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アメリカ人の熱狂ぶりに出演者が驚いた…「スーパー戦隊シリーズ」が米国で30年続く長寿番組になったワケ

プレジデントオンライン / 2023年5月7日 13時15分

ニューヨーク・コミコン 2012(NYCC 2012)でのコスプレ(写真=Marnie Joyce/CC-BY-2.0/Wikimedia Commons)

■「パワーレンジャー」はアメリカでも大人気

日本で生まれた特撮TV番組「スーパー戦隊シリーズ」(テレビ朝日系列)が、アメリカで人気の長寿番組になっている。

「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(日本では1992年~1993年に放送された)をベースに、「パワーレンジャー」としてローカライズ版が放送され、今年、30年の節目を迎えた。テレビからNetflixに移ったが、今もアメリカで多くのファンに愛されている。

英ガーディアン紙は、「子供向けのものとしては、世界で最もロングラン放送されている実写TV番組のひとつになった」と紹介している。

かけ声とともに変身するヒーローたちや、強大な怪人と悪の組織、そしてメカが合体する巨大ロボ……。日本の子供たちを夢中にさせている黄金の方程式は、海外でもキッズや特撮ファンたちの心をわしづかみにしているようだ。

Netflixでは今年、30周年を記念するスペシャル版が製作され、4月19日から配信が始まった。パワーレンジャーの第1、2作に出演したキャストが再び画面に集結していることもあり、海外ファンは懐かしのメンバーとの再会に心を躍らせているようだ。

■ヒーローショーを開けば高速道路は大渋滞になった

1993年に戦隊シリーズがアメリカで初放送されると、瞬く間に人気に火が付いた。

Netflixのオリジナル・ドキュメンタリー番組『ボクらを作ったオモチャたち』(2017~2019年)において、アメリカ版戦隊シリーズ『パワーレンジャー』の第1作が、子供向けTV番組として全米トップの地位を獲得したと紹介している。

ヒーローショーが開催されれば周辺の高速道路は大渋滞し、クリスマスシーズンにはおもちゃ工場を11カ所に新設してもまだ供給が追いつかない状態だったという。

人気の秘密は、それまでのアメリカの常識からすれば型破りなヒーロー像にあった。

現地で常識となっていた孤独に戦うヒーロー像の型を破り、5人組のチームワークを生かした作品だ。

また、アメリカではロボットに対して「ポンコツ」「邪悪」など負のイメージが強かったところ、クールに変型・合体を決める巨大ロボは、子供たちに衝撃を与えた。

■フルフェイスのマスク姿で、奇妙なゴム製の怪人と戦う

アメリカ版戦隊シリーズ誕生のきっかけは、1984年のある日のことだった。英ジャーナリストのオリバー=ジェームズ・キャンプベル氏は、ガーディアン紙への寄稿を通じ、その運命の瞬間を取り上げている。

制作会社のサバン・プロダクションズ(のちのサバン・エンターテイメント)を創設したばかりのハイム・サバン氏は、日本旅行中、ふと目にしたTV番組に目が釘付けになった。当時放送されていた、スーパー戦隊シリーズだ。

TV画面の中では、伸縮素材のヒーロースーツに身を包み、フルフェイスのマスクで顔を覆った5人のスーパーヒーローたちが、奇妙なゴム製の怪人たちと戦っている。海外からの多くの旅行者にとっては訳が分からない光景だったかもしれないが、サバン氏は作品に一目惚れした。

ぜひともアメリカ版に向けた権利を獲得し、自社でプロデュースしてアメリカの放送局に売り込みたい。そう決意した氏は、日本側との交渉を試みる。

■東映幹部を説得し、配給権を勝ち取る

サバン氏は数年後、シリーズの制作会社・東映幹部たちの説得に乗り出す。東映の顧問兼テレビ事業部門エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木武幸氏は、Netflixのドキュメンタリーの中で、事業所を訪れたサバン氏との会談を振り返っている。

柔和な表情を浮かべる氏は、「最初はどうかしていると思ったんです」と語る。降って湧いたアメリカ版の実現性を疑っていたようだ。だが、サバン氏の人懐こい性格と事業へのビジョンが、鈴木氏や東映幹部たちの心を動かした。

大声でしゃべり立てるサバン氏にはじめこそ眉をひそめたものの、次第にチャーミングなユーモアを振りまくサバン氏から、作品への愛情が伝わったようだ。そして東映はついに、アジアを除く世界での配給権をサバン氏に供与した。

ホテルで偶然観た番組に心を打たれ、東映の事業所にまで乗り込んだサバン氏は、のちにアメリカ版戦隊シリーズ「パワーレンジャー」のクリエーター兼制作統括を担当することになる。

戦略は大成功し、今日メディア王として知られるサバン氏のキャリアの中核を築いた。数十年後のインタビューでもサバン氏は、「いまでも大好きなんですよ」とスーパー戦隊シリーズへの愛を語っている。

■製作費のかかるアクションシーンは使いまわし

サバン氏は作品の愛と情熱に燃えていただけでなく、きちんとした勝算があった。

東京のホテルで番組を観た瞬間、低コストでローカライズを迅速に済ませ、早々に米TV局に売り込める算段が浮かんだのだという。Netflixの取材に対し、同氏はこう語る。

「アクションシーンはすべて、(マスクで)顔が見えません。ちょっとしたひらめきでした。(アメリカ人俳優たちで)アメリカパートを撮影して、制作費用がかさむアクションシーンと編集でつなぎ、マスク着用シーンの音声については吹き替えを施せば、アメリカ版を制作できます。コレだと思いました」

作品のベースとして、当時放送中の最新シリーズ『恐竜戦隊ジュウレンジャー』が選ばれた。時を越えて復活した悪の組織と立ち向かうため、長年の眠りから覚めたヒーローが集結する物語だ。

80年代後半からの恐竜ブームに乗り、日本でも成功を収めている。日本版は成人を中心に高校生2人を加えたキャスティングだったが、アメリカ版は高校生たちのグループを主役に据えた。

だが、放送局の反応は軒並み芳しくなかったようだ。唯一検討すると答えた米FOXネットワークスは、まずはパイロット版をテスト会場で上映し、高評価を得ることを条件とした。審査員役は、最大の視聴者であり、そして残酷なまでに素直な感想を漏らす、ほかならぬ子供たちだ。

22分間のパイロット版を上映したテスト当日の様子を、サバン氏はこう語る。

「ダイヤルテストをしました。右に回せば好き、左に回せば好きじゃない。番組を流すと、ダイヤルは右に回りました。そして22分間、ずっとそのままだったんです」

■アメリカ人の熱狂ぶりに出演者が驚く

こうして全米ネットワークでの放送が決まった。

番組名は、恐竜と掛けた「ジュウレンジャー」では通じない。人気アニメの『ティーンエイジミュータント・ニンジャタートルズ』に英語の子音数を揃え、『マイティーモーフィン・パワーレンジャー』とした。モーフィン(Morphin)は造語で、ロボの変型を表す。

米大手エンタメ誌のバラエティは、1993年の初回放送以来、「瞬く間にポップカルチャーの社会現象になった」と振り返る。それまでアメリカのアクション番組にはなかったチームでの戦闘要素や、変型合体する巨大ロボが受けたようだ。

ニューヨーク、メイシーズ感謝祭のパレード
写真=iStock.com/webpay
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/webpay

ピンクレンジャーを演じたエイミー・ジョー・ジョンソン氏は2017年、バラエティ誌への寄稿を通じ、放送当時のアメリカの熱狂を振り返っている。

放送開始から1カ月、ハワイで初めての生出演イベントが開催され、ジョンソン氏たち戦隊メンバーはそれに臨んだ。当時はネットもなく、自分たちの人気ぶりを事前に知ることはなかったという。

「まあ言うまでもなく、警護もなしにホノルル国際空港に到着したのですが……そこでは1万人を超える人たちが、私たちを一目見ようと待っていたんです!」

本当に死ぬほどレイ(花飾り)をかけられましたね、と氏は当時を懐かしむ。

■愛される秘訣は、それまでになかったヒーロー像

イギリスとアメリカで刊行されているカルチャー誌のデン・オブ・ギークは、スーパー戦隊シリーズが「ポップカルチャー界の比類なき伝承を作り出してきた」と述べ、絶えず変化を続け、毎年のように新たな戦隊チームを世に放ってきた戦隊シリーズに大きな賛辞を贈っている。

アメリカでは当時、スパイダーマンなど孤独に戦うヒーローが主流だった。これに対してパワーレンジャーは、メンバーの強みと弱み、チーム内での立ち位置や、新加入にチーム離脱といったイベントを盛り込み、より複雑なストーリー展開で魅せる。

今でこそマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)など複数ヒーローの共闘が定着しているが、90年代前半のアメリカにおいて、チームで戦うヒーローは新鮮な存在だったようだ。

勧善懲悪に徹しないコミカルな展開も愛される理由の一つだ。

例として、1996年から放送された『激走戦隊カーレンジャー』のワンシーンでは、リーダーであるレッドの操るクルマが敵役と激しいカーチェイスを展開。崖際に追い詰められたレッドは高速走行のさなか、真面目な性分が出たのか、あろうことか操作マニュアルを熟読しはじめる。マニュアル記載のボタンを意気揚々と押すと、車両後部が開き、合体前の巨大な頭部が出現。シュールな光景で敵役を圧倒した。

デン・オブ・ギークも、コミカルなシーンは回を追うごとに増えていったと述べている。ヒーローたちと敵役の軽妙な掛け合いは、シリーズの魅力のひとつになっているようだ。

■なぜスーパー戦隊シリーズは5人なのか

複数人で戦うスタイルが日本で誕生した背景には、2つの理由がある。

1つ目はストーリー上の必然性だ。Netflixの『ボクらを作ったオモチャたち』によると、それまで東映が得意としてきた仮面ライダーシリーズをも上回る強大な怪人を登場させるにあたり、それと戦うヒーロー側にも説得力のあるパワーが求められたという。ここからチームという発想に至ったようだ。

2つ目はビジネス上の理由だ。東映はスーパー戦隊シリーズにおいて、バンダイと強力なパートナーシップを築いていた。東映側に戦隊シリーズの武器やロボットのデザイナーはおらず、バンダイが設計を手掛けているほどだという。

代わりにバンダイ側はおもちゃの売り上げで利潤を得ているが、ヒーローが1人きりでは、売れるおもちゃにも限界がある。そこで、カラーリングを分けた5人チームとすることで、より多くのフィギュアの販売が見込めるようになった。

ある意味でビジネス上の必然性から生まれたチーム戦の設定が、結果としてはアメリカで新鮮味を放つきっかけとなったようだ。

■全ての関節が動くなんて…おもちゃのクオリティーに驚いた

アメリカ版は、日本版の特撮パートを流用したことで、バンダイが手掛けたおもちゃをほぼそのまま販売することが可能となった。そのおもちゃ自体も、アメリカ人を驚かせた。

理由は品質の高さだ。バンダイアメリカの元マーケティング責任者であるトリシュ・スチュワート氏は、Netflix番組の中で、各レンジャーのフィギュアに触れている。

彼女は「おもちゃの素晴らしいクオリティーに、本当に驚きました」と語る。「ただただ美しかったんです。当時の(アメリカの)アクションフィギュアよりも大きく、関節のすべてが可動しますし、それは立派な造りでした」

のちに発売されることになった合体ロボットについても、「びっくりするようなものでした」と完成度を高く評価している。合金ダイカスト製の高品質で複雑な構造のおもちゃは、アメリカのおもちゃファンたちを虜にした。

パワーレンジャーのフィギュアはアメリカで売れに売れた。ガーディアン紙は、「視聴率はうなぎ上りで、おもちゃの売り上げも瞬く間に予想を超えた」と振り返る。

バンダイアメリカのスチュワート氏はNetflixに対し、90年代全体を通じて考えても、おもちゃとして最大規模の生産量だったと語っている。当時、従業員30人未満だったバンダイアメリカを、一大企業へと押し上げた。

氏によると全米のオモチャ店で売り切れが続出し、毎日400件を超える苦情が殺到したという。特に93~94年の変身フィギュアは大ヒットし、クリスマスシーズンに向けて11の工場を新設したのに生産が追いつかないほどだったようだ。

■人気ヒーローが漏らした撮影の裏側

シリーズは、レンジャー役のアメリカの俳優たちを、スターダムへと押し上げた。ガーディアン紙は、ブルー役を演じたデイヴィッド・ヨスト氏の、抜擢前までの生活を取り上げている。

ヨスト氏自身の発言によれば、氏はロサンゼルスの「家具もないマンションの一室に暮らし、床で眠り、TVは使い古しの段ボール箱の上に置いていました」との倹約生活だったという。

幸いなことに、ヒーロースーツに身を包んで戦う日々が始まると、この生活は3カ月で終わりを告げた。同紙の取材に応じたヨスト氏は、「40話を撮影し、ひとたび放送が始まると、説明もつかないことになったんです」と笑顔を浮かべる。

一方で、人気に見合った賃金を得ていないと不満を漏らすメンバーもいた。アメリカ版において賃金での争いがあったことは有名だ。米CBSの情報番組「エンターテイメント・トゥナイト」は2015年、最終的に金額で折り合いのつかなかったレッドを含むメンバー3人が、早くもシーズン2で降板していたと振り返っている。

ブラックレンジャーを演じたウォルター・エマニュエル・ジョーンズ氏は、最後までメンバーに残ったものの、不満を訴えたキャストのひとりだ。週に6日、1日12~15時間働き、それでも放送後しばらくは収入が少なかった。愛犬と身を寄せ合ってジープで寝泊まりをする日々が続いたという。

2014年、オンラインメディアのハフポスト・イギリス版に対し、「あまり多くはもらえませんでした。シーズン1に関しては、マクドナルドのカウンターで働いていたとしても、おそらく同じ額を稼げたでしょう」と内情を明かしている。

■「スタントで何度も死にかけた」

アメリカ版でも一定のアクションが求められたが、健康保険なしに危険なスタントを課せられたことも問題となった。

現在は改善されているが、アメリカ版初代ピンク役のジョンソン氏はバラエティ誌への寄稿を通じ、「(俳優)組合のないTVシリーズで、給料は雀の涙にもかかわらず、低予算のスタントのせいで何度か死にそうになりました」とチクリと皮肉を向けている。

ただ、これには続きがあり、「(抜擢に)一生感謝します。本当に」とも彼女は述べている。その後女優として華々しい成功を収めるきっかけを切り開いただけでなく、当時は知らなかったが多くの女の子のファンも生んでいたことを誇りに思っているという。

「ピンクレンジャーとして過ごした時間は……数え切れないほどの小さな女の子たちを刺激し、男の子たちと同じくらいやんちゃになれるのだと、自信を持たせることができました。それ自体がプライスレスなことです」

パワーレンジャーの功罪という意味では、もうひとつ、人種問題との関わりがある。ガーディアン紙は、シリーズが伝統的にブラック役に黒人俳優、イエロー役にアジア系を起用していることに批判もあると指摘する。

一方、主に白人のみがヒーローを演じていた伝統を覆したとの評価もあるようだ。初代ブルーのヨスト氏は、同紙に対し、異なる人種のヒーローたちが結束して悪に立ち向かうスタイルは、その後のキッズ番組の先を行っていたと評価する。

■初代レッド役は首都ワシントンの救急救命士になった

戦隊シリーズはまた、人命救助にあたる職業の尊さを多くの視聴者に伝えたのかもしれない。ヒーローたちの導き役「ゾードン」を演じたデイビット・フィールディング氏は、ガーディアン紙に対し、「救急救命士や消防士など、一般市民の命を救う職業」を目指すよう、将来の職業への意識を新たにした視聴者も多かったのではないか――と私見を語っている。

初代レッド役のオースティン・セント・ジョン氏自身も、ヒーローに感化された人物のひとりだ。CBSのエンターテイメント・トゥナイトやハフポストによると、氏は役を離れたのちに大学で学び直し、ワシントンD.C.エリアで救急救命士および消防士として活躍した。

ジョン氏はハフポストに対し、現場で救った人々がまれに、氏の顔に見覚えがあることに気づくことがあったと語っている。尋ねられて正体を明かすと、まさか元レッドレンジャーに救助されたなんて、と人々は愕然とするのだという。

■日本の戦隊ヒーローは、アメリカのファンにも愛され続けている

1993年から始まったマイティーモーフィン・パワーレンジャーは3年間続き、人気の高さからさらに延長が決定。以来、日本で放映されている比較的新しいシリーズをベースに1~2年おきにリニューアルし、「パワーレンジャー」として続いてきた。

2021年にNetflixへの配信に切り替わってからも、シリーズは継続している。シーズン29を数える最新作では、日本で2019年から翌年にかけて放送された『騎士竜戦隊リュウソウジャー』をベースにした『パワーレンジャー・ダイノフューリー』が登場。2022年9月に最終話が配信され、すでに続編の制作がアナウンスされている。

同じくNetflixでは4月19日、30周年記念作品として『マイティーモーフィン・パワーレンジャー』がリリースされた。初代アメリカ版のブルーとブラック、そして敵役などのキャスト陣が再集結。ジュウレンジャーの魔女バンドーラをモデルにした悪の女性型ヒューマノイド「リタ・レパルサ」と再び対峙(たいじ)する。残念ながら初代メンバーのうち、イエロー役、グリーン役はすでに他界している。ガーディアン紙はNetflix版の製作が、亡くなった2人へのトリビュートになるのではないかと述べている。

30周年記念作品では2代目ヒーローたちがゲスト出演すると予告されており、配信前から海外メディアの注目を集めている。

高度な特撮技術とチーム戦ならではの人間ドラマを引っ提げ、30年前のアメリカに衝撃を与えた日本のスーパー戦隊シリーズ。数々の歴史とドラマを経て、今も昔もアメリカのファンたちに愛されているようだ。

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青葉 やまと(あおば・やまと)
フリーライター・翻訳者
1982年生まれ。関西学院大学を卒業後、都内IT企業でエンジニアとして活動。6年間の業界経験ののち、2010年から文筆業に転身。技術知識を生かした技術翻訳ほか、IT・国際情勢などニュース記事の執筆を手がける。ウェブサイト『ニューズウィーク日本版』などで執筆中。

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(フリーライター・翻訳者 青葉 やまと)

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