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「師走を元日の朝のように生きろ」人生がうまくいく人が欠かさない"5つのマイクロ習慣"

プレジデントオンライン / 2021年12月8日 11時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/structuresxx

人生がうまくいく人といかない人の差はどこにあるのか。行動習慣に関する著書を多く持つ佐藤伝さんは「大事なのは朝の時間です。毎朝、お正月の朝のようにワクワクできたなら、人生は素晴らしいものになるはずです」という――。

※本稿は、佐藤伝『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

■朝の時間をていねいに過ごす

【ポイント】人生を変える時間帯というものがあるなら、それは間違いなく朝。朝の時間をていねいに過ごすことは、幸せな成功につながります

元日の朝のことを想像してください。窓を開けると1年の最初の空気がフレッシュに感じ、背筋がスッと伸びるようです。

「今年はこんな年にしよう」
「○○にチャレンジしたい」

新しい1年に向かって、前向きな決意が自然と湧き上がってきます。こんな特別な朝が、1年に1回しかないというのはもったいないことです。毎朝、お正月の朝のようにワクワクできたなら、人生は素晴らしいものになるでしょう。

というわけで、ここで紹介するのは、毎朝をスペシャルな朝にする習慣です。

毎朝を自分自身の夢、人生のビジョンに向かってスタートする時間にしていきましょう。もしすべての朝が持つ「朝のパワー」が感じられないとしたら、朝と夜の区別がなくなったからかもしれません。

しかし、人間が人工の光で生活をするようになってから、まだそう時間は経っていません。私たちのDNAには、太陽の光とともに生きてきたリズムがしっかりと刻み込まれています。ぜひ一度、朝日とともに起きて、窓を開けてみてください。そこには元旦と同じ、凜(りん)とした空気で満たされた空間があるはずです。

◎朝日とともに起きて窓を開けて、「朝のパワー」を感じてみよう

■うまくいく人の「朝」の習慣1:五感すべてで朝を味わいつくす

【ポイント】寝起きのぼーっとした状態こそ、自身の潜在意識にアクセスするチャンス。ポジティブなイメージをインプットしましょう

寝起きのぼーっとした状態は、1日に何回かの特別な脳の状態です。半分寝ているけれど、半分起きている―この状態は、普段は意識できない潜在意識にアクセスする貴重なチャンス。この時間に感じたこと、声に出したことは、潜在意識の奥底に入り込みやすいのです。

ドラマチックな朝の曇り空からの神秘的な太陽の光
写真=iStock.com/apomares
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/apomares

潜在意識は自分を夢の実現に導いてくれる誘導装置のようなもの。 このオートパイロット効果を活用しない手はありません。ゆっくりと心と身体を目覚めさせながら、自分の五感すべてを使って特別な朝を味わいつくす。そんな過ごし方をぜひ一度してみてください。

五感すべてで朝を満喫する
◎朝こそゴールデンタイム!五感すべてで1日の始まりを迎えよう

■うまくいく人の「朝」の習慣2:毎朝3分間、人生のビジョンに目を向ける

【ポイント】今日1日をなんとか乗り切るか? 人生の目標達成に向けて1日を過ごすか? 朝3分は人生を変える時間です

一人静かに自分を見つめるのには、フレッシュで穏やかな気持ちの朝が最適です。朝、一人の時間を意識的に確保して、人生をデザインする時間にあてましょう。たとえ1日3分だとしても、1年間続ければ18時間になります。

オススメの3分の使い方は「手帳タイム」にすること。手帳の1ページ目には夢やビジョンを書いておきましょう。人生の目標を確認したら、それに向けての今日1日の段取りを確認します。予定ではなくて、段取りであることがポイント。「○時の打ち合わせ前に○○を終わらせよう」「ランチは早めがいいな」など、アクションプランを立てて1日をスタートしましょう。

朝の1人時間の過ごし方

■うまくいく人の「朝」の習慣3:身体をゆっくりとアクティブな状態に

【ポイント】朝は身体のリズムに合わせてゆっくり目覚めましょう。自分の身体と対話しながら、少しずつ目覚めていきます

ぼーっとするのは悪いことだと思いがち。でも、朝の「ぼーっ」はとても大事です。目が覚めたら、すぐ起き上がらず、手のひらを握りましょう。手のひらには、心臓に関係する労宮(ろうきゅう)というツボがあります。軽く3回、少し強く3回、最後に強く3回です。

身体を起こしたら10秒正座します。「今日も1日よろしくね」と身体に語りかけましょう。窓を開け、新鮮な空気を吸って太陽にあいさつ。それから顔を洗ったり、歯を磨いたり。洗面所では、目薬をさすのも忘れずに。最後は身体のチェックです。体重・体温をはかったら、仕上げにストレッチ。身体の状態を確認しながら、柔軟性を高めていきます。

朝のアイドリングタイムの過ごし方

■うまくいく人の「朝」の習慣4:一人暮らしでも「行ってきます」と宣言

【ポイント】「行ってきます!」と宣言することでメリハリがつき、いいスタートダッシュを切ることができます

子ども時代や同居している家族がいるときは、朝出かけるときに「行ってきます!」と家族に声をかけてから出かけていたのではないでしょうか。

ところが、一人暮らしになると、自分以外の人がいないので、自然と口にする機会が減っていってしまいます。もしかしたら、朝起きてから会社に着くまで一言も発していない人もいるかもしれませんが、これでは1日の中でメリハリがつきません。

一人暮らしだったとしても、家を出るときに「行ってきます!」と宣言することで、家の「内」と「外」のメリハリがつきます。外に出た瞬間に、ビジネスモードに切り替えることができるのです。大事なのは、大きな声でハッキリと言い切ること。テンション低めで宣言しても意味がありません。

「行ってきます」という言葉には、「必ず大事な場所に帰ってくる」と約束するような不思議な雰囲気があります。朝から気合いを入れる言葉としてもぴったりです。家族がいてもいなくても、「行ってきます!」と元気よく宣言してから家を出ることで、いいスタートダッシュで1日を始めることができるのです。

カーテンを開けて朝日を浴びる女性
写真=iStock.com/show999
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/show999
◎「行ってきます!」は大きな声でハッキリと!

■うまくいく人の「朝」の習慣5:空を見上げて、いい波動を出す

【ポイント】いい波動にはいい波動の人が、悪い波動には悪い波動の人が集まります。いい波動を出して、いいご縁をつくりましょう

歩きながらスマホをいじる「歩きスマホ」が、現在社会問題になっています。もちろん、前を見ないで歩くと人にぶつかって危険なのでやめたほうがいいのは確かです。

佐藤伝『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
佐藤伝『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

そして、危険という以上に、下を向いて歩くといいご縁を逃してしまいます。悪い波動が出てしまうからです。この世のすべてには波動があり、似たものどうしの波動が集まります。悪い波動の人には、悪い波動の人が集まってしまうのです。

心と体は連動しています。スキップしながら人の悪口を言うような人はほとんどいないですよね。それと同じように、顔が上を向いているときはネガティブな気分になりにくい傾向にあります。

朝、出かけるときにただ空を見上げるだけで、ポジティブな気分になり、いい波動が出ます。いい波動を出していればいい人が集まるので、いいご縁に恵まれるのです。

いいご縁はただじっと待つだけのものではなく、自らポジティブな波動を出すことで引き寄せていくものなのです。

◎ポジティブな波動を出して、いいご縁を引き寄せよう

(起業と習慣の専門家・作家 佐藤 伝)

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