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元アイドルを社会人に変える貴重な場所…9年目を迎える「元AKB48・内田眞由美の焼肉店」の経営哲学

プレジデントオンライン / 2022年4月13日 8時15分

筆者撮影

東京・新大久保に元AKB48の内田眞由美さんがオーナーを務める焼肉店がある。開業当初は「アイドルに会える焼肉店」と話題になったが、3年目には業績は下降。しかしそれでも今年4月で開業9年目を迎える。「5000万円の借金」で開業したという異色の焼肉店は、なぜ成功したのか。フリーライターの伏見学さんが取材した――。

■売り上げは8~9割減…コロナ禍でも店を開け続けた本当の理由

食事やお酒が好きなビジネスパーソンであれば、誰しもなじみの店の一つや二つはあるだろう。そこへ足を運ぶことで日々の仕事の疲れを癒やしたり、気心知れた仲間たちとバカ笑いをしたり――。

しかし、そうした人々の楽しみを新型コロナウイルスが奪い去った。

コロナ禍で多くの飲食店が休業・閉業を余儀なくされたことで行き場を失った人は多い。一方で、行政からの時短要請などに従って必死に営業していても、客足が途絶えてしまった店は少なくない。この2年もの間、双方とも苦しんでいる。

東京・新大久保にあるこの焼肉店もそうした状況が続く。コロナ禍の影響で売り上げはそれまでの8~9割減に。来客数が10人未満の日もざらにある。それでも、歯を食いしばってシャッターを上げている。

常連客である男性の一人(51)はこう口を開く。

「お店に来てもお客さんが少なくて寂しい日は、安いお酒で申しわけないけど、ボトルを入れたりしています。長く通っていれば情が湧きますから、微力ながら応援したいとは思っています」

一人でやってきて焼肉メニューを数皿と、ボトルの焼酎を飲み、2時間ほどして店を後にする。周囲のテーブルを見渡すと、同じような個人客が何人もいる。

“一人焼肉”の客も多い。中には食事をしながらPCを開く人も
筆者撮影
“一人焼肉”の客も多い。中には食事をしながらPCを開く人も - 筆者撮影

気になったのは、みな居心地が良さそうに、思い思いの時間を過ごしていることだ。中にはPCを開いて仕事を始めた客もいる。店のスタッフも特に用がなければ何も言わない。

「変に干渉され過ぎないのがこの店のいいところ。適度な距離感がいいんです」と、先ほどの男性客が教えてくれる。

さらに驚く光景があった。客が自ら食器を下げに行ったり、おしぼりでテーブルをきれいに拭いたりしているのだ。

なぜそこまでするのだろう。話を聞き進めていくと、客にとってこの店は実家のようにくつろげる「居場所」になっていることがわかった。

■オーナーは元AKB48メンバー、8年間で多様化した客層

店の名前は「焼肉IWA」。オーナーは元AKB48の内田眞由美さん。2014年4月、当時20歳の若さで、5000万円の借金を背負い開業した。

「アイドルファンが好んで集まる店でしょ」という色眼鏡で見る人もいるだろう。話を聞くと、オープン当初はその色も強かったようだ。ただ、月日とともに客層も変化し、今ではアイドルファンではない客も定着している。

元AKB48で、「焼肉IWA」のオーナーを務める内田眞由美さん
筆者撮影
元AKB48で、「焼肉IWA」のオーナーを務める内田眞由美さん - 筆者撮影

この店はオープンから間もなく9年目を迎える。飲食店は一般的に3年で7割が廃業すると言われており、コロナ禍ではさらに厳しい。そんな逆風が吹き荒れる中、IWAはここまで生き残っている。

「無駄にお金を使わずに基本的には貯めています。そのおかげで業績が悪かった3、4年目もしのげたし、今のコロナ禍でも蓄えを削ることで何とかやれています」と、内田さんは話す。

■内田さんの大切な拠り所でもある

堅実な経営に加えて、店の風土づくりにも力を入れてきた。

上述したように、単純にアイドルファンが盛り上がるだけの店ではなく、あらゆる客にとって心休まる場所となっているのはその表れである。そして、客だけではなく内田さんにとってもIWAは拠(よ)り所になっている。

「長い間経営をやってきて、責任感は強くなりましたし、店のために体を張るようになりました」

内田さんは続ける。

「今、店は大変だけど、お客さんが助けてくれています。オンラインショップで焼肉セットを注文してくれたり、クラウドファンディングで応援してくれたり。ずっとお客さんに救われているから、店を守ることで恩返ししなきゃと思います」

いかにしてIWAは人々の居場所となっていったのか。その軌跡を追った。

■アイドル卒業後のキャリアを考えて決断

内田さんは07年、5期生としてAKB48グループに入った。彼女を一躍有名にしたのは、10年9月に開かれた「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」での優勝だ。

それによって与えられた楽曲「チャンスの順番」で念願のセンターポジションに立った。ただ、それが内田さんにとって最初で最後のセンターとなった。

AKB48グループに在籍中にIWAを開業したのは、今後のキャリアを考えての決断だった。このまま芸能界だけで生きていくのは厳しいと悟っていた。その時のことを内田さんの母親で、IWAの店長を務める裕美さんは回想する。

「眞由美が卒業をちょっと考えていて、AKS(現Vernalossom)の社長と面談があったとき、辞めたらどうするのと聞かれて、飲食店をやりたいと言ったみたいです。商売をやりたいんだろうなとは思っていましたが、まさか焼肉とは思わなかった。それはびっくりで。お父さんに相談したら、やるしかないと言うので始めることにしました。こんなに続くとは思いませんでした」

実は内田さんの実家が東京・八王子で焼肉店を経営している。また、内田さんの祖父は精肉店を営むため、IWAもそこから原材料を調達している。広義の意味では家族経営であることが安心材料としてはあった。

とはいえ、5000万円という決して安くはない借金を抱えて、IWAは14年4月にスタートした。店名は、内田さんがコント番組で「岩」役を演じたことが由来だ。

店名の由来は「岩」から
筆者撮影
店名の由来は「岩」から - 筆者撮影

■「アイドルに会える焼肉屋」の絶頂と苦悩

オープンしてすぐに、IWAは「アイドルに会える焼肉屋」として話題となった。

当時は予約制ではなかったため、入店待ちに長蛇の列ができたこともしばしば。オーナーとはいえ、まだ現役アイドルだった内田さんは店にいることは少なく、基本的には裕美さんとスタッフで切り盛りしていた。それでも大繁盛して1~2年目の年商は1億円を超えた。

「金土日は予約がないとダメで、さらに2時間制。平日にたまたま入れてラッキーという感じでした」と内田さんは絶頂期を振り返る。

15年8月に内田さんはAKB48を卒業。芸能事務所に所属しながら、焼肉店オーナーという二足のわらじを続けた。しかしながら、店の業績は徐々に陰りが見えてくる。

AKB48ファンが中心だったため、なかなか新規顧客の開拓ができなかった。いくらファンと言っても毎日焼肉を食べに来るのはハードルが高い。オープンから3年目に突入したころには、最初のようなにぎわいは去っていた。

「3、4年目がすごく苦労しました。うまくいってないからモチベーションが落ち、私自身もブレていました。AKB48のファンは来るけど、アイドルというキーワードで売っていていいのかな? 飲食店としてちゃんとやったほうがいいのでは、と悩みました。何度もやめようと思いましたね」

■「だったら、IWAで働けば?」アイドルを辞めた親友に送ったLINE

そんなIWAを支えていたスタッフがいる。元AKB48の野中美郷さんだ。14年4月にAKB48グループを卒業して、芸能界も引退した後、すぐにIWAで働き始めた。きっかけは、1通のLINEだった。

卒業して以降、何もせずに毎日を過ごしていた野中さんに、親友である内田さんは見かねて、「だったら、IWAで働けば?」と冗談っぽくLINEのメッセージを送った。それに対して、野中さんも軽い気持ちで応じた。

「AKBになるのが夢だったから、それを辞めた後に何かしたいというのはなく、とりあえず車の免許を取りに行きました(笑)。ただ、半年間、本当に何もしてなくて、そろそろ何かしないと社会不適合者になってしまうと思いました。16、17歳から芸能界にいるので世間知らずだし」

野中美郷さん。元AKB48メンバーとしてはアルバイト第1号となった
筆者撮影
野中美郷さん。元AKB48メンバーとしてはアルバイト第1号となった - 筆者撮影

次の目標が見つかるまでと、10月からIWAで働き始める。すると、これまでいた世界にはない居心地の良さがあった。AKB48の活動はやりがいもあったし、キラキラ輝いていたけれど、常に気を抜けない緊張感もあった。野中さんにとって居場所という感じではなかった。

■自分を応援してくれる人たちと出会えた喜び

「軽い気持ちでIWAに入ったものの、いざとなったら楽しくなって。最初は週2回の出勤だったのが、だんだん4日、5日に増えました。お客さんにとっても、私がいることが当たり前になっていたから、期待に応えるために頑張ろうと思いました。うそみたいに、毎日がハッピーでした」

積極的に周囲ともコミュニケーションをとった。元来、社交性は高くないというが、スタッフやお客さんにも自ら話しかけた。何が彼女をそうさせたのか。

「友だちの店だから肩の力を抜いて働ける反面、頑張らないといけないとは思いました。でも、決して無理しているわけではなく、自然とできてしまう空気感がありました。それと、お客さんがみな優しくて、味方だったことも大きいです」

芸能活動を続けるつもりがなかった野中さんは、もうファンの人とも会わないまま人生が終わると思っていた。ただ、IWAのおかげでまた自分のことを応援してくれる人たちに出会えたことがうれしかった。この環境がなければ、そんなことは体験できないと感謝した。

■元AKB48のメンバーたちの居場所になる

野中さんの入店をきっかけに、元AKB48のメンバーが次々とIWAでアルバイトをするようになった。岡田彩花さん、橋本耀さん、小森美果さんなど、これまでに約10人が在籍した。島崎遥香さんも3日間限定だったが働いたことがある。

「今でもIWAで働いてみたいと言ってくれる子はいます。こっちが申しわけないよと思いながらも、みんなも居場所を求めているのかな」と内田さんはつぶやく。

IWAは元アイドルと社会との接点づくりの役割も果たしている。

彼女たちの大半は10代で芸能界に入る。グループを卒業した後、それまでアルバイトすらしたことのない人間が社会で生きていくのはそう簡単ではない。IWAで働くことが、社会に出ていく自信をつけるための良い機会になっている。現にIWAで経験を積んだのちに、一般企業に就職したり、起業したりするメンバーもいる。

野中さんもその一人だ。3年間アルバイトとして働き、独り立ちを決意した。18年1月から興味のあった美容系の会社に入り、オフィス事務や店舗スタッフの仕事をこなした。その後、19年に福岡県北九州市でエステサロンを開業した。

他方で、アイドル出身だからこその武器が彼女たちにはあった。コミュニケーション能力に長(た)けているのだ。野中さんが補足する。

「お客さんの様子を見て、話しかけたり、逆に放っておいたりしていますね。できるだけ孤独を感じさせないようにはしています」

できるだけ孤独感を与えないようにしている
筆者撮影
できるだけ孤独感を与えないようにしている - 筆者撮影

■スタッフと客が生み出す相乗効果

この絶妙なバランスがお客さんに居心地の良さを提供している。

野中さんをはじめ、彼女たちは特段意識しているわけではなく、店から指導されたわけでもなく、こうした対応が自然体でできてしまう。また、時には元気を与える存在にもなる。アイドルグループで培った経験がIWAで遺憾なく発揮されるのだ。

それに客は喜び、また店に来ようとなったり、別の客を連れてきたりする。顔なじみの客が増えると、彼女たちスタッフもより楽しく仕事ができるようになるといった相乗効果も生まれた。そうしてつくられた店の空気感が原型となり、いつしか全員にとっての居場所に変わっていった。

結果として、元AKB48のメンバーたちが働いてくれたことは、IWAにとっても幸運だった。とりわけその先駆けとなった野中さんの存在は、内田さんにとっても大きなものだった。

「それまでは普通のお客さんにどう接していいか困惑している面もありました。一人だったら眞由美もちょっときつかったはず。みちゃ(野中さん)が入ってくれたから、精神的にも落ち着いた」と、店長の裕美さんは思い返す。

これについては内田さんも同意し、オーナーとしての責任感も強くなったという。「友だちが働いてくれているのだから、無責任なことはできません。店を守らなくてはという自覚はできました」。

■オーナーとしてのプライド

野中さんが辞めてからも、他のスタッフたちと店を盛り上げていった。売り上げは最初のころのような勢いはないものの、徐々に新しい顧客も増えてきて、安定は見られるようになってきた。内田さんも広告塔としてアピールして回った。

「自分の夢がそこにあったわけではないですが、AKB48卒業後もタレントとして活動していました。私が表に出ることで、店の宣伝になると思ったからです」(内田さん)

インタビューに応じる内田眞由美さん
筆者撮影
インタビューに応じる内田眞由美さん - 筆者撮影

そんなころ、IWAにとって大きな出来事が起きる。19年6月、バラエティ番組「ロンドンハーツ」で大々的に取り上げられて、再び脚光を浴びたのだ。番組内でいじられ、より多くの人たちに店を知ってもらえたことを、内田さんは喜んだ。

それを契機に、さまざまな番組からオファーが来るようになったが、次第に内田さんの思いなどとは関係なく、単に過激なことだけを求められるようになったのだ。

「ゲスい内容というか、暴露話や裏話はないかとばかり聞かれて、うんざりしました。そういう形でしか私には需要がないのであれば、この世界にいる意味はあるのかなと……。こういう仕事ならもう引き受けないほうがいい」

内田さんはある番組の収録が終わった後、すぐ所属事務所に連絡して、もうこれ以上続けられないと、退社することを告げた。すでにコロナ禍になって店の売り上げは厳しかったが、信念を曲げてまでやるべきことではなかった。何年も店のために奮闘してきたオーナーとしてのプライドと意地があった。

とはいえ、コロナ禍で経営は火の車だった。アルバイトも雇い続けることができないため、元AKB48のスタッフたちには泣く泣く休んでもらわざるを得なかった。営業日も、店長と社員と内田さんの3人だけで回す日々が続いた。

そんなどん底にあったとき、ふとしたきっかけで野中さんに電話をした。ちょうど野中さんもエステサロンがコロナ禍で立ち行かず、福岡でほぼ無職の状態になっていた。悔しさや辛(つら)さもあってお互いに感極まって号泣した。

しばらくして東京にやってきた野中さんは、内田さんおよび店長と話し合いをして、再びIWAで働くことを決めた。野中さんにとっても渡りに船だった。

「この1年は何もかもがうまくいかずに落ち込んでいました。IWAは私自身が元気にしてもらえる場所。一度出て行った人間が戻ることに、みんなはどう思うだろうと不安は大きいですが、またここで仕事ができてうれしいです」

■淡々とした雰囲気、ベタベタしない接客が客の心を捉える

働く人がそうであるように、客にとってもIWAはかけがえのない場所になっている。自宅から約2時間かけて通う男性(46)は、もともとAKB48のファンではあったが、店の雰囲気に惹(ひ)かれて、今ではすっかり常連になった。スタッフが家族のように親身に接してくれることに喜ぶ。

「数年前に母を亡くしました。それよりも少し前、病院の帰り道に母とここに立ち寄ったとき、オーナーや店長が温かい言葉をかけてくれたことに救われました。まさに実家にいるような気持ちになりました」

店内にはアイドル映像が流れているが、客は淡々としている
筆者撮影
店内にはアイドル映像が流れているが、客は淡々としている - 筆者撮影

他の客(49)もこの店がなくてはならない存在だという。

「今は週1ペースで来ています。辞めたスタッフが久々に来ると、同窓会みたいな空気になるのが楽しいです。また、この店に通うようになってから、親しくなったお客さんもいます」

「アイドルに会える焼肉店」というと、客もスタッフもハイテンションなイメージを持つかもしれないが、これまで述べてきたように、基本的には淡々とした雰囲気がある。常連だからといって、接客態度も変にベタベタすることはない。これが初めて訪れる客にとっても心理的ハードルを下げることになり、また足を運んでみたいと思わせるようだ。

■「私の居場所」から「私たちの居場所」に

ここに来るまでさまざまな葛藤や苦労があったが、今の内田さんに迷いはない。

「普通の飲食店として味で勝負しようと考えたこともあります。でも、『どこどこ産の高級なお肉を使っています』という説明よりも、『この肉、めちゃめちゃでかいので、切って食べてください!』とかわいいスタッフに親しみを込めて言われたほうが、お客さんも気楽だし、楽しいはず」

それがIWAの個性であり、だからこそ、ここに惹かれる人たちが集まるのだ。味で勝負すれば、強豪がひしめき合うレッドオーシャンしかない。内田さんの見立ては間違っていない。

最近は売り上げが持ち直してきたとはいえ、コロナ禍の影響で20年以降は赤字が続いている。それでも店が存続しているのは堅実な経営を貫き通してきた結果だ。そしてもう間もなく、開業時の借金も完済できるところまで来ている。

店の壁にはびっしりとサインが書かれている
筆者撮影
店の壁にはびっしりとサインが書かれている - 筆者撮影

3月から働く野中さんも、できる限り毎日出勤するという。「これは個人的な夢なんですけど……」と胸の内を明かしてくれた。

「いつか、福岡にIWAの支店を出したいです。あっちでできた友だちの居場所もつくりたい」

店をやめなくて本当に良かった――。内田さんは心からそう思っている。

「他の仕事で嫌なことがあったりしても、その後にIWAに来て、お客さんが楽しんでいる姿を見ると、私にはIWAがあるから落ち込まなくていいと前向きになれます。私にはこの人たちがいる。他のことが無理だったら、ずっとここにいればいいんだと」

毎日何百人もの客を相手にする大規模経営の飲食店に比べたら、都会の片隅にある小さな店の、些細(ささい)なストーリーかもしれない。けれども、社会の分断が進むこんな時代だからこそ、多くの人たちが寄り添う場所が必要なのだということを、IWAという店は教えてくれた。

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伏見 学(ふしみ・まなぶ)
ライター・記者
1979年生まれ。神奈川県出身。専門テーマは「地方創生」「働き方/生き方」。慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学院政策・メディア研究科修了。ニュースサイト「ITmedia」を経て、社会課題解決メディア「Renews」の立ち上げに参画。

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(ライター・記者 伏見 学)

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