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秋篠宮ご夫妻との関係修復の絶好機のはず…バラ色の人生が待つ小室圭さんが今すぐにやるべきこと

プレジデントオンライン / 2022年11月2日 17時15分

2022年6月7日、小室圭さんと一緒に歩き、笑顔を見せた眞子さまは、ニューヨークのヘルズキッチン周辺の「サリバン・ストリート・ベーカリー」「CVS薬局」、スーパーの「ダゴスティーノ」で買い物をされたそう。 - 写真=ABACA PRESS/時事通信フォト

■土壇場の合格で週刊誌に復讐したかった?

ニューヨーク州の司法試験は運転免許の筆記試験レベル⁉

そう女性セブン(10月10日・17日号)で語っているのは、元国連職員で著述家の谷本真由美氏である。

「ニューヨーク州の司法試験は日本のそれと比較するとはるかに簡単です。例えるなら、運転免許の筆記試験くらいの難易度でしょうか。英語が得意でない留学生も、成績がふるわない学生も、だいたいの人は2回目までに合格している印象があります」

したがって、3回目でやっと受かった人となると、アメリカ人でも大手法律事務所への就職は難しいというのだ。

こんなやさしい試験を2度も落ちたのは、小室圭さんがわざと落ちて週刊誌が騒ぐのを見ながら、土壇場で合格して見せて、週刊誌や世間に復讐したかったからではなかったのか。そんな“悪意”まで感じられるのは、私の思い過ごしだろうか。

ちなみに10月24日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、ニューヨーク州の試験問題も紹介していた。

■発表前の号には「不合格」想定の特集がずらり

「1日目の午前は、2つの問題について資料を読み込み必要な文書作成する問題。『コカイン販売、マリファナ所持、銃器所持の3つの罪で起訴された女性が、それぞれ切り離して裁判するために説得力のある弁護書類を準備せよ』といった問題が出される。(中略)

1日目午後は6つの問題についての論文作成で『ピザ屋の開店準備を頼まれた姉が、依頼と異なった椅子や自転車を購入した場合、代金を支払う義務があるか』といったもの。知識に基づいて法律を適用、適切な結論を見いだすことができるか問われている」(J-CAST テレビウォッチ、10月24日12時06分)

これが運転免許試験と同レベルだとはとても思えない。

こうしたトンデモ発言が出てくる背景には、週刊誌側の“敗北感”と“悔しさ”があると思う。

10月21日夕方、NHKが「小室圭さん 米NY州の司法試験に合格」と報じた。私も驚きをもって聞き入ったが、一番このニュースに“驚天動地”“呆然自失”したのは週刊誌編集部だったはずである。

なぜなら、合格発表前の週に発売された週刊誌のほとんどが、「不合格」を想定して特集を組んでいたからだ。

「『小室圭さん』不合格で『秋篠宮』を襲う『お誕生日の辟易』」(週刊新潮10月27日号)
「小室圭さん不合格でも安泰の“証拠写真”そして佳子さまが動いた」(週刊文春・同)
「小室圭さん『3度目の試験落ちてもクビにならない』高笑いのドヤ顔写真発見!」(女性自身11月1日号)

■なんとかこの“快挙”にケチをつけたいと思ったのか…

そう考える“根拠”はいくつもあった。3度目になると合格率も20%台に落ちる。小室圭さんは妻の眞子さんとの新婚生活に現(うつつ)を抜かし、試験勉強にも身が入らなかったようだ。

今度落ちても、眞子さんの蓄えと彼女を支える領事館などがいるから、生活は何とかなると思っている。したがって必死さに欠ける。

週刊誌のモットーは「他人の不幸は蜜の味」である。3度目の司法試験にも落ちて、今の法律事務所を解雇されてしまえば、激しい物価高のニューヨークでは暮らせなくなる。

せっかく手に入れた幸せなこの町での生活を捨てて、カナダあたりに移住するかもしれない。親に背き、国を捨ててまで愛を貫いた2人の人生は、哀れな末路を辿るのであろうか。

そんなストーリーを組み立てるには、小室圭さんの3度目の不合格は必須であった。だが、その“期待”は見事に裏切られたのである。

週刊誌編集部の落胆はいかばかりであったろう。しかし、まだこれですべての決着がついたわけではないと、自分たちを鼓舞し、なんとかこの“快挙”にケチをつけなくては、週刊誌のレーゾンデートル(存在理由)が問われると、ひねり出したのが先週発売号だった。

だが、その内容は、先に紹介した女性セブンほどではないが、「悔し紛れ」「八つ当たり」と思える内容ばかりである。

■厳しい新潮は「今回の試験は合格率が高かった」

以前から2人には厳しい論調で知られる週刊新潮(11月3日号)は、今年7月の試験はやさしかったのではないかと、こう書く。

「今年7月の試験は、全受験者9609人のうち6350人が合格、全体の合格率は66%で、小室さんが初めて受験した昨年7月の試験より3%高かった。再受験組の合格率は23%と、こちらも前年より5%上昇しました。さらに、米国外で教育を受けた受験者は3311人全受験者の34%を占めており、その合格率も44%と、前年より13%も上がったのです」(宮内庁担当記者)

運転免許の筆記試験程度とはいわないが、今年7月の合格率は高かったから、小室圭さんでも合格することができたといいたいのが、行間からにじみ出ている。

さらに、さる皇室ジャーナリストは、そもそもこの結婚は、小室さんが司法試験合格を前提に、生活基盤が整ったから準備が進み、結婚に至ったはずなのに、「それが昨年10月26日の入籍直後、まさかの不合格が判明したわけです。二度目も不合格になったことで、“詐欺的結婚”などと批判も浴びましたが、これでようやく結婚生活は振り出しに戻ったといえるでしょう」と、いっている。

■文春は祝意を表すものの、合否は関係ないとの見方

これでスタートラインに着いたので、この合格なんかで、あんたのこれからの人生がバラ色になる保証があるわけではないのだ、考え違いするなという親心のようにも思える。だが、何としてでも、この合格の価値を貶(おとし)めたいという“意図”を感じるのは私だけだろうか。

週刊文春(同)は、一応、合格したことに祝意を表してはいるが、元々、今の事務所は司法試験に合格しようがしなかろうが、小室さんを雇い続けることになっていたのだから、合否などどちらでもよかったのだと書いている。

「NYの法律事務所では、試験に受かることを前提としてロースクール卒業生を雇用しているため、二度も不合格になれば解雇されるのが通例。なのに圭さんは解雇されなかった。これは弁護士になることが前提で雇われたのではなく、『ロークラークのままでも良い』とされていたためのようです」(宮内庁関係者)

そのことは、以下のことからも窺えるというのである。

「実際、合格発表前の十月十日までにLS(圭さんの勤めている法律事務所=筆者注)のHPに圭さんの新たな顔写真が掲載された。合否にかかわらず雇用を続けるというLSの意思表示のようにも見える」(週刊文春)

机の上にはガベルと天秤も置かれている
写真=iStock.com/ARMMY PICCA
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/ARMMY PICCA

■これからは順風満帆なバラ色人生…では面白くない

なぜなら、「LSは元皇族の夫である圭さんに“広告塔”としての役割を期待しているのでしょう。だから試験の合否は問題にならなかったのでは」(NY在住の弁護士)。何としてでも、今回の快挙を矮小化し、取るに足らないことだと軽くあしらいたいという“底意”が見え見えではないか。

それほど「合格ショック」が大きかったのであろう。何としても小室圭さんの司法試験合格を、寿(ことほ)ぎたくないようだ。

彼の合格がツイッターのトレンドで一時は世界第2位になったという報道もあったぐらいだから、合否は世界的な関心事だったようだ。

そのうち、小室圭さんは皇室や領事館のルートを使って、事前に試験問題を知ることができていたというようなフェイク情報が流れるかもしれない。

司法試験合格、年棒は3000万円ともいわれるようだ。10月23日は眞子さんの31歳の誕生日、26日には結婚記念日と慶事が重なり、これからは順風満帆の人生を歩めるように思うが、それでは週刊誌は面白くないし、第一読者が読んでくれないと考える。

そこで、2人がこれから乗り越えなくてはいけない障害を、いくつもひねり出している。

■厳しいノルマ、遊んでばかりいられない…

週刊文春は、小室圭さんが弁護士になったはいいが、これからノルマで苦労すると予想している。

「(小室圭さんに=筆者注)二十万ドルもの報酬を払う分、二、三年目には二億円程度の売上をもたらすことが事務所から期待されているはずです」(NY在住弁護士)

さもなければ、ニューヨークで弁護士として生きていくのは大変だぞという脅しである。

女性自身(11月8日号)も、小室さんが、将来は暖炉があってピアノが置ける広い家に住み、仲間を読んで即興のジャズ演奏をしたいといっているとして、

「今後は弁護士として顧客と会うことになります。重大な責任が伴う立場になった以上、仕事で感じるプレッシャーもこれまでとは比べものになりません。合格後の弁護士としての展望を語らずに、遊ぶことばかり口にしていたとしたら、少々心配になってしまいます」(NYの法曹関係者)

と苦言を呈している。

女性自身は、眞子さん批判もしている。メトロポリタン美術館で働きたいという希望を持っている眞子さんだが、美術館のスタッフからは、まだプロの学芸員としては知識不足だといわれているというのである。

そうかもしれないが、頑張り屋の眞子さんのことだから、夫の受験や収入に対する不安がなくなったのだから、猛勉強して、望みをかなえるに違いない。

■最大の難関は母・佳代さんの存在か

最大の難関は、週刊文春が報じているように、小室圭の母親、佳代さんの存在かもしれない。

同誌によれば、金銭トラブルを起こした元婚約者の前に付き合っていた年上の元恋人に対して、交際期間中の生活費と慰謝料を含めて、1600万円を払えと佳代さんが要求し、その剣幕に身の危険を感じた男性が、神奈川県警港北警察署に相談にいったのが今夏のことだったという。

また同誌によれば、昨年5月下旬に佳代さんが、横浜市にある鶴見大学歯学部附属病院の口腔外科に、手術のために入院していたという。

だが手術が終わっても治療費を払わず、退院してしまったと報じている。この話を聞きつけた週刊文春が、佳代さんが住んでいるマンションに事の真偽を尋ねる手紙を投函したところ、彼女は驚くべき行動に打って出たというのである。

「七月中旬ごろ、佳代さんが病院に治療費を払いに来たのです。当時勤めていた老舗洋菓子店のお菓子も、一緒に差し入れたそうです。ただこの時点でも、最低でも一泊一万六千五百円かかる個室料金は、未払いのままでした」(鶴見大関係者)

鶴見大学のほうは個人情報のため答えられないと回答したようだ。同誌は、

「元恋人への慰謝料請求、個室料の未払い。これまでも“特別待遇”を求める佳代さんの行動には枚挙に暇がない」

と書いている。

■妊活よりも先にやるべきことがあるのではないか

私は、彼女は金銭的に相当困っていると思う。そのため、元恋人に、とうに時効になった金銭を求めたり、入院した個室料金を払えずにいたりしているのだろう。

週刊文春は、息子が弁護士になったことで、彼女も渡米するのではないかと見ている。あり得るとは思うが、同居しているといわれる老いた父親をどうするのか? そう簡単ではないだろう。

たしかに、佳代さん問題は、小室夫婦にとって最大の難題だとは思う。だが、一卵性母子といわれるぐらい仲のいい小室圭さんと佳代さんだから、眞子さんとの「嫁姑戦争」でも起こらない限り、日本にいるときのような大騒動をニューヨークで起こすことはないのではないか。

ルーズベルト島から眺めるマンハッタン
写真=iStock.com/Renata Tyburczy
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Renata Tyburczy

週刊新潮によれば、皇室とゆかりの深い「愛育病院」の名誉院長を務める安達知子医師が、今年の5月以降、複数回にわたって渡米して、眞子さんとコンタクトをとっているそうだ。眞子さん、佳子さん、2006年9月には悠仁さんも、この病院で誕生しているという。

夫の就活が終わり、今度は2人で妊活ということだろうが、子供が生まれれば、2人の絆はより深まるだろう。だが、その前に小室圭さんにはやるべきことがある。

拗れに拗れてしまった義父・秋篠宮との関係の修復である。

■今こそ人間的な成長を見せる絶好の機会だ

秋篠宮にとって、ここ数年、誕生日会見は重荷だったという。毎回、眞子さんの近況を聞かれるからである。今回、合格の報を聞いた秋篠宮は、内心ホッとしているに違いない。

加地隆治皇嗣職大夫は、10月27日の記者会見で、

「両殿下のご感想等をお聞きしているわけではございませんが、小室圭氏が試験に合格していることをお喜びのご様子であるとお見受けしております」(スポニチ10月28日付)

この機会を逃がさず、秋篠宮に無沙汰の詫びを入れ、夫婦で帰国してはどうか。母国を捨て、異国の地で生きる覚悟はしても、肉親の情を断ち切ることはできない。

小室圭さんが、この1年間でどれだけ人間的に成長したのかを、秋篠宮夫妻や国民に知ってもらう絶好の機会ではないか。もし、自分の母親をニューヨークへ招くとしても、その後にすべきだ。私はそう考えている。

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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