰り返し免疫を獲得していっているということです。

私は6月上旬に入り、全国の感冒ウイルスとしての蔓延パターンBに入ったことを認識し、「旅に出よう」というコラム(※2)にしました。今でも正解だったと思います。ノーガード戦法のブラジルも、現在この状況であり流行は収束に向かっています。

■「PCR大量検査」は貴重なモデルとなるかもしれない

そのような状況ですが「世田谷区の保育士ら2万人、一斉PCR検査へ…症状の有無問わず」(2020年8月24日読売新聞)と、無症状の保育士さん2万人にPCRを実施するまでに状況は加熱しています。たぶんPCR陰性であることを証明して、不安なお母さまを安心させたいと思っているのではないかと予想します。

1日に3000件PCRができるので「いつでも、どこでも、何度でも受けられる『世田谷モデル』を目指す」とのことです。多額の費用をかけた、蔓延期に入っているときの大規模掘り起こし検査の、貴重なモデルとなります。予算と人員が組める地域でしか行えない贅沢なものだと思います。

冬季になり他のカゼ症状が流行しても、希望者全員にPCRを行い続ける予定のようです。コロナウイルスと症状のよく似たインフルエンザは、毎年日本全体で数百万人発症します(※3)ので、ある程度の振り分けなど交通整理は必須だと思います。

私は、どんなことでもチャレンジすれば何らかの結果が得られるので未来の糧となると思っています。

■PCR検査は他人への感染力を反映しない

一方でポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査は、不完全な検査であることを認識しておくべきだと思います。

私たち医療者や基礎研究をしている人々には、PCRはなじみ深い作業の一つです。私も難病の遺伝子をPCRで増やしたり細胞内に遺伝子を打ち込み発現させる実験を手伝っていました。PCRは、わずかな目的とする遺伝子を専用の「鋳型」を使って大量に複製する技術です。

鋳型に合う遺伝子があれば、複製を大量に得ることができます。こちら(※4)にわかりやすい解説が掲載されています。少量の遺伝子をたくさん複製するには画期的な技術です。

鋳型に合う遺伝子が検体に存在するか否かが、複製の有無につながります。元が1つでも1万でも速度が違うだけで複製可否のどちらかの結果になります。

そのため場合によっては、その人が完治してウイルスの完全体はいなくても鋳型に合うカケラがあればPCR陽性になります。また、数個のウイルスを吸い込んだ直後で体内に入らず一時的に付着していただけでもPCR陽性となります。

PCR検査は「ウイルスの遺伝子の有無だけ」のチェックなので他者への感染力とは、全く関係ありません。PCR陽性の人の周りの濃厚接触者が陰性の人ばかりというのは、そういうことを意味します。

また、遺伝子増幅のための時間が必ず必要になります。増幅回数の条件によって、結果が異なってくることも問題です。PCRの作業の詳細がどのようなものか、基準が一緒なのか、明らかにされていません。

もともとPCRは遺伝子増幅が目的の技術であり、たくさんの方を感染防御するという面からは非常に使い勝手の悪い検査の一つです。人間は、蟷螂(とうろう)の斧(※5)しかもっていないことに謙虚になるべきです。PCR検査をたくさん行えば、安全性が増すと信じている人が多くいますが幻です。

■「検査」それ自体が人間を不安にする

日本では冬に流行するインフルエンザの多くが2009年に新型として流行したA(H1N1)pdm09型インフルエンザによるものです。流行当初、感染者が隔離され学校は休校となり、個人の通勤通学経路も報道されたりしました。

ところで、日本で冬季に流行するインフルエンザは何処からやってくるのでしょう? 私たちは、流行していない夏や秋はインフルエンザを忘れています。

答えは、外から持ち込まれたり日本国内に保有され続けている無発症者が、「常にクラスターを繰り返しているから」です。毎冬1000万人がかかりますが、春夏秋冬通年で国内にウイルスは存在し続けています。メディアが騒がず、私たちが興味を持たされていないだけです。

夏の今、全国でコロナでなくA(H1N1)pdm09型インフルエンザの大規模PCRを行えば陽性の人が見つかるでしょう。他の無症状の多数のウイルスたちにいたっては、興味も持たれず調査すらなされません。意味もあまりないからです。

「新型インフルエンザと従来型の季節性インフルエンザを、PCR検査を積極的に行って分けて対応すべき」と専門者が声高に主張されていました。当時、季節性インフルと新型インフルは混ざって流行っていました。季節性の方が重症の事もよくあり、症状からの鑑別は不可能でした。私は、大混乱がおきて保健所職員さんなどの現場の担当者が疲弊するだけなので、希望者の大量検査はやめた方が良いことをつづりました(※6)

人間は、検査をして陰性でも安心するどころか、より不安になるものです。「検査しなくてはいけない感染症が流行っている」と認識することが、不安を生むという悪循環になります。

■インフルエンザでも「合併症」は起こる

新型コロナ感染症は後遺症を残す合併症がひどいので、注意が必要という不安を継続させる報道が続いていることにも警戒が必要です。例えば、「新型コロナで脳損傷の可能性、合併症に警戒を 英研究」(※7)とか、「コロナで重症化しなかった人々、様々な後遺症続き絶望の日々」(※8)、「新型コロナ 退院後も7%に“生活に支障” 呼吸機能低下など」(※)、「認知症の状態が悪化40% 新型コロナによる生活の変化で」(※10)と高齢者の方が心配する報道も続いています。

一息入れて考えてみましょう。ウイルスによる合併症は、コロナウイルス特有のものなのでしょうか?違います。

インフルエンザでは、インフルエンザ脳症が有名です。また、食中毒をおこすO-157などの腸管出血性大腸菌は、溶血性尿毒症症候群(HUS)というものをひきおこします(※11)。微小な血管障害や血管内に血栓ができて急性の腎障害を起こすものです。感染症は重症になると、それぞれ独特の合併症をともなうものです。皆さん、インフルエンザの後遺症の恐怖を引きずっていますか?

また、厚生労働省と文科省の『医療等の供給体制の総合化・効率化等に関する研究』という研究のお手伝いをしました。報告書で、高齢者の方は骨折や肺炎などで入院されると認知機能が落ちてしまい、医療機関を渡り歩くことも多々あることをお示ししました。医療機関の情報伝達と生涯にわたる医療設計の概念の必要性を論文化しました(※12)

活動性が制限され脳への刺激が減ると認知機能低下につながることは、一般的にもよく知られた事実です。コロナウイルスに限ったことではありません。

■今必要なのは「社会的な終焉」だ

現在は発症者と治癒者がほぼ同数が継続する、感染増大期が終わった後の蔓延期が6月初旬から数カ月続いていることを示しました。

PCRは感染力を反映しないことや、手間の多さから現場で即座に結果を得るというのには使い勝手の悪い検査であることをお話ししました。インフルエンザのような簡易キットが登場すれば通常はそれで済むでしょう。

簡易検査キットなどが使えるようになり、「熱が出たので受診したら、インフル陰性だけどコロナ陽性だった。家で寝てるね。安静期間は、インフルと同じ扱いでいいんだって」ぐらいになると良いと思っています。

ウイルスや細菌感染症には、それぞれ特徴的な合併症が存在します。高齢者では感染症だけでなく骨折などの入院治療が認知機能に影響します。どれもが、新型コロナウイルスに特有のものではなく、それ以外のコロナウイルスでも起きてくると言うべきものがほとんどです。

現在の状況がこのウイルスの「疫学的な終焉」の形態だと私は思っています。このまま、感染者の増減を繰り返すだけでしょう。今、必要なことは「社会的な終焉」を、自分たちで作ることです。私たち自身が、毎年流行し死者も出す、11年前の新型インフルのようにウイルスの恐怖から離脱し、不安を終わらせてしまうことが社会的な終焉となります。

■「過剰対応」で社会はディストピア化した

日本では、ウイルスそのものの被害以上に、過剰対応による被害が重なってしまいました。私は、現場を見てそのことに気づき最初から一つずつ情報を発信していました。患者さんには適切な情報をお渡ししつづけました。事業継続の心が折れそうな人を支え、マスクやアルコールが足りない人には、クリニックの在庫管理を徹底することでお渡しし不安解消に努めました。

街角にPCRステーションが置かれて検疫したり、外出する人やマスクをしていない人を警察が取り締まったりするべきと主張する人まで出現しました。致死性が高くない感冒ウイルス一種で恐怖が惹起され、それを契機とした相互監視と自由剥奪のディストピア化の様相でした。

2月から不安をあおるメディア出演を断りつつブログに綴るぐらいしかできませんでした。冷たい黒い濁流のなかに取り残された小さな島から閃光弾を打ち上げるような気持ちの毎日でした。閃光弾を見て、島にたどり着いた人もいました。日々新たに作り出される恐怖の濁流にのまれてしまい失職された方もいました。

■終息とは「駆逐」や「封じ込め」ではない

その中でも私の意見が正しいと判断し、放送してくださったラジオ局(※13)やこのプレジデントオンラインのように正しい情報発信を目指し多様性の場を作ろうとするメディアも存在しました。また、丁寧な取材をしてメディアの大合唱とはかけ離れている現状を、救急外来が閑散としていることを通して既に4月に伝えていたジャーナリストさんもいらっしゃいました(※14)

私は、人々と一緒に小さな島で凍えていたところに、毛布や食糧輸送物資が届いたように感じました。そういった出来事がやってきて私は、世の中にまだ多様性が残されていたことに気づき喜びました。

「「指定感染症」の呪縛から新型コロナを解放せよ 漫然とつづく「無症状者の入院・隔離」措置が、国民と医療現場を疲弊している」(※15)や「国民全員のワクチン確保へ 政府のコロナ対策判明」(※16)という報道にホッとしています。

ウイルスが弱毒化したような報道もありますが、最初から日本やアジア諸国ではホストの免疫力があったために相対的に弱毒ウイルスだったものにもかかわらず、これだけ騒いでいたというのがファクトです。プレジデントオンラインで英文アブストラクトを添付し「日本は日本のコロナを考えよう」と6月に考察した内容(※17)が、その後Nature誌で7月に理論が追試され指摘されるようになりました(※18)(※19)。逆境の中でのプレジデントさんの英断と胆力に感謝しています。

ここまでくれば、ウイルス感染症の終息は、誰かが行う国土からの駆逐や封じ込めではありません。私たち自身が、「そういうものか」と思ってしまえば社会的に終わってしまうものです。

まだまだ、こういった考えは少数意見かもしれません。継続する努力や工夫が必要です。けれども、絶望的な暗闇から小さな星が一つずつ集まって流れになってきているように感じます。ファクトに基づいて医療的側面から折れそうになっている人々の心を支え、頑張る人々を応援していきたいと思っています。

未来は私たち自身が紡いでいくものです。

■English abstract

Necessity of the social demise of viral infections

The COVID-19 epidemic in Japan is coming to an end. Nevertheless, many areas continue to extend PCR(polymerase chain reaction)antigen tests for SARS-CoV2 to a large number of asymptomatic individuals. However because in Japan media such as television lack ethics and morals, harmful news programs remain. They continue to scare people. Despite the near-end of the viral epidemic, people are failing to act reasonably.

Even under such circumstances, a small number of people are acting in good faith. Such examples are Nippon Cultural Broadcasting and President Online, who continues to post appropriate and accurate news for people in darkness. Gradually, people with a sense of justice are beginning to gather.

Influenza A(H1N1)pdm09 has been prevalent for 11 years and leads to substantial annual death tolls. However, people remain unafraid for many years. In the same manner, people will be protected from SARS-CoV2 with the appropriate vaccine. Once the pandemic situation is resolved, society should then concentrate on ending the great social tumult.

【参考文献】
1.Worldometer Japan coronavirus
2.現役医師の提言「日本のコロナウイルスは終わった。さあ旅にでよう」
3.インフルエンザ患者数 昨年より450万人減 過去5年で最も少ない記録に ウェザーニュース2020年4月23日
4.PCRをよくわかってない人に知ってほしい基本 新型コロナの検査になぜ使われているのか 東洋経済オンライン2020年8月25日
5.蟷螂の斧コトバンクより「カマキリが前あしを上げて大きな車の進行を止めようとする意から、弱小のものが、自分の力量もわきまえず強敵に向かうことのたとえ」。
振りかぶる蟷螂の斧影長し(優仁)
という俳句を詠んだことがあります。秋の夕陽を逆光にして、手を振り上げる一匹のカマキリの孤独な影を詠みました。真夏にたくさんいた仲間が死に絶えて、生き残ったものの最後の一人となってしまった寂寥(せきりょう)です。
6.現役医師「恐怖を煽るテレビを消して、私たちは外に出よう」 11年前の新型インフルと状況は同じ
7.新型コロナで脳損傷の可能性、合併症に警戒を 英研究CNN2020年7月9日
8.コロナで重症化しなかった人々、様々な後遺症続き絶望の日々 産経デジタル2020年8月7日
9.新型コロナ 退院後も7%に“生活に支障” 呼吸機能低下など NHK2020年6月11日
10.認知症の状態が悪化40% 新型コロナによる生活の変化で NHK2020年8月4日
11.溶血性尿毒症症候群 日本救急医学会
12.医療等の供給体制の総合化・効率化等に関する研究(平成16年度~18年度)国立社会保障人口問題研究所 島崎謙治
13.文化放送 浜さん家のリビングルーム 2020年6月21日
14.全国の救命救急センター長たちが「医療崩壊」という言葉に違和感を持つ理由 救急患者は通常より減少している 笹井恵里子
15.「指定感染症」の呪縛から新型コロナを解放せよ 漫然とつづく「無症状者の入院・隔離」措置が、国民と医療現場を疲弊している 川口浩 東京脳神経センター整形外科・脊椎外科部長 論座 2020年8月20日
16.国民全員のワクチン確保へ 政府のコロナ対策判明 共同通信ニュース 2020年8月28日
17.現役医師の提言「日本は日本のコロナを考えよう。過度の自粛は必要ない」
18.風邪「記憶」したT細胞で新型コロナに対抗? 免疫研究の最前線 AFP 2020年9月1日
19.SARS-CoV-2-reactive T cells in healthy donors and patients with COVID-19. Julian Braun, Lucie Loyal, et.al, Nature 29 July 2020

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大和田 潔(おおわだ・きよし)
医師
1965年生まれ、福島県立医科大学卒後、東京医科歯科大学神経内科にすすむ。厚労省の日本の医療システム研究に参加し救急病院に勤務の後、東京医科歯科大学大学院にて基礎医学研究を修める。東京医科歯科大学臨床教授を経て、秋葉原駅クリニック院長(現職)。頭痛専門医、神経内科専門医、総合内科専門医、米国内科学会会員、医学博士。著書に『知らずに飲んでいた薬の中身』(祥伝社新書)、共著に『のほほん解剖生理学』(永岡書店)などがある。

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(医師 大和田 潔)

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