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「肉をたっぷり食べて97kg→78kg」我慢なしで痩せた44歳の鉄板レシピ

プレジデントオンライン / 2021年1月6日 11時15分

Before97kg→After78kg - 出所=『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』

作家の金森重樹氏は、糖質を極力排除する代わりに脂質をたっぷりと摂る「断糖高脂質食ダイエット」を編み出した。会社員のキヒロフさん(44歳)も、“金森式メソッド”で3カ月で19kgの減量に成功した一人だ。キヒロフさんは、「大好きなお肉は毎日食べても飽きないので、頑張っているという感覚がまったくありませんでした」という――。

※本稿は、金森重樹『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

■100kgの大台を目前にして、いよいよ危機感を抱き…

糖質をできるだけカットし、ゼロに近づける断糖。そして代わりに脂質をたっぷりと摂る高脂質食。このふたつを基軸とした断糖高脂質食の入門書として『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット』(以降、『ガチ速』)を2020年7月に出版した。

このメソッドでたった3カ月で19kgもの大幅な減量に成功し、衝撃のビフォー・アフターがSNSで話題となり、フジテレビ系列のテレビ番組「ウワサのお客さま」に取り上げられた人がいる。キヒロフさん(44歳)だ。

「仕事柄、接待の食事会が多く、締めはもちろんラーメン。不摂生な生活を続けていたら、気づけば体重は97kgにまで増加。100kgの大台を目前にして、いよいよ危機感を抱きました」

そんなキヒロフさんと断糖高脂質食ダイエットとの出会いは、SNSだった。

「もともと投資に興味があり、勉強のために投資家・金森さんのTwitterをフォローしていました。そこで、金森さんがダイエットのツイートをしているのが目に留まったのです。『投資と同じように、ダイエットでも緻密なロジックを組んでいるに違いない』。そう思ったのが、断糖高脂質食ダイエットを始めたきっかけです」

しかし、キヒロフさんはすぐには実行に移さなかった。理由は?

キヒロフさん(44歳)
ʼ76年生まれ、関東在住。営業職の会社員。Twitter(@95kg_online)は、ローストビーフやテリーヌなど、主に肉を扱ったオリジナルレシピを投稿する人気アカウント。

■2週間に1度、肉をキロ単位で買い出し

「『納得するまで始めない。始めたらよそ見をしない』を信条にしており、まずは知識を身に着けるところから着手しました。金森さんのツイートや実践者の証言、関連記事などを1カ月かけて読み込み、メリット・デメリットをきちんと理解してから徐々に実践へと移行していったのです」

図表1の体重増減グラフを見てわかるように、断糖高脂質食に切り替えてから体重はみるみる減っていき、わずか3カ月で97kgから78kgへの減量に成功。驚異のマイナス19kgを達成した。

【図表1】キヒロフさんの体重増減グラフ
出所=『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』

基本的に食事は自炊で、食材の調達にはコストコを有効活用しているというキヒロフさん。

「スーパーでちまちま買うのは面倒なので、食材は2週間に1度、コストコでまとめ買いをしています。スーパーに行く回数を少なくすることで、ムダな誘惑も減らせる。よく買うのは豚バラブロックや豚肩ロース。牛ならステーキ肉やバーベキューセットで、いずれもキロ単位。あとは、3Lのオリーブオイルなどです。車から家までの搬入には、ウーバーイーツのカバンが便利です。僕の住んでいる地域はウーバーイーツの宅配範囲外なので、ものすごく目立っていますが(笑)」

そんなキヒロフさんの一番のダイエット食は、好物でもある肉がメインだ。

「主食はお肉で味付けは塩や魚醬、香り付けはハーブ……と、食べるものを決めてしまうと楽。ステーキやベーコン、変わり種だと雲白肉(ウンパイロウ)など、そのとき食べたいものを食べるので苦ではありません。一番よく作るのは、パンチェッタ。そのまま食べるもよし、塩気が強いので調味料感覚で他の食材と合わせるもよし。使い勝手がいいので大量に作り置きしています」

■付き合いの誘いは理由も言わずに「医者に止められている」と断る

やむを得ず外食をする際にも、ルールが設けられている。

「外食だと何が入っているかわからないので、行きつけのお店をつくっています。たまたま同級生で魚の卸と食堂をやっている人がいて、そこで刺身定食ご飯抜きを頼むのが定番。そのお店は毎朝、豊洲で魚を調達していて自炊ではマネできないのがイイ。たまの息抜きに最適です」

金森重樹『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』(扶桑社)
金森重樹『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』(扶桑社)

とはいえ、サラリーマンという仕事上、付き合いも多く、100%実践するのは難しい。

「一番効果があるのは、理由も言わずに『医者に止められている』と言うことですね(笑)。でも、年齢とともに立場も上がり、どうしても断り切れないことが。リバウンドこそしていないものの、体重の減少も多少打ち止め感があります……」

そんなキヒロフさんが、断糖高脂質食を続けられるモチベーションはなにか?

「もともとそこまで糖質に執着がなく、付き合いで白米を食べてしまっても『また食べたい』と思わないのが功を奏しています。大好きなお肉は毎日食べても飽きないので、頑張っているという感覚がまったくありません。好きなものを好きなだけ食べて、健康になる。断糖高脂質食ダイエットは僕にぴったりのダイエット法だったのです」

キヒロフさんのガチ速POINT
1.まずは理論を徹底的に頭に叩き込み、メリット・デメリットを理解してから実行に移す
2.コストコなら安く大量に食材調達が可能。近くに店舗があるなら積極的に活用すべし
3.パンチェッタなど保存の効く料理を作り置き。やむを得ず外食する際は行きつけの店で

■満足感たっぷりのハンバーグレシピ

さて、ここで断糖高脂質食ダイエットにぴったりな「チーズインビーフハンバーグ」のレシピをご紹介します。

『ガチ速』で好評だった「牛脂たっぷり肉巻きハンバーグ」ですが、脂質の大量摂取に慣れていないビギナーの方からは「脂っこくて食べきれない」というご意見をいただきました。

そこで今回は牛脂を少し減らし、そのぶんカマンベールチーズを加えました。満足感はそのままに、香りもクセが少ないカマンベールによって、より牛肉のワイルドな旨みを味わえます。チーズはトロッとするカマンベールがオススメですが、もし他のチーズにしたければ加工されたプロセスチーズではなく、必ずナチュラルチーズを選びましょう。

【材料】(2個分)
●牛ひき肉……200g
●牛脂(粗みじん切り)……50g
●塩……小さじ1/3(肉の重量の1%)
●カマンベールチーズ……2ピース
●オリーブオイル……大さじ1
●目玉焼き……1個

【作り方】

1.ボウルに牛ひき肉、牛脂、塩を入れて、粘り気が出て白っぽくなるまでよくこねる。
2.1を2等分してカマンベールチーズを包み、空気を抜きながら成形する。
3.フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、ハンバーグを焼く。両面に焼き色をつけたら水(分量外・大さじ2)を入れ、蓋を閉めて3分ほど蒸し焼きにする。
4.ハンバーグがふっくらとして、竹串をさして溢れた肉汁が透明になっていたら、フライパンから取り出す。
5.皿に盛って、目玉焼きを乗せる。

チーズインビーフハンバーグ
出所=『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』
完成図 - 出所=『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』

これから断糖高脂質食に切り替える方も、「何も食べられるものがない」「食の楽しみがない!」と挫折してしまった方も、ぜひこのレシピを試してみてください。食事を楽しみながら、運動いらずのダイエットは可能です。質的栄養失調を改善し、健やかに最短スピードで痩せられるということを、きっと体感していただけるはずです。

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金森 重樹(かなもり・しげき)
行政書士・不動産投資顧問
東大法学部卒。25歳の時に1億2000万円の借金を負う。マーケティングの技術を活用して35歳で借金を完済。行政書士として脱サラ。不動産、建設、ホテルチェーン、医療法人、福祉事業などグループ年商100億円の企業グループのオーナー。個人で日本最大2メガワットのメガソーラー発電所を宮古島で開設。自宅の冷蔵庫とストッカーは自治体からのお礼の品でいつも満杯。ふるさと納税を始めて食費はほぼ「0円」を更新中。著書に『2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド』。

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(行政書士・不動産投資顧問 金森 重樹)

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