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プロの会計士が推薦!文系でも楽しく学べる「仕事の数字&会計がわかる本」7選

プレジデントオンライン / 2021年4月4日 8時15分

「数字や会計について、もう少し詳しくなりたい!」と思ったときに、手に取ってみたいおすすめ本を、各分野のプロに選んでもらいました。

■数字を意識して話したほうが説得力が増す

「会社の数字」を広い意味でとらえ、仕事の中でどうやって数字を使っていくのかという観点や、ニュースに出てくる数字に対してどんな感覚を持っていればおもしろくなるのか、といった観点から、数字の本を選んでみました。

仕事や日常生活では、感覚的に話すよりも数字を意識して話したほうが、具体性が出て説得力が増します。また、仕事をするうえではファイナンスのことを知っておいたほうが推進力が大きくなります。たとえば、新しいプロジェクトを企画提案する際に、元手がいくらかかって、どれだけの利益が見込めるのか、そのための資金をどこからどうやって調達するのかということを踏まえて提案するのと、アイデアのみを提案するのとでは大きく違うからです。

■本の内容をシェアすると身につきやすい

『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』では、自分たちのビジネスモデルだと、材料費やサービスのコストと利益の関係がどうなるか、適切な売価はいくらにすればよいかなど、決算書の構造を基に見えてくることを解説しています。仕事への数字の使い方でおすすめなのが、『最高の結果を出す KPIマネジメント』です。日常生活でも役に立つ目標値設定の考え方が示されており、おもしろいでしょう。何かに取り組むときに、ただ「がんばる」だけではなく、「正しい努力の方向性」をどう探り、どう数値目標を設定して管理していくかが具体例とともに書かれています。

文字だけではとっつきにくいという人は、まんがで読むのもおすすめです。また、最初から全部理解しようとせずに、さらっと読んでいくのもいいでしょう。わかるところ、好きなところ、興味のある企業について読むだけでも役立ちます。

電子書籍なら持ち運びに便利ですし、本の内容を共有できる友人や同僚がいるとより楽しくなります。読んだことをシェアすると知識が身につきやすくなるので、SNSで発信するのも効果的です。

文系の人でも楽しく読める「数字&会計本」7選

※表示価格は、すべて税抜きです。

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平林 亮子(ひらばやし・りょうこ)
公認会計士
太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)を経て、2000年に独立。士業ネットワークのアールパートナーズ代表。女性会計士中心のコンサルティング会社Lumiere専務取締役。『赤字はどこへ消えた?』(プレジデント社)など、著書多数。

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(公認会計士 平林 亮子 構成=生島典子 撮影=近藤スタジオ)

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