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福原愛、小川彩佳、剛力彩芽も泣かされた「結婚に不向きな男性」の共通点

プレジデントオンライン / 2021年4月7日 9時15分

火傷した子供たちのケアを呼びかけた福原愛さんと江宏傑さん=2019年10月8日 - 写真=Top Photo/時事通信フォト

■離婚協議が一転、文春が「W不倫」をスクープ

卓球界の天才少女と謳われ“愛ちゃん”の愛称で日本ばかりではなく、中国や台湾のアイドルだった福原愛(32)が人生の岐路に立たされている。

2016年9月に結婚した卓球元台湾代表の江宏傑(32)と離婚するというのである。週刊文春(3/11日号)がこう報じると、女性セブン(3月18日号)が子どもも母親も台湾に残したまま「里帰り不倫」していたとスクープしたのである。

これだけでも元アイドルに似つかわしくないスキャンダルだが、週刊文春(4/8日号)が、福原の不倫相手は、実は既婚者でW不倫だったと続報を打ったのである。

まだあどけなさを残す彼女に何が起きているのか。経緯をご存じない読者のために、かいつまんで紹介しよう。

週刊文春に情報を流したのは福原本人か、極めて彼女と親しい人間のようだ。

3/11日号では冒頭、元旦に帰国した福原愛が1月中旬、日本語と繁体字2枚の「離婚届」を書くシーンから始まる。書き終えた彼女は、台湾にいる夫に電話をかけ、離婚の意志を告げる。

ディズニーリゾートで盛大な披露宴を挙げた2人は、台湾の番組に出演して夫と「61回キスをする」姿を公開するなど、彼の地のスター夫婦になった。

だが、夫・江の家は名家だといわれていたが、実際は違ったそうだ。結婚会見で卓球ボールをイメージしたダイヤの指輪が披露され、3000万円といわれて話題になったが、江の義姉が中国の宝飾メーカーから、「プレゼントするから宣伝のために会見で付けてほしい」と頼まれたものだったそうだ。

■「ここに私の居場所は、もうない」

週刊文春によれば、2017年10月に彼女は第一子を出産したが、つわりが酷く、日に何回も吐いていた時、彼女を「栄養がいかない」(お腹の子どもに栄養がいかないという意味か)と叱り、一段落して食べられるようになると、「太るからやめろ」となじったという。

育児でも「悪戦苦闘の毎日だ。紙オムツを洗濯機に入れるミスをしたこともあった」という。誰がいったかは明確にされていないが、おそらく福原の言葉だろう。

夫の小言は止まず、家事を手伝うこともなかったようだ。妻が育児に奮戦しているのを知りながら、夫は、沖縄に本拠地を置く「琉球アスティーダ」に2年契約で加入してしまう。

だが、練習をサボり、成績不振で試合にも出られなかった。彼女のほうは卓球と子育ての両立が難しく、2018年10月に現役を引退している。

家庭ではたび重なるモラハラを受けながら、世間に対しては「夫婦円満」アピールを強要させる。歯医者へ行けば、「誘うような口の開け方をして。この売女!」と罵られ、エッセイ写真集の写真を篠山紀信に撮ってもらうと、「何でヌードを撮るような人に撮らせるんだ」と怒鳴り散らしたという。

その上、夫婦のプライバシーをメディアに漏らしてしまう義姉や、義母との折り合いも悪く、愛は「ここに私の居場所は、もうない」と思うに至ったようだ。

2019年のクリスマスに2人の子どもを連れて帰国したが、夫が追いかけてきて、「やり直したい」と謝罪したため、「次はない」と通告して戻ったのだが、同じようなことが繰り返されたため元旦に帰国し、離婚することを決意したというのである。

■大手商社マンとの「里帰り不倫」が報じられると…

だが女性セブンが2月下旬、福原と彼女より25cmも高い大谷翔平似のイケメンと一緒に、横浜中華街でシュウマイやソフトクリームを仲良く食べているところを「スクープ撮」したのである。

この男性、大手商社に勤めるエリート会社員だそうだ。彼女が結婚する前からの知人で、仕事の悩みなどを聞いてくれた「彼女にとって特別な存在」(福原愛の知人)だという。

「一度ゆっくり横浜を歩いてみたい」という彼女の願いを聞き入れ、「彼女をエスコートするためにカーシェアリングで高級車を借り、(中略)夜景のきれいなホテルまで彼がしっかりと予約していたようですよ」(男性の知人)。

横浜
写真=iStock.com/xavierarnau
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/xavierarnau

その夜は2人でホテルに泊まり、翌日は彼女の自宅に招き入れて過ごしたという。

女性セブンは、「本人は否定するが、Aさん(年下の男性=筆者注)と連泊したことは紛れもない事実。ふたりがたとえ友人関係だったとしても、異国で彼女を待つ夫や子供に対しての“裏切り”ではないだろうか」と彼女の行動を難じ、台湾で離婚説が出ても、夫は「自分たちがわかっていればそれでいいと思います」と答えていると、夫に同情的な書き方である。

この報道後に、福原愛が直筆の謝罪文を出した。親しい男性との2連泊については、宿泊したことは認めたが、「一緒の部屋に宿泊した事実はありません」と苦しいいい訳をしている。

■「彼女はいない」が、妻はいた

しかし、週刊文春(4/8日号)が、福原に対して「僕に彼女はいない」といった年下の彼氏が、実は既婚者だったことをすっぱ抜いたのだ。

夫や台湾メディアからの激しい批判にも福原は、「彼を巻き込んでしまい申し訳ない」と彼をかばっていた。週刊文春によれば、「Aさんとの関係は“火遊び”ではなく、真剣なものだったからだ」。だが、福原の友人たちは「Aの周辺から今回の“不倫情報”が出ているのではないか」と心配していたという。

男性は総合商社勤務で年収1500万円と報じられたが、彼の同僚は「年収は800万円ほどで2年前までは社員寮暮らし」だったと話している。

その甲斐あってか、今は家賃20万円以上の高級マンションに暮らし、シェアサイクルに乗ってオフィスへ出社しているという。

3月27日土曜日。昼前にマンションから出てきた男性は、近所のカーシェアスポットに向かった。コンパクトカーに乗り込み、一緒に出てきた小柄な女性も助手席へ。

彼の知人によれば、大学時代の同級生B子で、学校を出てからも2人は付き合っていて、すでに籍を入れているはずだと話す。

週刊文春が男性の妻を直撃すると、突然の取材にもかかわらず驚きもせず、「彼から説明させます」と告げたという。

男性は取材に対して、「福原と不倫関係はない」と否定したが、福原を知る卓球関係者によると、彼は福原に電話して、「結婚はしてるけど、もう別れるから。妻とは別居しているけど、たまに家に来るんだ」と話したという。

たまに家に来る離婚寸前の妻でないことは、週刊文春の描写を読めば分かる。

■小川彩佳、剛力彩芽…相手に振り回される女性たち

もし、男性の妻が夫の挙動に不信を抱き、2人が横浜でデートすることを何らかの形で“察知”して女性セブンに情報を流し、その後、週刊文春へ「Bは既婚者だ」とリークしたのだとすれば、彼女の行動力、離婚しないための「抑止力」の使い方は見事である。

大企業は社員のスキャンダルを嫌がるし、福原が「略奪婚」にまで突き進めば、ますます彼女は窮地に立たされる。

夫の不倫に悩む多くの妻たちには参考になったのではないか。

福原は長男の誕生日までには離婚協議を本格化させたいと考えているようだが、夫からは、「子どもは渡さない」といわれており、親権を勝ち取るのは厳しいようだ。

不倫が発覚して妻から三下り半をもらう夫は枚挙に暇がないが、『news23』でMCを務める小川彩佳のケースは、彼女がジャーナリストということもあって深刻なようだ。

夫は医療ベンチャー「メドレー」の代表取締役で医師の豊田剛一郎。小川と交際中から別に彼女がいて、小川のいない時を盗んで、彼女の自宅や豊田の別宅で逢瀬を重ねていると週刊文春(2/11日号)に報じられたのである。

妻のほうは、コロナ感染拡大を止めるために不要不急の外出を控えてくれと番組で訴えているのに、自分の亭主が不倫外出を繰り返し、彼女と濃厚接触していたのだから、小川の立場を踏みにじる裏切り行為といっていいだろう。

一度は離婚を決意したといわれるが、幼子がいるため逡巡しているようだ。

■かつての「3高」から「3NO」になったが…

女優の剛力彩芽のように、ZOZO前社長の前澤友作氏と付いたり離れたりしているのが気楽でいいように思うが、剛力にとっては女優生命に関わってくるだけに悩みも多いようで、フライデー(4/16日号)では「まさかの破局」と報じられている。

いい加減にしなさいといいたくもなるが、別れを切り出したのは、今回は剛力のほうからだという。

前澤の「宇宙計画」に参加すれば、訓練や準備、宇宙での滞在などで時間を取られ、数年先まで決まっている映画や舞台に穴があくというのだ。

そんなことは始めから分かっていたことだし、第一、男にうつつを抜かしていた剛力に沢山の仕事があるとは思えないが、別れる理由を探していたのだろう。

私の頃の結婚したい男の条件は3高(高学歴・高収入・高身長)だったが、今どきの女性が求める結婚相手は3NO(暴力しない・借金しない・不倫しない)だそうだ。

しかし、結婚は一種のギャンブルである。ノーリスクの男なんぞと一緒に暮らしても面白くなくて、すぐに飽きてしまうと思うのだが。

その一方で、マッチングアプリで見知らぬ男性と出会い、数回食事やカラダを重ねただけで結婚するカップルも増えているという。私から見れば、勇気(蛮勇?)のある女性がいるものだと驚きを禁じ得ない。結婚詐欺師たちにとっては格好の「餌場」ではないか。

カップル
写真=iStock.com/Ridofranz
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Ridofranz

■意外な盲点「マメな男」は危険である

巷には、結婚に不向きな男性の見分け方なる本がいくつも出ている。

手に取った『悪魔は優しい顔で今日も微笑む』(KADOKAWA)に、「クズ男の性格や生態」をまとめるとこうなると書いてある。

「表向きのみ優しい態度」「口がうまい」「弱みを探ってくる」「どこか闇がありそう」「女慣れしている」「母性をくすぐるような態度」「自分の思い通りにならないと不機嫌or切れる」「過去の恋愛体験を語ってくる」。そのほかには「すぐにカラダを求めてくる」「収入を聞き出そうとする」などなど。

この「クズ男」はおそらく結婚詐欺目的の連中のことだろう。普通の感覚を持っている女性なら、この手の男にはひっかからないと思うのだが。

私のささやかな体験から、結婚したいと考えている女性に2つアドバイスをしておきたい。意外に盲点なのが「マメな男」の危険性である。

女性にマメな男はモテる。自分のためにこんなにしてくれると感激し、イケメンでなくてもモテる男を何人か知っている。

その一人はこんな男である。私が会った時は30代半ばだったと思う。ブ男ではないがかっこいいというわけでもない。だが、この男がよくモテた。

■「彼女がいると大変?」と聞くと驚きの答えが

彼は夜、仕事部屋に戻ってきては、よく自席で彫刻刀を器用に使って木彫りをしていた。「何をしているのか?」と聞くと、彼女へのプレゼントにするのだという。

彼はバツイチで、当時は独り者だった。「早く帰らないのか?」というと、「帰ると疲れるから、もう少しここにいます」。不躾だと思ったが、「彼女がいると大変か?」と聞いた。

彼は「大変ですよ。7人もいると日替わりで相手をしなくちゃならないから」というではないか。「そりゃ大変だ」というと、「また1人できそうなんです。そうなると1週間では回り切れない」と頭を垂れた。

そんなことから、もう少し突っ込んだ話をし始めた。「今はまだいいけど、クリスマスや正月休みになると、全部の彼女のところへプレゼントを持って行って、SEXしなくちゃならないから、死ぬ思いですよ」と、深いため息をついた。

彼にとって、会社にいる時間が安らぎの時間なのだという。その後、彼は再婚したが、日替わりで彼女巡りすることに疲れ果てたようだった。

剛力の彼氏のように唸るほどカネがあれば、女性は寄ってくるかもしれない。だが、カネのない奴がモテるためにはふんぞり返っていてはダメで、マメでなくてはいけない。

マメ男がすべて要注意ではないが、注意するに越したことはない。

■最初にすべて知ってしまっても、人は結婚するだろうか

いま一つは、外国では広く行われているようだが、結婚前に1カ月間ぐらいマンションでも借りて「プレ結婚生活」をしてみたらどうか。

食事の好みからSEXの相性まで、暮らしてみなければ分からないことは多い。優しそうに見えた男にDV癖が潜んでいるかもしれない。

私の想像だが、この「プレ結婚生活」を終えても結婚するというカップルは意外に多くないのではないか。

なぜなら、結婚に踏み切るというのは、お互いの誤解と、一時の気の迷いと、弾みが必要だからだ。

したがって、結婚後に訪れるのは「後悔」と「失望」、それを乗り越えた先にあるのは「諦念」である。

福原愛の離婚騒動から話がだいぶそれてしまったが、赤の他人同士が一つ屋根の下で暮らしていくのに必要なものは、汚れちまった愛ではなく、諦めと、少々のおカネである。

ジャーナリスト長谷川如是閑のこの言葉で締めたい。

「男子は、結婚によって女子の賢を知り、女子は、結婚によって男子の愚を知る」(文中敬称略)

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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