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「新型コロナのワクチンを渇望はしない」医師としてそう考える理由

プレジデントオンライン / 2020年11月20日 15時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/dhdezvalle

■「オーバーシュート」から「第3波」に言葉が変わったが…

「第3波」や「過去最高を記録」という言葉が、幸運にも低調に終わった「オーバーシュート」の代わりに使われています。連日「1日当たりの感染者、過去最多更新 東京は3カ月ぶり350人超『第3波』鮮明」や「国内の新規感染者は1731人……3日連続で過去最多更新」(注1、注2)と報道されています。

GoToトラベルで増加したとも指摘されています。地方を守るため、一生懸命旅行していた国民がしょんぼりです。

私は、新型コロナウイルスが季節性コロナウイルスの一つとして吸収された初めての年ではないかと考えています。それは、新型コロナウイルスを冬季の季節性ウイルスとして考え、特別視することを止めるということにつながります。

■Googleの感染予測とも考察は一致していた

自律的に考察することは、未来を予測することにつながります。1年が経過し、さまざまなことが明らかになっています。泉美木蘭さんの一般市民としての指摘(注3)はファクトをついていると思います。小林よしのりさんとの共著『新型コロナ 専門家を問い質す』も出版間近のようです。

校了直前に公開されたGoogleの「COVID-19 感染予測」(注4)と本稿の考察は来月付近まで一致していたのも驚きです。季節性コロナウイルスとの交差抗体の話も少しずつ信じてもらえるようになってきました。

さらに新しいウイルスが出現し、世界的医学雑誌『Lancet』がPCR検査の不確実性を報告したことを前コラムでお伝えしました。ほかにも擬陽性偽陰性についても、各所で次第に光が当たるようになっています。

さまざまな方々がファクトを基に合流してきているのは頼もしい限りです。暗闇に閃光弾を打ち上げていたところ、独立した場所から呼応するように閃光弾が複数上がり始めたことをうれしく思っています。

私は、10カ月前からブレずに継続してきた医学的な見地からの考察を行いたいと思っています。夏に専門家が東京がパンデミックの中心になることがなると騒いだ時も、正しいことをお伝えできました。

まず、PCRの実施件数をみてみましょう。グラフを見ると急増していることが一目瞭然です。

図表1PCR検査実施人数の変化(注5)Fig. 1 Changes in the number of individuals undergoing PCR tests(「厚労省 国内の発生状況など」に著者追記)
図表1PCR検査実施人数の変化(注5)(「厚労省 国内の発生状況など」に著者追記)Fig. 1 Changes in the number of individuals undergoing PCR tests

■「PCR検査で陽性」はあくまで恣意的なもの

一つ目は、PCR実施件数の変化です。PCRは鋳型になる遺伝子配列がわからないと実施できません。大急ぎで試薬を合成し使えるようにしながらPCR機器も増やしていきました。その準備高に応じて検査が増加していきました。3月までは本格稼働できず6月ごろまでは東京では1日に3000件行っていました。複数の県では4月でも0件が続きました(注6)

冬にカゼをひいたり肺炎で高熱になったりした人はどの県にもいたはずなので、数カ月にわたりやりたくても検査ができない県がたくさんあったわけです。今では、どの県でも検査態勢が充実しました。全国統計では、検査数は1日あたり数千件から数万件の数倍から10倍規模に激増しています。

PCRは少数の遺伝子を増幅する検査ですが、増幅回数や陽性と判断するカットオフ値は任意で統一されていません。サイクル数を上げれば、発症していないわずかな人も陽性になりますし、サイクル数を下げればある程度ウイルス量がない人しか陽性になりません。こちらが参考になると思います(注7)。このように、PCRも恣意的なものです。

図表2.日本での季節性コロナウイルス発生状況(注7)Fig. 2 Trend of seasonal coronavirus outbreak in Japan
図表2.日本での季節性コロナウイルス発生状況(注7)Fig. 2 Trend of seasonal coronavirus outbreak in Japan

■「新型コロナ」は5つ目の季節性コロナにすぎない

2つ目は、日本での季節性コロナウイルスの変化です。コロナウイルスは、医療者には軽微な冬の鼻カゼウイルスとしてよく知られていました。弱毒性のため調べる必要が無かったため統計がほとんどありません。経年にわたる軽微な症状の季節性コロナウイルスへの感染が、今回交差免疫を作ってくれていたわけです。

そのような中でも地道に10年間にわたり山形県衛生研究所が解析されていました。「季節性コロナウイルス感染症は冬に流行する」という論文にまとめられています(注8)。季節性コロナウイルスには4種類あるのですが、合計したものを合算した図表を示します。

1~2月にピークをむかえ11月12月の2~3倍の患者数が発生することが分かります。お示ししたPCR実施可能件数の増大と、季節性コロナウイルスの発生状況をベースにして現在の状況を考察してみましょう。

図表3.新型コロナウイルスの新規陽性者数と死亡者数(3月〜11月)(注1)Fig. 3 The numbers of new positive cases (green) and deaths (red) caused by the new coronavirus (SARS-CoV-2) from March to November 2020
図表3.新型コロナウイルスの新規陽性者数と死亡者数(3月〜11月)(注1)

Fig. 3 The numbers of new positive cases (green) and deaths (red) caused by the new coronavirus (SARS-CoV-2) from March to November 2020

今年のコロナを振り返ってみましょう。冒頭の資料(注1)に掲載された国内の図表です。分かりやすいように色分けしています。死亡者数(右縦軸)が極めて少ないため新規陽性者数(左縦軸)とは縮尺が異なっています。

3~4月に全国規模で700人ほどの陽性者の山が最初に現れ、少し遅れて40人ほどが亡くなられました。そのころ「PCR検査数が十分でない」と騒がれていたことを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。多分その通りだったと思います。

日本での新型コロナウイルスの死亡率は、0.016から0.001と言われています。大量のPCR検査がおこなわれるようになり、正確に計算できるようになりました。

公表されているこの図表は、「ミロのビーナスの腕」のように未完です。「手の変幻」を思い出されるかもしれません(注9)。少し補ってみましょう。

■日本と欧米では死亡率が違うので蔓延しても問題なかった

図表4.想定される過去の感染者数 Fig. 4 Estimated number of infected persons in the past
図4.想定される過去の感染者数 Fig. 4 Estimated number of infected persons in the past

まず、ビーナスの右手側。図表1に示したように遺伝子の同定前の2019年年末から翌年3月にかけてはPCR検査ができませんでした。そのころ非常にたくさんの方が感染していたことが予想されます。さらに死亡数がもっと多い場合、感染者ももっと多かったことが予想されます。

日本では西欧と異なり死亡率がとても低いので、状況が異なっていました。真の陽性者大量発生が把握されずメディアの喧伝に利用されなかったことは、恐怖惹起防止の面からは幸いでした。たぶん各地の医療機関は、気づかずに入院も含め通常診療で終わらせていたはずです。そして、なんの問題も起きていませんでした。

■2月から北海道で大流行していた

「雪まつり後に発症者急増 北海道、新型コロナ拡大」と報道されたのは、なんと2月です(注10)。東京がコロナの多発地区のイメージに沈む7月の、ずっと前の話にすでに日本で大流行していたのです。

ウイルスが持ち込まれたのはさらに前のことでしょう。年末年始に中国から秋葉原を訪れていた旅行者が、本国にマスクを大量購入するところをAFP通信の写真に残されていることをコラムでもお書きしました。

死亡率から逆算すると、もし十分にPCRが行えていたら陽性者は1日に5000人以上だったのではないでしょうか。中国からのインバウンドなどで、知らず知らず持ち込まれていたものと思われます。その後、各地の観光地でクラスターしたこともそれで説明がつきます。各地に広がっているのに「東京が感染拡大中心地になる」と無責任に言われていました。

新型コロナウイルスが蔓延しているため、GOTOトラベルでもシャッフルするだけで影響が少ないのもそのためです(注11、12)

■今後も感染者が増加しても死亡数は増加しないとみられる

図表5.現在の発生数から想定される未来の感染者数予測 Fig. 5 Forecast of the number of infected people
図表5.現在の発生数から想定される未来の感染者数予測 Fig. 5 Forecast of the number of infected people

次に、先が見えないと不安ですのでビーナスの左手側の少し未来を予測してみましょう。新型コロナウイルスは、特別なウイルスではなくコロナウイルスの変異株なので、季節性コロナウイルス(注2)と同じ1~2月にピークをもつ振る舞いをするようになるでしょう。

現在、1日に1500人ほど陽性者が判明していますので、数倍の陽性者数になるでしょう。夏の持ち込みでも死亡数は増加せず、秋の死亡率も低値で不変でした。感染者が増加しても、死亡数は増加しないことが予想されます。

11月18日に公開されたGoogleの「COVID-19 感染予測」と12月の予測数はほぼ一致しています(注4)。集団免疫による2月下旬から3月に急減する予想も今後注目していてください。

■1日数千人の陽性者は「流行」とは呼べない

あるウイルスにかかると、他のウイルスにはかからなくなることが知られています(注13)。ウイルス干渉と呼ばれます。

今年のコロナウイルス感染症は、従来のコロナウイルスではなく新型SARS-COV2だけになることでしょう。後ほど解析されて2021年夏ごろに報告されると思います。

これは、新型コロナウイルスだから増加しているというわけではなく、コロナウイルスとしての自然な振る舞いだと思っています。現在は、1~2月の1日に数千人の陽性者発生に向けて上昇しているところです。東京は、それは単純に人口比である5~10%になるでしょう。それは、全国に蔓延している証左となります。

もし予想通り推移するなら実は2019年年末から日本人の体にとっては、少しだけ形が違う季節性コロナウイルスに見えていたことを示しています。通年と同様の変動なので、新型だからという理由の大流行ではありません。

それでも、「陽性者が急増しているんでしょ」「パンデミック再来が怖い」と思った方に次の図表をお示しします。

図表6.通年のインフルエンザ患者数と死亡者数との比較 Fig. 6 Comparison between the numbers of influenza patients and deaths throughout the year
図表6.通年のインフルエンザ患者数と死亡者数との比較 Fig. 6 Comparison between the numbers of influenza patients and deaths throughout the year

■新型コロナの感染は小規模にとどまっている

ワクチンや薬があり重症度が違うインフルエンザと比較するのはフェアではない、と思われるかもしれません。けれども数で規模の比較を行うことは可能です。

毎年インフルエンザは、ピーク時には1日に数十万人の方が発症します。厳密に追跡調査していないので実数はもっと多いでしょう。実際のインフルエンザ数のグラフはコロナウイルスの50~100倍近い大きさです。死亡率がものすごく低いため、数十万人発症に対して1日に50人ほどの方が亡くなります。1年で数千人が亡くなります(注14)

■「過剰な対応」が医療逼迫を招いてしまう

一方、新型コロナウイルスが激増しても陽性者は1日数千人規模にとどまるでしょう。

新型コロナウイルスの規模の小ささがわかります。

今までどのウイルスに何人がウイルスにかかるのかなんてメディアも取り上げなかったため「数千人!」とか聞かされるとびっくりしてしまいますが、1都道府県数百人規模のカゼウイルスにしては極端に少ない数字です。以前のコラムでは米粒で説明しました(注15、16)。日本ではオーバーシュートも医療崩壊も起きませんでした。東京のロックダウンの必要もありませんでした。

それなのになぜ、医療の逼迫(ひっぱく)が議論されるのか。それは、ルールが厳密すぎるからです。無症状も多いウイルスなのに濃厚接触者に追跡調査まで行ったり、クラスター発生におびえながら軽症者に濃厚対応したりしていれば疲弊は必至です(注17)。もちろんロックダウンも必要ありません。

コロナウイルスだけでなく、アデノウイルスやRSウイルスなどの鼻カゼウイルスでも大量の資金を投入してPCRを徹底追跡し、その人に接した人を隔離していくことは理論的には可能ですが、意味がありません。国土に持ち込まれて1年経過しています。交差免疫だけでなく、集団免疫も獲得していることでしょう。

図表7.数年後の予測 Fig. 7 Forecast for the following years
図表7.数年後の予測 Fig. 7 Forecast for the following years

■年々流行は小さくなっていくはず

最後に数年後の姿を予想してみましょう。新型コロナウイルスは5つ目の季節性コロナウイルスのバリエーションの一つとして小規模に冬にはやることでしょう。こうやってビーナスは去っていきます。

もし、ワクチンが実用化されるようになれば減衰度合いは大きくなるでしょう。不安な方が接種できるので、あればより安心材料になります。

死亡者数から類推される2019年年末からの陽性者数と、季節性コロナウイルスとして振る舞った際に予想される陽性者数の低下が未来の減衰カーブを予想させます。

■オーストラリアも冬季に収束している

夏に海外からの持ち込みによる小さな流行の波がありましたが、日本の死亡率は第1波の時よりもとても低かった。今後も死亡率は下がり続けるでしょう。オーストラリアでも冬季の間に収束しました(注18)

来年以降は季節性ウイルスになるため、経済封鎖も必要なくPCR検査の実施徹底と追跡調査も必須ではなくなるでしょう。その過程にいることを認識すべきです。いつまでも全例PCRや、宇宙服で診察するというのはムダでしかありません。

デモが繰り返し行われているタイの写真では、マスクをしない人もたくさんいますが(注19)死亡者の増加はありません(注20)

年始からの検査可能件数が著しく増えた(図表1)という前提条件を無視して「過去最高を記録」などと表現しても意味を持ちません。第3波と呼ばれているものは、すでに季節性になった冬の感冒コロナウイルスとしての増加を観測しているだけかもしれません。

■封じ込めはムリだから、都市封鎖や隔離はデメリットしかない

日本で観察されているこの数字は何を観測しているのか、この検査はどういった意味をもつのだろう? といった数自体ではなくその意味を考える必要があります。PCR検査数の前提が異なることを示した上で、現在公開されているグラフを基に過去と未来予想のグラフを展開していったのはそのためです。

現在行われているPCR検査は増幅サイクル数が全国の多数の施設で統一されているかどうかも不明です。変異株によっては、現在のPCR試薬で捕捉できないウイルスも出てくるでしょう(注21)。偽陽性もあいまって時間がたつにつれ信頼性は低下していきます(注17)

コロナウイルス分析のために、1検体に複数の試薬を用いることになると作業の煩雑さは指数関数的に増加します。それに見合ったメリットは全く期待できません。

交差免疫の上に集団免疫を獲得しつつあると考えられる私たち日本人。全国に蔓延してしまっている現状では、通常のカゼの予防策以上のことはできません。封じ込められないのですから、都市封鎖や隔離はデメリットしか生みません。

都知事選挙の前に東京の大流行が喧伝されました。次の総選挙との関連を考えられた方は鋭いかもしれません(注22)

■私自身は「ワクチン」を打つつもりはない

どんなに注意していても、インフルエンザが院内に蔓延してしまうことは毎年ありました。どの病院にもマニュアルが作られていますが毎年防ぎきれません。コロナウイルスも同様です。

万が一、クラスター発生が起きても医療機関や学校は対応すればいいだけで責められるべきものではありません。毎冬、どのカゼウイルスでも起きていることです。社会的制裁は慎むことが医療機関の過剰な萎縮を防ぐことになり、その方が自分たちを守ることになります。

網目状に全国で散発多発しているので、点と点を結んで追いかける濃厚接触の概念も失われました。流行初期に行えたクラスターの把握は、今では困難です。完璧に制御するといった人間の能力を超えた要求は、実行不可能で疲弊消耗するだけです。

無事に1年経過した私たちは、検査陽性発生数に一喜一憂することはありません。他者に寛容になりましょう。そして、他者の目も気にしないで暮らしましょう。ウイルスの持ち込み、拡散に敏感になりすぎる必要はありません。

暖かくなる来年2月中旬から新型コロナは収束していくでしょう。今回は、わずか数カ月です。毎年と同様のカゼ予防をしていれば十分だと思います。

やがてワクチンができたら、希望される方は接種するとよいでしょう。希望される患者さんが接種できるようにするため、私のクリニックでは業務用冷凍庫を新調したところです。ただ、私自身は、交差免疫と獲得免疫があると思っているので打つつもりはありません。

いつもと同じように暖かで健やかな生活を送っていくことにしましょう。

■English Abstract

The future figure of “Venus de Milo”, is SARS-CoV-2 becoming a seasonal coronavirus in Japan?

(considerations of a working physician)

First, two figures were prepared for consideration.

The first is the number of individuals undergoing polymerase chain reaction (PCR) examination. “Fig. 1” shows a range that is fluctuating. It has increased approximately by 10 times compared with that at the rin Februaly to May 2020.

The second is the change in the trend of seasonal coronavirus in Japan. “Fig. 2” demonstrates monthly changes in the number of seasonal coronavirus cases. The peak occurs in January–February every year.

Fig. 3 shows the numbers of new positive cases (green) and deaths (red) caused by the new coronavirus (SARS-CoV-2) from March to November 2020. I think this graph is incomplete, similar to the arm of “Venus de Milo.”

Let us supplement the right hand of Venus. The mortality rate in Japan is 0.01–0.016. Thus, I estimated the missing affected number who may be present from the number of deaths. In fact, a large-scale PCR positive peaople was observed in February 2020 in Hokkaido, Japan, located in the north. I indicated the estimation in “Fig. 4.”

Less discussion was conducted about previous but major pandemics. My opinion is that we are fortunate to have undergone a pandemic without large-scale consequences.

Next, we should try to predict the future. “Fig. 5”, which is estimated from the current number of cases, is depicted by the left hand of Venus. If SARS-CoV-2 behaves like a seasonal coronavirus, many cases will appear in January–February 2021 over several periods, as shown in Fig. 2. The current number of cases is 1,500 people per day. Therefore, 3,000–5,000/day PCR positive individuals will apper.

This number will be smaller than the big first wave noted in the beginning of 2020. I have repeatedly reported such a possibility because of the cross-immunity of the seasonal coronavirus, despite the smaller damage inflicted on the Asia/Oceania region compared with the west. Additionally, herd immunity may contribute to this number. “Fig. 7” illustrates that Venus will become smaller and disappear.

“Fig. 6” indicates that the damage from SARS-CoV-2 was extremely less in comparison to that from the seasonal flu. Approximately 300,000 people are affected daily at its peak, and the death toll can exceed thousands per year.

Moreover, the Japanese media reported the “largest recorded number of positive cases ever” today and touted that “the terrible third wave had arrived.” In my opinion, this statement is wrong for two reasons. First, it does not consider the increase of approximately 10 times the number of individuals undergoing PCR examination. The second is the lack of perspective regarding the evolving behavior of SARS-COV-2 as a seasonal coronavirus.

Fig7 depicts the future image of “Venus.”My belief is that SARS-CoV-2 is becoming the fifth variation to the traditional four types of seasonal coronavirus.

参考文献
1.「1日当たりの感染者、過去最多更新 東京は3カ月ぶり350人超『第3波』鮮明」毎日新聞11月12日
2.「国内の新規感染者は1731人…3日連続で過去最多更新」読売新聞11月14日
3.オオカミ少女に気をつけろ!泉美木蘭、
4.Google COVID-19 感染予測(日本版)、
5.厚労省 国内の発生状況など
6.新型コロナウイルス陽性者数(チャーター便帰国者を除く)とPCR検査実施人数(都道府県別)【1/15~4/1】
7.PCRサイクル数は40と回しすぎの秋。検査拡充・隔離を続けますか問題 泉美木蘭10月14日
8.「季節性コロナウイルス感染症は冬に流行する」山形県衛生研究所
9.『手の変幻』清岡卓行著 講談社
10.「雪まつり後に発症者急増 北海道、新型コロナ拡大」、日本経済新聞 2020/2/29
11.「GoToでコロナ感染131人 『拡大報告ない』と加藤氏 」東京新聞11月10日
12.「GoToイート『感染者の報告ない』加藤官房長官11月10日」朝日新聞
13.「なぜ風邪とインフルエンザは同時にかかりにくいのか」CareNet 2019/12/27,
14.「インフル関連の死者、年約1万人 注意すべき合併症は」日経Goodday、
15.「東京を封鎖しろ」なぜ日本人はこれほどコロナを恐れてしまうのか 7月13日
16.「これからは『コロナは風邪』と割り切る視点も必要だ」8月6日、
17.「PCR検査の信頼性がゆらぎ「新々型コロナ」も…しかし恐れる必要はない」11月12日
18.「コロナ恐怖を煽りながら、今はGoToを特集するワイドショーの無責任」10月9日
19.「タイの民主化デモ、王宮へ数十メートルまで迫る 警察がバリケードと放水、緊迫高まる」Newsweek 11月9日
20.Wordometer Thailand
21.「PCRで検出できないSARS-CoV-2変異の可能性流行当初のPCR検査用のプライマーでは一部の変異株を見落とす」Lancet Infectious Disease誌から 日経メディカル
22.下村自民政調会長、解散総選挙「早ければ1月」11月14日 時事通信

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大和田 潔(おおわだ・きよし)
医師
1965年生まれ、福島県立医科大学卒後、東京医科歯科大学神経内科にすすむ。厚労省の日本の医療システム研究に参加し救急病院に勤務の後、東京医科歯科大学大学院にて基礎医学研究を修める。東京医科歯科大学臨床教授を経て、秋葉原駅クリニック院長(現職)。頭痛専門医、神経内科専門医、総合内科専門医、米国内科学会会員、医学博士。著書に『知らずに飲んでいた薬の中身』(祥伝社新書)、共著に『のほほん解剖生理学』(永岡書店)などがある。

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(医師 大和田 潔)

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