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トップ10校のうち7校は地方の学校…旧帝大にバンバン受かる「公立中高一貫校」合格実績ランキング50

プレジデントオンライン / 2022年7月7日 11時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/ranmaru_

全国45の都道府県に設置されている公立の中高一貫校の合格実績が急激に高まっている。各校が今冬の大学入試で旧帝大や難関私立大に何人の合格者を出したのか。「プレジデントFamily」編集部が大学通信の協力を得て調査した詳細データを紹介しよう――。

※本稿は、『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』の一部を再編集したものです。

「公立中高一貫校は全国45の都道府県に設置され、一貫教育の強みを発揮しています」

そう語るのは前出の大学通信・井沢秀氏だ。

「公立一貫校は一学年の人数が少ないため、合格者の数で見ると実績は見劣りしますが、合格率で見ると上位の公立高校、私立一貫校と比較しても遜色ない成果を上げています。また、東大・京大の推薦入試で実績を上げる学校も増えてきました」

6年間の一貫教育を通じ、充実した生徒指導が行えているようだ。

■受験して中学・高校・大学すべて国公立の親孝行な子供

【公立中高一貫校 難関国立大学合格率ベスト10】(※)文末に50位までのランキングを掲載

1 千葉・県立 31.3%
2 西京(京都)30.6%
3 小石川中教(東京)29.7%
4 並木中教(茨城)27.2%
5 仙台二華(宮城)24.9%
6 岡山大安寺中教(岡山)22.7%
7 札幌開成中教(北海道)19.2%
8 武蔵・都立 18.9%
9 広島(広島)17.9%
10 仙台青陵中教17.6%
(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京工業大、一橋大、神戸大、現役・浪人合計)

■難関私大の合格率上位は首都圏の公立中高一貫校が独占

【公立中高一貫校 難関私立大学合格率ベスト10】(※)文末に50位までのランキングを掲載

1 千葉・県立 280.2%
2 小石川中教(東京)231.0%
3 東葛飾(千葉)230.4%
4 三鷹中教(東京)228.0%
5 南多摩中教(東京)227.2%
6 相模原中教(神奈川)217.8%
7 南(神奈川)196.2%
8 桜修館中教(東京)187.1%
9 武蔵・都立172.2%
10 両国(東京)168.6%
(早慶上理MARCH、学習院、関関同立、現役・浪人合計)
『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』
『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』

「高校受験で入学した場合、大学受験が3年後と時間的余裕がありません。しかし、6年一貫教育だと、長期的な視点での教育もできますし、課外活動などに注力させる時間もつくれます。特にここ数年はコロナ禍が続いた影響で、ほとんどの高校で課外活動を行えませんでした。一貫校の中学時代に課外活動を行えた子のほうが、推薦入試などで有利に戦えたのではないでしょうか」

都立の富士や武蔵が2021年度から高校募集を停止、完全一貫校化した。両校の躍進も期待される。

「従来は中学入学組と高校入学組の勉強進度が異なり、調整が必要でした。高校募集を停止したことで、より一貫性のある指導で実績を上げてくれるのではないでしょうか」

早稲田大学
写真=iStock.com/mizoula
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/mizoula

■コスパ最高…公立中高一貫校から難関大合格実績50校

公立中高一貫校から難関大合格実績50校
出典=『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』より ※本誌には各校の大学別合格者数の数字も掲載

■東大・京大への合格者数が多い公立中高一貫校

東大・京大への合格者数が多い公立中高一貫校
出典=『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』より

(プレジデントFamily編集部 文=本誌編集部 データ協力=大学通信)

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