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現役医師「ゼロコロナは永遠にやってこない。だからオリンピックを楽しもう」

プレジデントオンライン / 2021年7月7日 9時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/voyata

いつまで“コロナ自粛”を続ければいいのか。医師の大和田潔さんは「新型コロナの死者数は70代以上の高齢者が8割以上を占める。高齢者へのワクチン接種が急速に進んだ今、もうコロナは終わったと言っていい」という――。

■テレビとかけ離れた医療現場のリアル

新型コロナの流行で、テレビには「専門家」と呼ばれる人たちが毎日のように出演してきました。メディアから膨大なコロナ関連の情報が流れ、人々は混乱を極めました。

PCRやワクチン、そして東京五輪・パラリンピックと話題を変えつつ現在まで続いています。テレビの情報からは「コロナは終わった」と思えないのも無理はありません。

実際どうであったかは、日本で最もコロナ診療を行った医師が示すファクトが全てです。「『開業医に治療を拒否できないように』日本一コロナ患者を診た『町医者』が語る日本医師会の問題」(※1)にその様子が記されています。

記事に登場する長尾和宏先生は、日本の流行を「さざ波」だったと断言されています。ワクチンが登場する前でも早期診断と早期治療をすれば軽快する人が多く、ほとんどの患者さんが軽症でした。専門家会議と医師会が、重症者に対応する基幹病院に、無症状を含め陽性者全ての患者の初期治療から割り振ったのが医療の逼迫(ひっぱく)を招いたと断言しています。

専門家会議や自称専門家の人々が流布していたメディア情報と、臨床の実像はかけ離れたものだったことが明記されています。私が2019年末から拝見してきた出来事も処方の方針も全く一緒でした(※2)

一方、専門家会議を引き継いだ新型コロナウイルス感染症対策分科会(以下、専門家会議)は、感染拡大を訴え続け、五輪開催にも否定的な発信を続けています。本当にそうなのでしょうか?

■「コロナの流行が終わった」と断言する3つの理由

しかし私は、世界だけでなくとりわけ日本では医療崩壊するようなコロナウイルス流行は終わったと考えています。大きな理由は、以下の3つを挙げることができます。

1.国内でのコロナ流行は他国に比べ当初から非常に小規模だった。
2.重症化する高齢者と治療にあたる医療者にワクチン接種がほぼ完了した。
3.陽性者は無症状や軽症状の若年者が中心となり、適切な観察や対応で済むだろう。

コロナウイルスの被害は、国によって大きく異なりました。被害が大きかった海外との比較は不安を生むだけの情報でした。

私たちも、感染を疑われた患者さんには上記と似た処方で初期治療をしてきました。医療機関の交通整理(医療システム設計と病床コントロール)を怠り、軽症者に対し解熱鎮痛薬しか渡さず、自宅やホテル療養することを地方自治体や為政者にアドバイスした人々の不作為の罪は重いと思います。

注意が必要なのは「ゼロコロナは永遠にやってこない」ことです。それでもワクチン接種で被害が出にくくなれば、通常の感冒ウイルス(かぜ)と同じになります。新型だったコロナも「季節性感染症」の一つになってしまい、やがて気にさえしなくなるでしょう。

日本はすでに、こういったコロナと共存できる環境に無事パラダイムシフトできたと思っています。データを見てみましょう。

■年齢によって大きく異なる被害

日本でのコロナの特徴は、感染による被害が少なかったことだけではなく、年齢によって被害が極端に大きく異なった点です。

出典=厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値、令和3年6月30日18時時点)」
出典=厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値、令和3年6月30日18時時点)」

重症者は80歳以上に集中しています。厚生労働省の『新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値、令和3年6月30日18時時点)』(※3)によると、80代以上の死亡率は50代の47倍、40代の100倍以上です。

次に、年代別のPCR陽性者数との関連を見てみましょう。30代以下の陽性者数は、死亡者数に反比例して激増しています。

出典=厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値、令和3年6月30日18時時点)」
出典=厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値、令和3年6月30日18時時点)」

陽性者数全体の77%が50代以下の人たちでした。しかし、その年代の死亡者数は全体の3%にすぎません。一方、陽性者全体の7%にすぎない80代以上の方が、死亡者数全体の64%を占めています(※3)

メディアは、日本では重症化しにくい20~30代を中心とした年齢層のPCR陽性者数増減を一喜一憂しながら延々と報道していたわけです。

■高齢者に被害が集中した理由

若年者に被害がほとんどなく高齢者が重症化することから、臓器に直接ダメージを与え小児にも被害が大きいインフルエンザとは異なるコロナ特有のメカニズムが考察されるようになりました。その人がもともと持っている慢性炎症が引き金になる可能性が注目されています。

肥満、基礎疾患や喫煙などは、慢性炎症の原因になると同時にコロナが悪化する傾向があります(※4、5、6)。高齢者は持病や古傷を抱えていたり、炎症老化(inflammaging)(※7)という加齢による慢性炎症を抱えたりしています。

慢性炎症はその国の衛生状況や医療体制とも関連します。未治療の疾患を抱える人が多かったり、上下水道が完備されていなかったり、舗装されない道を素足で歩いたりしていれば慢性的に炎症を抱えることになります。私は、衛生環境や医療体制の完備も被害が少ない理由だと思っています。

■高齢者接種が完了すれば安全な国になる

このようなデータを踏まえれば、高確率でウイルスに晒(さら)される医療者と重症化しやすい高齢者などからワクチン接種を完了していった政府の方針は極めて正しい判断だったことがわかります。

総務省と厚生労働省によると、高齢者への接種は7月末までに終了できる見通しです。これも地方自治体の皆さんの尽力のたまものです。

新型コロナのワクチン接種を受ける男性
写真=iStock.com/gahsoon
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/gahsoon

私の患者さんが「母親が施設で寝たきりなんですが、もうワクチンを打っていただきました」とおっしゃっていました。私は「在宅や施設にいらっしゃる方を含めて、要介護者や高齢者から接種完了しているのは効果的で素晴らしい日本ワクチン行政の戦略です」とお伝えしました。

ワクチンについては、希望者に対する職域接種という次の段階に進んでいます。医師会は職域接種に否定的です(※8)が、私たちのクリニックでは企業の依頼に応えて打ち手として協力する連絡をしました。

日本では、被害のない若年者にはワクチン接種は必須ではありません。陽性者が激増しているイギリスでも学童には推奨されていません。「子供が重篤になるリスクはごくわずかであり死亡は非常にまれ。ワクチン接種による利益は期待できない」(※9)とされています。学童に強要してはいけません。

感染のリスクが無いなら必要ありません。リスクとベネフィットのバランスです。50代以下の方も上記のデータから自由な選択で良いでしょう。私は、本人が自由に決めるべきだと思っています。

■専門家会議のさまざまな誤謬

繰り返しになりますが、高齢者などのリスクの高い方々にワクチン接種を終えて、日本全体が安全になりつつあります。若年者が感染しても問題にならないので、ワクチンを国民全員が打つ必要は全くありません。

しかし、専門家会議の先生方は「高齢者にワクチン接種が進んでも集団免疫には程遠いだろう」(※10)と耳を疑う見当違いの発言をされました。被害をなくすことがワクチン接種の目的で、集団免疫は必要無いのです。

彼らの見当違いはこれだけではありません。「エビデンスを持つ治療方法はありません」と陽性者を特別扱いしてきましたが、多数の患者さんを通常感冒のように初期対応し、死亡者ゼロを実現した長尾先生のような医師が国内にはいらっしゃいます。よって専門家会議の医療設計は、医療逼迫や国民の恐怖をいたずらに煽った大きな誤りでした。

何十万人も死亡するという計算も誤りでした。明日はNYやロンドンと言いつづけ被害が国別で大きく異なる考察も怠りました。もし半年前にこのような治療方法や湘南徳洲会の診療方法(※11)などを取り上げて全国に紹介していたら、社会不安は大きく減ったことでしょう。

さらに無症状者が多く「水際が存在しない」にもかかわらず、クラスター対策と封じ込めを行おうとしました。最後には感染経路不明が増えてしまい、際限ない広がりに専門家会議が追跡を放棄した形で終わりました。保健所の方と話すたび膨大な無為な作業を話題にしていました。

最近では変異型が猛威を振るうから被害が拡大するとも言い出しています。ワクチン接種が進む英国で、変異型の感染数が急増して経過が注目されていましたが感冒症状で済んでしまうことや(※12、13)高齢者の死亡者数が激減したことが報告されました(※14)。ワクチンは変異型にも有効なことも判明しています(※15)

■軌道修正の機会はたくさんあった

「時として重症化する感冒にすぎない」と人々の不安を減らしつつ、初期治療を行う医療機関を、診療所を含めて分散拡大させるべきでした。

そうすれば患者さんが集中した基幹病院の医療者の負担を減らすことができ、通常診療とともに必死にコロナを診ていた診療所の先生が責められたり、通常診療抑制による被害もなかったはずです。

私は少しでも患者さんに良い方法があるなら取り入れ、社会不安やパニックを取り除いていくことが医療者の正しい姿勢だと信じています。

専門家会議は間違えても軌道修正したり、異なる意見の先生と議論する機会は何回もあったはずです。彼らは、私たち国民を安心させて混乱を減らし、財産を守ろうとする善意や誠意に欠けていました。

そのためコロナウイルスによる超過死亡数がマイナスになるほど人々は過剰防衛をしてしまい、経済被害が不必要に拡大しました。結果、日本では「人災」となりました。

私は、6月上旬に地方自治体の県知事さんや市町村長さんのワクチン接種会議に参加しました。高齢者接種、職域接種、小児の接種をどうしたら良いか悩んでいました。

「高齢者接種が終われば仕事はほぼ終わりです。職域は準備できしだい、小児接種は最後でよくて強要してはいけません」と申し上げました。ワクチン接種現場でも専門家委員会や医師会は、アドバイザーとして機能していないと実感しました。

■若者たちの犠牲を忘れてはいけない

低リスクの若年者がこうむった大損害も見逃すわけにはいきません。先述の厚労省資料によると、死者数で見れば30代は27人、20代は8人、そして19歳以下は0です。

子供たちに被害がほとんどないにもかかわらず、休校が強要されました。為政者のパフォーマンスとしての側面が強く、若者の学びや出会いといった貴重な機会がその代償となりました。その年齢でなければ行えない運動会、学芸会、修学旅行も卒業式も中止になりました。

親戚や知り合いの方の大学生は、入学以来オンラインでの講義が続き、友人もいない、孤独な学生生活を送っています。リアルな学園生活が失われ、コロナ禍で悪化した景気によって就職活動も混迷を極めています。

クリニックには、悲惨な状況の子供たちがいました。一度も会ったことのない友達とオンラインでプレゼンテーションファイルを作って、学園祭をするように学校に言われて体調を崩したとのことでした。PCに触ることもなかった子供たちが、心身の体調を崩すのは当たり前のことです。組んず解(ほぐ)れつ遊びあって成長する子供たちに、コンピューターの作業を強要して何が教育でしょう。ひどい話です。

出会いも減って、恋愛の機会も失われたことでしょう。結婚式を延期せざるを得なくなったカップルもいます。子供の出生率も下がりました。失職や貧困などによる自殺者も多数にのぼりました。

彼らは年長者のための被害者たちでした。健康的な若者による人口増加は、国力の源泉です。教育は日本の未来の繁栄に必須のものです。壮年期の労働者は国を支え、未来への明るい希望は消費を生みます。

人口減少に拍車がかかったのは危惧されるべきで、早急に解決すべき問題です。若者の犠牲や自殺は全体のために仕方のなかったものとして放置され、フェードアウトしてしまいそうです。悲しい限りです。

これ以上若者の未来を奪ってはいけません。

渋谷のスクランブル交差点を渡る人々
写真=iStock.com/7maru
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/7maru

■「東京オリンピックメソッド」は私達や世界に希望を与える

専門家会議は「オリンピックをやる意味がわからない」(※16)と明言しました。私は東京五輪・パラリンピックの開催は何ら問題ないどころか、大きなメリットを生み出すと思っています。

この祭典は、コロナと共存して人間が立ち上がっていくことを証明する機会になるでしょう。今後のイベント開催のお手本にもなるはずです。2022年2月には北京オリンピック、11月にはカタールでサッカーのW杯もあります。東京オリンピックが成功例となれば、検疫から観戦まで「東京オリンピックメソッド」が、世界の人々から参照されることになるでしょう。

甲子園で活躍する母校を屋内のモニターで、しかも密な状態で観戦・応援することは禁止されていないのに、五輪では換気の問題がない屋外のパブリックビューイング(PV)を中止にしたのでしょうか。私は大きな機会損失だったと思います。

先進国の日本からパラダイムシフトを示すことになる今回の経験は、国民の自信や誇りにつながると思っています。組織委員会や政府の実務にあたった方々が世界の人々のアドバイザーとなることでしょう。

一足先に6月に満員で開催されている英国ウインブルドンのようにコロナと共存する世界的な問題解決方法の一つひとつが私たち国民の財産となっていきます。日本の海外渡航再開時に必要なノウハウの蓄積になります。

■専門家会議や医師会に期待してはいけない

PCR陽性者減だけを目指す専門家会議にも医師会にも、私たちの暮らしに寄り添う新たなスタンダードを作ることは期待できません。

普遍化したコロナは、迅速かつ安価なものを選択する必要が出てきます。いつまでも新型判別のために登場したPCRにこだわると時間も地方自治体財政も足をひっぱられます。

感染コントロールに敏感な航空会社も簡易検査に移行しました(※17)。海外の大規模なコンサート会場でもその場で簡易検査することが予定されています(※18)。出先、故郷に帰る前、イベント会場、カゼひいた時など数分でコロナかどうか安価にわかると良いでしょう?

台風や地震で避難することも出てくるでしょう。電力のいらない即時性のある簡易抗原検査は、災害地の地方自治体では重宝されるはずです。屋外の炎天下では熱中症予防にマスクを不要にすべきです。

■「さあ、オリンピックを楽しもう」

入手困難の時期にワクチンを世界から調達したのは、日本の信用と政府の力です。そして自衛隊の力を借りたり、地方自治体と直接連携をとったりしてワクチン接種を加速させ、成功につなげました。そこに専門家会議や医師会は存在しませんでした。

前に進むためにオリンピック委員会や政府が独自にガイドラインを作って運用を始めたのも当然のことです。有観客も良い選択であり、今後の経験につながります。

高齢者が安全になり被害が起きなくなった局面を迎え、コロナはもう身近な季節性ウイルスとしてあつかうべき世の中になりました。全体行動を取る必要はもうありません。一般国民自身がおのおの考え、自分で行動して良い局面になりました。

私たちに植え付けられた「陽性者は隔離」の考えを、自分たちで終わりにさせないといけません。ウイルスと共存して安全な世界がやってきたのです。屋外ではマスクを外して、熱中症対策を優先するガイドラインを作りましょう。

オリンピックの成功体験自体が、私たちの財産になります。また、日本が模索し作りだす新しいスタンダードは、季節性になったコロナと共存するお手本となり雇用拡大と景気回復にこぎ出した世界(※19、20)へ貢献することになるでしょう。

1年前のこのコラムで予想した通りに経過しています(※21)。オリンピックや甲子園を楽しみつつ夏の旅に出ましょう。

■English abstract

Let's Take the first step in a new standard Navigation to ride the global tide

Vaccines are controlling the damage incurred by the coronavirus disease 2019 (COVID-19) worldwide. The global economy is beginning to steer toward job expansion and economic recovery. However, inflation remains a concern for the US and China.

Opinions expressed at the Novel Coronavirus Expert Meeting in Japan have begun to diverge. Despite concerns revolving around the Tokyo Olympics, the meeting lacks recommendations on high school baseball, which is held at the same time and with as much number of participants. Moreover, no concern was expressed for soccer, baseball games, martial arts competitions, or concerts where a large number of people may gather.

The COVID-19 pandemic in Japan is converging, as the country reports smaller number of cases compared with those reported worldwide. In Japan, the mortality rate due to COVID-19 is 0.3% and the number of deaths under the age of 19 was zero. The number of positive cases according to age and number of deaths are inversely correlated (Fig). 

Thus, medical researchers are paying attention to the relationship between the severity of COVID-19 and chronic inflammation. Previous studies reported that the elderly who experience inflammation (age-related inflammation; "inflammaging") suffer more damage in contrast to younger people. This tendency is remarkable in Japan.

Therefore, Japan's strategy for vaccination is to begin with the elderly. Notably, the mRNA vaccine is effective for mutant types of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) with an efficacy rate reported to reach 90%. Inoculation for medical personnel is nearly complete, whereas inoculation for the elderly is nearing completion. Therefore, the countermeasures for preventing the spread of SARS-CoV-2 in Japan have been completed.

The world is shifting from PCR testing, which tends to produce many false positive results, is economic burden and is time-intensive, to simple antigen testing. In addition, masks are becoming unnecessary.

The Novel Coronavirus Expert Meeting in Japan pertains to a system whose main objective is to spread caution and force people to withdraw from or eliminate interaction. However, I argue that the era of controlling people with fear to enlarge monetary quantitative easement is over. Therefore, I propose that the expert meeting, which was conducted only for the purpose of spreading fear, has consummated its role and that Japan should replace its infection control team and cooperate with other countries to contribute to economic recovery.

 I guess the Tokyo Olympics will be a good experience for the whole world.

Summary
1. In Japan, COVID-19 is aggravated in and concentrated on the elderly with minimal damage caused to young children. Thus, SARS-CoV-2 is predicted to exacerbate chronic inflammation (inflammaging).
2. Japan is successful in securing vaccines, and the vaccination drive for the elderly is near completion. As the inoculation of the elderly is ending, Japan's measures against COVID-19 are nearly complete.
3. Therefore, young people with little to no vulnerability to the disease may be free to opt for vaccination.
4. An urgent need emerges to shift from PCR testing to simple testing to improve burden costs and time efficiency. Masks are also unnecessary especially outdoors.
5. The cycle of international anxiety and fiscal mobilization is over. In the near future, the economy will re-emerge with employment expansion.
6. Japanese experts are uninterested in the economy and are aiming for zero cases of COVID-19. Disbanding the one-handed infection control team in Japan and forming a new team to gain an integrated understanding of global trends are necessary steps in the future.
7. I guess the Tokyo Olympics in from July to August 2021 will be a good experience for the whole world, as well as exciting Wimbledon match full of spectator in June.

参考資料
1.「開業医に治療を拒否できないように」 日本一コロナ患者を診た「町医者」が語る日本医師会の問題
2.現役医師の提言「日本は日本のコロナを考えよう。過度の自粛は必要ない」
3.新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(陽性者数・死亡者数)
4.COVID-19 and the role of chronic inflammation in patients with obesity Int J Obes (Lond). 2020 May 14 : 1-3
5.COVID-19 in underlying COPD Patients, EXCLI J. 2021; 20: 248-251.
6.Why is COVID-19 less severe in children? A review of the proposed mechanisms underlying the age-related difference in severity of SARS-CoV-2 infections, Arch Dis Child. 2020 Dec 1
7.Inflammaging: a new immune-metabolic viewpoint for age-related diseases
Nature Reviews Endocrinology volume 14, pages 576-590 (2018)
8.開業医活用は「難しい」 ワクチンの職域接種―日医会長 時事通信 2021年6月2日
9.Covid: Children aged 12-17 unlikely to be offered vaccine in UK, BBC news 6月16日
10.尾身会長「接種率が上がって集団免疫→早すぎる」
11.「医療崩壊と叫ぶ人が無視する事実」コロナ禍でも絶対に救急を断らない病院がある 笹井恵里子 2021年1月7日
12.パンデミックが危惧される英国 一日の新規感染者4か月ぶり1万人超 日テレニュース 6月18日
13.「インド型」の症状、頭痛・鼻水など風邪に類似 英研究 日経新聞 6月16日
14.ワクチンで80歳超のCOVID-19重症化リスクが8割減=英イングランド調査 BBC
15.ファイザー製とアストラゼネカ製ワクチン、2回接種でインド型変異株に有効=英研究 BBC
16.尾身会長「感染リスクの専門家の見解 IOCにも伝達を」NHK 2021年6月8日,  
17.ユナイテッド航空、国際線旅客向けに簡易型抗原検査キットを提供、帰国時は渡航先で自身での検査が可能に
18.Tomorrowland "hopeful" about 2021 festival "With a combination of vaccination and rapid testing at the door, we believe we can make Tomorrowland a safe place"
19.米景気、拡大ペース加速 物価上昇と人手不足顕著―FRB報告 
20.米 5月の雇用統計 前月比55万人余増加 失業率も5.8%に改善 JETRO 2021年6月7日
21.現役医師の提言「日本のコロナウイルスは終わった。さあ旅にでよう」2020年6月1日

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大和田 潔(おおわだ・きよし)
医師
1965年生まれ、福島県立医科大学卒後、東京医科歯科大学神経内科にすすむ。厚労省の日本の医療システム研究に参加し救急病院に勤務の後、東京医科歯科大学大学院にて基礎医学研究を修める。東京医科歯科大学臨床教授を経て、秋葉原駅クリニック院長(現職)。頭痛専門医、神経内科専門医、総合内科専門医、米国内科学会会員、医学博士。著書に『知らずに飲んでいた薬の中身』(祥伝社新書)、共著に『のほほん解剖生理学』(永岡書店)などがある。

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(医師 大和田 潔)

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