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「1分の遅刻は想像以上に重い」オンライン会議で好感度がガタ落ちになる人の特徴

プレジデントオンライン / 2022年5月27日 11時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/metamorworks

リモートワークで得する人損する人の分かれ道は何か。営業コンサルタントで関東学園大学経済学部講師の菊原智明さんは「リモートでのやりとりは“画面上に映し出されている姿”の影響が非常に大きい。対面とは違う、話し方やボディーランゲージ、作法を実践することが重要です」という――。

※本稿は、菊原智明『仕事ではウソをつけ』(光文社)の一部を再編集したものです。

■リモートでは早くルームに入ってアドバンテージを取る

あなたのまわりにリアルの飲み会で毎回のように時間ギリギリ、もしくは遅刻してくる人がいませんか? こういった人がいると迷惑ですし、その会のテンションも下がります。

時間は有限であり効果的に使う必要がありますが、めいっぱい仕事をしてギリギリに登場するというのは感心しません。たとえ仕事ができる人であっても、いい印象を受けません。

数十分時間をセーブしてその分仕事をしたとしても、それ以上に被るダメージの方がはるかに大きいのです。

これはリモートでも同じことが言えます。Zoomでの打ち合わせでのことです。あるイベントについて4人で話し合いをすることになっていました。スタートは10時。私と他の2人の方は9時50分に入室し、そこで数分間、雑談でひと盛り上がりしました。楽しい雰囲気になり緊張感もずいぶんほぐれます。

またこういった時の雑談から今後のビジネスのヒントを得られることも多くあります。たった数分でしたが、とても有意義な時間になったのです。

そして最後の一人の方が時間に少し遅れて入室します。1、2分程度の遅刻だったものの、リモートではすごく遅れてきた印象を持ちます。リアルと同様に遅れる人は仕事ができてもいい印象を持てません。打ち合わせが始まっても、時々雑談の時の話題が出てついてこられなかったりして、この方だけ“ちょっと蚊帳(かや)の外”といった感じになったのです。

リアルでもリモートでも予定時間より少し早く集まった方が何倍もメリットがあります。リモートの主催者は10分前にはルームに入室しているものです。そこへ早めに入ってもマナー違反ではありません。他の人を待っている間、雑談をして距離を縮められますから、あなただけアドバンテージを取ることができるのです。

時間より早めに入室することで他の人より優位に立て、評価も高くなります。

まとめ オンラインでの打ち合わせでも早めの入室を心がける

■リモートトークは“0.9倍速”で話す

メールでのやり取りで「しっかり仕事ができる人だ」という印象を持った方がいました。ある時Zoomで打ち合わせをすると、思い描いていたイメージとズレを感じました。その方はきちんとした内容を話しているものの、「少しだけ早口なので話がよく理解できない」といった印象を持ってしまったのです。

実際に対面で会って話をしたならば、ボディーランゲージやツールからの補足で話の内容を理解できたと思いますし、その人の魅力やオーラも感じ取れたでしょう。

しかし、画面越しではそういった雰囲気を感じにくくなります。

リモートではリアル以上に話し方に気をつけなくてはならないのです。自分が思っている話し方と実際の話し方にはズレがあります。このズレをよく知っておく必要があるのです。

ビデオ会議で発言する男性
写真=iStock.com/metamorworks
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/metamorworks

私は以前より、リモートワークでのやり取りの様子を録画しています。見るたびに欠点を見つけてガッカリしますが、話してはチェックし、問題点を改善するように心がけているため、以前よりは話し方が向上してきたように思えます。

私が一番注意している点は話すスピードです。

イメージとしては通常のスピードの0.9倍速、つまり少しだけゆっくり話すことを意識します。リモートでは何を話したかよりも、どう話しているか(声、話し方)の方がはるかに相手に与える影響があります。できる人はそれを知っていて、意識的に行っているのです。とくにリモートではゆっくり話すことを心がけてください。

菊原智明『仕事ではウソをつけ』(光文社)
菊原智明『仕事ではウソをつけ』(光文社)

仕事相手でZoomやTeamsをうまく活用して結果を出している人がいると思います。そういった人たちの話し方やスピードを参考にするのも一つの手です。

ストレートに「○○さんのリモートでの話し方を学びたいので録画したものを頂けますか」とお願いしてみてもいいでしょう。

ただ、そういった言い方をすると照れる人もいるので、「記録のために録画させて頂きます」と言って録画しておき、あとで話し方をじっくり研究するのもいいと思います。

その際、「自分とは何が違うのか」という観点で話している様子をチェックしてみてください。これも理想の人物像を構築する上で大きなヒントになります。

まとめ リモートではリアルよりもゆっくり話すことを心がける

■リモートワークは2倍大きくうなずき回数は3倍にする

リモートで仕事をしたり、コミュニケーションを取ったり、セミナーをしたりして気づいたことがあります。

それは“画面上に映し出されている姿”の影響が非常に大きいということです。リモートでは“画像オフ”にしていない限り、常に画面上に相手の顔が表示されます。

全く話をしていない状態で「この人は感じがよさそうなので話をしてみたいな」と思うこともあれば、「あの人は感じが悪そうだ」という印象を受けることもあるのです。

これはもちろんリアルでもあることで、話をする前から受ける影響は大きいものです。ただしリアルでは醸し出す雰囲気なども感じられますので、表情だけで判断するわけではありません。

しかし、リモートになると顔の表情だけで判断することになります。画面上で「この人はとても感じがよさそうだ」という印象を受ける表情というのは、笑顔もいいですし、うなずきも大きいのです。

ビデオ会議で部下と話す男性
写真=iStock.com/SunnyVMD
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/SunnyVMD

こういった人はボディーランゲージの重要性を理解しており「画面上でどのように相手に伝わるか」ということを意識して演出しています。

うなずき方などを工夫して相手に好印象を与えているのです。リモートワークで話をする際、意識的に大きくうなずいてみてください。イメージとしては通常の2倍の動作でうなずき、うなずく回数をリアルの時より3倍増やすということです。

これだけであなたの魅力度は格段にアップし、評価も上がっていくのです。

まとめ 自分が話していない時も画面を見られていることを意識

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菊原 智明(きくはら・ともあき)
営業サポート・コンサルティング代表取締役
営業コンサルタント、関東学園大学 経済学部講師、一般社団法人営業人材教育協会理事。 群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。現在、上場企業への研修、コンサルティング業務、経営者や営業職向けのセミナーを行っている。『訪問しなくても売れる!「営業レター」の教科書』(日本経済新聞出版)など著書多数。

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(営業サポート・コンサルティング代表取締役 菊原 智明)

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