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無邪気にこう言い返せば相手はタジタジ…悪口を言ってくる人を一瞬で黙らせる"最強のフレーズ"

プレジデントオンライン / 2023年6月5日 10時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/takasuu

毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サイト「flier(フライヤー)」で、5月にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サイトの編集部が紹介する――。

■要約サイト「5月のビジネス書」人気ベスト20

第1位:『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』(古川渉一/酒井麻里子著、インプレス)
第2位:『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』(ゆうきゆう著、Jamマンガ、三笠書房)
第3位:『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』(飯村久美著、KADOKAWA)
第4位:『おだやかに、シンプルに生きる』(枡野俊明著、PHP研究所)
第5位:『心配ごとや不安が消える 「心の整理術」を1冊にまとめてみた』(松原正樹著、アスコム)
第6位:『栗山ノート』(栗山英樹著、光文社)
第7位:『ブランド』(岩田松雄著、アスコム)
第8位:『言いにくいことが言えるようになる伝え方』(平木典子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
第9位:『TEAM WORKER』(草深生馬著、朝日新聞出版)
第10位:『いつも幸せそうな人の小さな習慣』(有川真由美著、毎日新聞出版)
第11位:『サクッとわかるビジネス教養 経済学』(井堀利宏監修、新星出版社)
第12位:『パラドックス思考』(舘野泰一/安斎勇樹著、ダイヤモンド社)
第13位:『未来力』(三木谷浩史著、文藝春秋)
第14位:『空気を読む脳』(中野信子著、講談社)
第15位:『ユダヤ人大富豪の教え』(本田健著、大和書房)
第16位:『もしアドラーが上司だったら』(小倉広著、プレジデント社)
第17位:『組織の強化書』(小山昇著、KADOKAWA)
第18位:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』(有川真由美著、毎日新聞出版)
第19位:『一気読み世界史』(出口治明著、日経BP)
第20位:『運の方程式』(鈴木祐著、アスコム)

※本の要約サイト「flier」の有料会員を対象にした、2023年5月の閲覧数ランキング

■ChatGPTを使いこなすためのテクニック

今月の第1位は『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』でした。話題の対話型AI、「ChatGPT」の基礎知識をサクッと学べる一冊です。

古川渉一、酒井麻里子『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』(インプレス)
古川渉一、酒井麻里子『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』(インプレス)

ChatGPTは、チャット形式の画面に質問を入力すると、まるで人と会話をしているような答えが返ってくるAIチャットサービス。2023年1月には月間アクティブユーザー数が1億人を超えており、著者の一人である酒井麻里子さんは、ChatGPTのことを「『興味がないから一切触れずに生きていく』というわけにはいかないツールになりつつある」と表現しています。

本書で身につけたいのは、ChatGPTから適切な回答を引き出すテクニック。ChatGPTは、まるで人と会話をしているような滑らかな受け答えをする一方で、うまく質問しないと、誤った情報を提示したり、かみ合わない回答をしたりすることも。「AI向けの話し方」を身につけることが、ChatGPTを使いこなすためのコツなのです。

今後は、ChatGPTを使いこなせるかどうかで、市場価値は大きく変わってくるでしょう。著者の古川渉一さんが「実際に自分の手を動かし頭を使いその上でできることやできないことを正しく理解してほしい」と語っている通り、本書をかたわらに、ChatGPTを使いこなすトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。

■「どういう意味ですか?」は上手な言い返し方

第2位は、『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』。

ゆうきゆう著、Jamマンガ『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』(三笠書房)
ゆうきゆう著、Jamマンガ『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』(三笠書房)

あなたは相手から無神経なことを言われたとき、どんな反応をしますか。おそらく多くの方は「言い返して揉めるのも面倒だから」「いちいち怒るのも大人げないから」などと、何も言わずに我慢するのではないでしょうか。

ですが本書によると、この対応はNG。これでは問題が解決しないどころか、あなたに対する周りの評価が下がってしまう可能性さえあるといいます。なぜなら、周囲の人は本能的に「あの人は悪口を言われて当然の人なんだ」と感じてしまうからです。

その前提のもと、本書では、相手にうまく“言い返す”技術を教えてくれます。

今日から試したいのは「どういう意味ですか?」というフレーズ。悪口や無神経なことを言ってくる相手には、無邪気に「どういう意味ですか?」と返してみましょう。相手は自分の発言の意味を説明できず、たじたじになり、あなたへの攻撃を諦めるはずです。

自分の心と評価を守るために、本書で「言い返す技術」を学びませんか? 仕事でもプライベートでも使える「お守り本」になってくれるはずです。

■「口座」を工夫すれば貯蓄1000万円は夢じゃない

第3位には『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』がランクインしました。

飯村久美『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』(KADOKAWA)
飯村久美『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』(KADOKAWA)

「貯蓄が1000万円あれば安心だけど、その壁が高すぎる……」「1000万円貯められるなんて、自分よりずっと年収が高い人だけだろう」――そんな方に貯蓄・節約・資産運用を指南してくれる一冊です。

本書によると、お金をうまく増やすコツの一つは、口座を2種類用意すること。

1つ目の「使う口座」は、給与が振り込まれる口座のこと。この口座から、生活費、つまり家賃や水道光熱費、通信費、保険料などを出します。

2つ目の「貯まる口座」は、お金を貯めるための口座のこと。「財形貯蓄」「自動積立定期預金」「iDeCo」「つみたてNISA」など、簡単にはお金を下ろせない口座がこちらに該当します。

「使う口座」と「貯まる口座」を分けるメリットは、毎月決まった額のお金を貯められて、管理が楽になること。「貯まる口座」の通帳を月に1回以上眺めて、貯蓄のモチベーションをキープするのもポイントです。

無理なく「貯蓄1000万円の壁」を越える方法を教えてくれる本書。読みやすくまとまっているため、お金の知識に自信がない方にもおすすめです。

■言いにくいことは「まず口にだしてみる」

続いて、4位以下から、注目の書籍をご紹介します。第8位は『言いにくいことが言えるようになる伝え方』でした。

平木典子『言いにくいことが言えるようになる伝え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
平木典子『言いにくいことが言えるようになる伝え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

あなたは、言いにくいことでもハッキリと相手に伝えられるほうですか? 「言えるほうだと思う」という方でも、それは家族や友人に限ったことであって、仕事関係の人や目上の人だと途端に何も言えなくなってしまう……というケースも多いのではないでしょうか。

そんな方はぜひ、本書を読んで、ストレスを溜めることなく言いたいことを言い合う「アサーティブ・コミュニケーション」のノウハウを学んでほしいと思います。

アサーティブな伝え方の基本は、ひとまず「言ってみる」こと。

「言いたいことがあるけど、これを言えば相手を怒らせてしまうからやめておこう」などと先回りして考えるのではなく、ひとまず口に出してみるのです。感じ方も価値観も人それぞれ。あなたが言いたいことを言ったとして、相手が気分を害するとは限りません。

相手の反応を決めつけることなく、自分の意見や考えを素直に伝えるだけで、コミュニケーションはうまくいきます。あまり考えすぎず、「言って、互いにその経過を見る」ことから始めてみませんか?

■ベストセラーが教えてくれる「人生を変える方法」

第15位の『ユダヤ人大富豪の教え』にもご注目ください。2003年に単行本が刊行されて以来、20年にわたって愛され続け、シリーズ累計100万部を超える大ベストセラーです。

本田健『ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房)
本田健『ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房)

本書の特徴は、ストーリー形式で、人生を変える教えを学べること。主人公の青年がひょんなことから大富豪に出会い、大富豪から成功に必要なものや人生で大事なことを学んでいくという物語になっています。

ここでは大富豪の教えの一つ、「勇気をもって決断すること」を紹介しましょう。決断は決して先延ばしにしてはいけません。「いまは決断しないでおこう」というのも一つの決断であり、限りある人生を無駄にしてしまいかねないからです。

決断力を養うためには「意図的に決める」ことを意識しましょう。ランチ一つでも、適当に選ぶのではなく、自分の意志を持って決めるようにします。ちょっとした習慣ですが、積み重ねれば大きな力になるでしょう。

このように本書には、幸せで豊かな人生を送るためのヒントがたっぷり詰まっています。あなたが何歳でも、遅すぎることはありません。今すぐ本書を手に取り、大富豪の教えを学びませんか。

■私たちは5%の「できていない」部分ばかりを見てしまう

最後にご紹介したいのが、第16位の『もしアドラーが上司だったら』。2017年の刊行以降、多くのビジネスパーソンに読み継がれているロングセラーです。

小倉広『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)
小倉広『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)

本書の主人公は、広告代理店勤務の若手ビジネスパーソン、リョウ。仕事や人生がうまくいかず、モヤモヤしているリョウの新しい上司として、アメリカの大学院でアドラー心理学を学んだドラさんがさまざまなアドバイスをしてくれる――というストーリーです。

特に現代のビジネスパーソンに読んでほしいのは、ドラさんがリョウに「キミはこんなにも『できている』じゃないか」「『できていないところ』に注目するのをやめるんだ」と告げるシーン。自分のことを「できている」と認めてあげると、「もっと上を目指そう」と、より頑張る気持ちが湧いてくるのです。

ドラさんによると、私たちの行動の95%は「できている」のにもかかわらず、なぜかたった5%の「できていない」行動にばかり注目してしまうもの。あなたも「できていること」に注目する習慣をつけ、モチベーションを上げて、どんどん行動しましょう。

今月も、ChatGPTから貯蓄術、経済学まで、幅広いジャンルの本がランクイン。ほかにも、先月第1位だった『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』が第18位、先月第9位だった『運の方程式』が第20位、先月第12位だった『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』が第1位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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flier編集部 本の要約サイトflier(フライヤー)は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだだけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

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(flier編集部)

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