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秋篠宮家との関係修復に水を差しかねない…NYで静かに暮らす小室夫妻に立ちはだかる新たな"波乱要因"

プレジデントオンライン / 2022年12月31日 12時15分

ニューヨークの街中を歩く小室眞子さん(写真=ABACA PRESS/時事通信フォト)

■2023年春にも「おめでた」発表がある?

結婚から1年以上が過ぎ、初めて経験する酷寒のニューヨークで、小室眞子さんは幸せを心から感じているのだろうか。

2022年秋には、夫・小室圭さんの司法試験合格という“吉報”があり、経済的な不安もほぼ解消したといわれている。

週刊文春や週刊新潮などの一般男性週刊誌は、「他人の幸福には興味がない」と、2人に対する関心を急速に失ったようである。

最近号では、「雅子さまが闘った『悲しみの時』」(週刊文春12/22日号)、「『雅子さま』の『ウィズ適応障害』宣言」(週刊新潮12/29日号)と、ターゲットを変更したようである。

だが、女性誌は、そう簡単にはあきらめない。毎週のように小室圭・眞子さん夫妻ネタを追いかけているが、その主要なテーマは、2人に降りかかる次なる“不幸”は何かということのようである。

だが、最近号を読む限り、夫が弁護士資格を取得したことで余裕ができ、2人が本格的な「妊活」に励んでいるようで、早ければ2023年春にも「おめでた」という発表があるのではないかという“報道”が多いようだ。

女性セブン(1/5・12日号)が報じているところによると、複数の日本人の女性産婦人科医がついて「妊活」の相談に乗っているという。

その一人Aさんは、これまでも多くの日本人VIPの出産に関わってきた経験があるそうだ。

■産科関連と不妊治療のスペシャリストが揃う

彼女のもとで出産を経験した30代の女性はこう語っている。

「A先生には本当にお世話になりました。アメリカの医師は、訴訟リスクを避けるために、ネガティブな兆候があると大げさに表現するので、不安ばかりになってしまって。

でもA先生の口癖は“大丈夫、大丈夫”なんです。私は妊娠中期に切迫流産の不安を抱えていたのですが、いつも親身に相談に乗ってくれて、前向きに励ましてくれました」

Aさんが産科関連のスペシャリストである一方、ベテランのBさんは、ニューヨークにクリニックを構える開業医で、不妊治療に精通しているという。

「ニューヨークの日本人女性医師で、不妊治療といえばB先生でしょう。不妊治療となると、より込み入った話をする必要があるので、日本人の方だと安心できますよね」(在米ジャーナリスト)

彼女のクリニックには、ハーバード大学医学部大学院を卒業しているスタッフもいるそうだから、もし、眞子さんがこうした医師たちに見守られているのなら、おめでた発表は近いのかもしれない。

だが、ここからは私の勝手な邪推になるが、2人は31歳の若いカップルである。妻が医師に妊活について相談しているというのは、何か“心配事”でもあるのだろうか。

■眞子さんは「気持ちの浮き沈みが激しい様子」

「日本の夫婦の約3組に1組は、『自分たちは不妊ではないか』」と心配したことがあり、約6組に1組は、実際に不妊症の検査や治療を受けたことがあるのです。

この調査結果から、不妊という状態は高頻度で起こっているということが分かります。そして、不妊症夫婦の割合は調査をするごとに増加傾向にあります」(田園都市レディースクリニック河村寿宏理事長=Medical Note<増える不妊治療――どれくらいの割合の人が治療しているのか>2017/12/28より)

私の身近にも、不妊治療を受けて子供を授かったという夫婦が何人かいる。たしかに不妊で悩むカップルは毎年増えているようだ。

それに眞子さんには複雑性PTSDがある。

「聞いたところによると、近頃の眞子さんは気持ちの浮き沈みが激しい様子だといいます。(中略)小室さんは妻につきっきりでいるために、出勤日数をセーブしているとも聞きました。眞子さんの外出機会はめっきり減り、スーパーなどへの買い出しは、デリバリーを頼っているとか」(同)

女性セブンによると、2人の行きつけのベーカリーの店員も、「かれこれ1カ月以上見ていない」と話しているし、日系メディアの関係者も、小室圭さんが法律事務所に出勤しているかどうか疑わしい、「引っ越したのではないかと噂が立ったほどです」といっている。

■「初孫」が関係修復のかすがいになるかもしれない

私も何度か経験しているが、ニューヨークの冬は寒い。中でも高層ビルの間を抜けてくるビル風は、文字通り「身を切られる」ようだ。

小室圭さんがテレワークで仕事をし、2人して温かい部屋で一日中過ごしていれば、そう遠くない時期に妊娠、出産という情報が流れてくるかもしれない。

そうなれば、秋篠宮夫妻にとって「初孫」になる。可愛い孫が秋篠宮家と小室家のこじれてしまった関係を修復する「鎹(かすがい)」となるかもしれない。

上皇と上皇后の初孫は眞子さんだった。美智子皇后(当時)が眞子さんの誕生を心から喜び、和歌にまで詠んで慈しんだことはよく知られている。

秋篠宮も紀子さんも、一日でも早く初孫を見てみたい、抱きたいと思うのは自然な親心であろう。

眞子さんにとっても、3人の子育ての“先輩”である母親がそばにいて、なにくれとなく相談できるのは心強いものであるはずだ。

だが、ここで、小室夫妻が“選択”を間違うと、両家の関係は一生修復のきかないものになる可能性がある。

それは圭さんの母親・佳代さんの存在である。彼女は現在、仕事はしていないようで、神奈川県内の自宅に籠っているようだが、

「佳代さんは『お嫁さんに会いたい』とよくこぼしているんです。妊活に臨む眞子さんの体調を心配しているのでしょうね」(小室家の知人)

妊娠中や子どもが生まれてから、義理の母親である佳代さんが側にいてくれれば心強いと、眞子さんも思っていると、何度か報じられてもいる。

■最大の波乱要因は佳代さんの存在?

たしかに、皇嗣妃殿下である紀子さんが、私事で渡米して眞子さんのところへ行くのは、「大掛かりな調整が必要」(宮内庁関係者)だろうから、そう簡単なことではない。

また、紀子さんは、佳代さんに対して良い感情を持っていないと報じられてもいる。

“トラブルメーカー”の佳代さんをニューヨークに呼び寄せることは、紀子さんとの細くなっている「絆」を断ち切ってしまうことになるかもしれない。

眞子さんと佳代さんの仲は良好だといわれてきたが、それは皇族としての眞子さんに対してであって、息子の嫁としてではなかった。

今度は嫁と姑という立場で相まみえるのだから、これまでとは違う佳代さんの態度に、眞子さんが戸惑い、関係がぎくしゃくするということは十分に考えられる。

これからの小室圭さんと眞子さんが抱える最大の波乱要因は、義母の佳代さんのような気がする。

次に心配なのは、小室圭さんという人物の性格にあるのではないかと、私は考えている。

彼は、英語も堪能で、国際基督教大学卒業後は三菱UFJ銀行に入行し、丸の内支店に配属されたエリートであった。

だが、そこを突然辞めて、弁護士になろうと一念発起し、法律事務所でパラリーガルをやりながら司法試験の勉強を始める。

オフィス机
写真=iStock.com/luchunyu
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/luchunyu

■人間性と社交性のなさが気がかり

眞子さんの意向もあり、そこを飛び出して、ニューヨークにあるロースクールに入り、卒業後、3回目に念願の司法試験合格を果たした。現在はニューヨークの大手法律事務所で働いているようだから、このピカピカの経歴を見ても、彼が優秀なことは疑いようがない。

私が気になるのは、彼の人間性、社交性のなさである。

眞子さんとの結婚の経緯を見ても、母親の金銭トラブルの対応にしても、自分の正当性ばかりを主張し、相手と話し合う、丁寧に説明するという面にやや不安があると思う。

女性自身(1/3・10日号)は、ニューヨーク時間で2022年12月12日、日系人会創設115周年記念晩餐会が開かれ、眞子さんも出席したと報じている。

小室夫妻の相談相手になっているといわれる森美樹夫総領事が祝辞を述べた。また小室圭さんの法曹界の後ろ盾といわれるゲイリー森脇氏に「コミュニティリーダーシップ賞」が授与され、“恩人の晴れ舞台”でもあった。

だが、なぜか小室圭さんの姿は、そこにはなかったというのだ。

ニューヨーク在住の旧財閥系企業関係者がこう話している。

「小室さんの経歴を鑑みれば、欠席も当然かと思います。

日系人会のパーティやボランティア活動を長年支援しているのは三菱UFJ銀行なのです。2カ月前から今回の晩餐会で同銀行が表彰されることもアナウンスされていました。当夜も同銀行の関係者が多数出席していたようです」

どうやら、小室圭さんには、当時の同期や先輩たちに会いたくない理由があるようだ。

■繁忙期であっても「お疲れさまです!」と帰ってしまう

同銀行のベテラン行員はこう語っている。

「当時の小室さんは新人にもかかわらず“絶対に定時で上がる男”として有名でした。繁忙期でも、同僚が残業中でも、まったく気にしないで帰るのです。

残業をしない理由を聞いても、『英語のレッスンがあるので』と言うばかり。さすがに上司が、『君がやらない仕事は、誰かがやることになるのだよ』と諭したそうですが、『そうなんですか、お疲れさまです!』と、帰宅して周囲を驚かせたそうです」

銀行のような横並びの組織では、彼のような“Let it be”的な人間は生きにくかったのではないか。それからしばらくして突然、彼はそこを辞めてしまう。

だからといって、6年以上もたって、彼もニューヨーク州の弁護士になったのだから、堂々と会えばいいのにと思うのだが、そうしないところが彼らしい。

彼には組織で働くよりも、一匹狼でやる仕事が向いているのだろう。だが、弁護士というのも映画やドラマで見ているだけだが、チームプレーのようなところがあるのではないか。

小室圭さんは相手に合わせて仕事をやっていくということは苦手のようだが、対人関係、その上、慣習も考え方も違う人たちとうまくやっていけるのか、不安はある。

小室夫妻は、年明け前後にブラジルに「新婚旅行」に行くそうだが、この旅行にも不安があると女性自身が報じている。

眞子さんは内親王時代の2018年の7月に、ブラジルを公式訪問したことがあった。

■2人の旅行を多くの人がサポートしているようだが…

「現地の日系人たちの皇室に対する敬意は非常に深く、眞子さんも各地で大歓迎を受けたのです。

再訪を決めたのも、眞子さんにとって“忘れられない国”となっているからなのでしょう。(中略)小室夫妻のブラジル新婚旅行については、現地紙も報じていたほどで、日系社会では歓迎の声も上がっているそうです」(皇室担当記者)

リオデジャネイロやサンパウロのホテルは、4年前に宿泊したところと同じランクの部屋をめどに予約をしているそうだ。それに、眞子さんが旅行するとなれば、安全確保に両総領事館が動かないわけにはいかないだろう。さらにブラジルの日系人たちも、2人をサポートするためにニューヨークの日系人たちと連絡を取っているという。

このあたりのことも心配である。なぜなら、もはや皇室を離れ一般人になったのだから、そうした過去とも決別するという覚悟がなければいけないのではないか。もし、このブラジル旅行が行われたとしたら、現地の日系人たちは「純愛を貫いた元王女様」「将来の天皇の姉君」と歓迎するかもしれない。

だが、それは元皇族としての眞子さんへの尊敬の念であるはずだ。

眞子さんは、一般人と結婚し皇室を離脱するとき、その世界とは決別したのではなかったのか。だが、新婚旅行に皇室時代に訪れた地を再訪するということは、まだ皇族だったあの頃に“未練”を残しているのではないのか。そう思うからである。

■「皇室の情報発信」発言に宮内庁は動揺

さて、心配といえば、秋篠宮のほうにもさまざまな不安材料がある。

週刊新潮(12/22日号)は、秋篠宮は誕生日会見で今年も、皇室の情報発信のあり方について言及したが、宮内庁の事務方では動揺が広がっていると報じている。

なぜなら、8月末に宮内庁が、来年度の予算案の概算要求を公表した。秋篠宮の意向を受け、「積極的な広報展開のための体制整備」と銘打って、長官官房参事官を新設、広報の専門職2人を増員、さらにSNSの活用の検討も始めていくと明かしたのである。

こうした経緯があって、今回の誕生会見でも記者から、これについての質問が出た。

しかし、秋篠宮は、実際の記事を題材にファクトチェックをしてみて、一つの記事の中でも正しい部分と誤った部分を正確に色分けするのは容易でないため、「基準を作って意見を発信することは難しい」と述べ、引き続き検討が必要であると答えたのである。

さらに、先々、皇族方がSNSで発信する可能性はあるかもしれないが、「私はやらないと思う」ともいい切ったのだ。

皇居
写真=iStock.com/kuremo
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/kuremo

■家族5人が仲良く歓談する日は訪れるのだろうか

宮内庁としては、秋篠宮から具体的な指示がなければ動けない。したがって、「ご自身で提案されておきながら、もしや職員に丸投げなさるお考えだろうかといった不安も広がっているのが実情です」(宮内庁関係者)と、秋篠宮のいいっ放し、よきにはからえ発言に困惑しているようだ。

このように、秋篠宮の思い付きのようにも思われるさまざまな発言で、右往左往することへの批判が、宮内庁内にも広がっているとしたら、心配なことである。

それ以外にも、次女・佳子さんの結婚問題。長男・悠仁さんの帝王教育をどうするのか。

さまざまな“難問”を積み残したまま、2022年が過ぎ、新しい年が始まる。

多くの国民が待ち望んでいるのは、眞子さんと秋篠宮、紀子さん、佳子さん、悠仁さんが、昔通り仲良く歓談している姿であるはずだ。

今一度、そういう時が来るのだろうか。2023年は両家にとって波乱含みの年になりそうな気がしている。

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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