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「生命体として優位なポジションにある」という余裕が生まれる…人気YouTuberが推す「筋トレ6つの効能」

プレジデントオンライン / 2024年5月12日 7時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/PeopleImages

自信をつけるにはどうすればいいか。筋トレYouTuberの芳賀セブンさんは「筋トレをすると自信がつく。マッチョになれば、『自分は人よりも生命体として優位にある』という余裕が生まれてくる」という――。

※本稿は、芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

■人間らしさを保つためには筋肉が必要

筋トレにはものすごいパワーがある。無限の力がある。僕が言うのだから間違いない。

人類は誕生して以来、ずっと筋肉を使ってカラダを動かしてきた。それが人間として当たり前のことだった。筋肉という神からの偉大な頂き物を動かすと、カラダや心に作用するホルモンが全身を駆け巡り、「人間本来のあるべき姿」を維持してくれるのだ。

だから筋肉は、人類と切り離せない。筋肉を動かすことは、人間らしさを保つための必要条件なのだ。

では、君はどうだ? 「筋繊維がブチ切れるほど筋肉を躍動させる」という人間が本来やるべきことを忘れて、テレワークだのウーバーイーツだのエロ動画だのにうつつを抜かし、日頃から筋肉を甘やかしていないか?

それがもしかすると、君が「人生を投げ出したい」理由かもしれないのだ。いや、かなりの確率で、筋トレをしていないことがその原因だろう。

■イライラも不安も、筋トレが吹き飛ばしてくれる

筋トレには、ざっと見積もっても次のような効能がある。

1.「ネガティブな気分」が変わる

筋トレをすると、アドレナリン・ドーパミン・セロトニン・エンドルフィン・テストステロンなど、気分を高揚させたりリラックスさせたりするホルモンが大量に分泌される。

これらの気分ぶち上げ「激ヤバ」ホルモンのおかげで、筋トレすると、イライラや怒り、不安や緊張などのネガティブな気分や、だいたいの悩みがスーッと消えていく。

2.「ダメな自分」が変わる

筋トレをすると、自信がつく。特に初心者は筋肉がデカくなりやすく、気分が晴れていく感覚も感じやすいだろう。この成功体験が自信を生み出し、筋トレ以外の分野にも好影響を与えるのだ。

僕クラスのマッチョになると、たとえ誰かに絡まれたとしても「その気になれば一瞬で地獄に葬り去れる」という余裕が生まれ、上司や取引先にいびられても「いざとなればブッ飛ばして食っちまえばいい」なる謎の全能感や無敵感さえ味わうことができる。

生命体として優位なポジションに立っているという余裕が、ゆるぎのない自信を生み出してくれるのだ。

3.「だらだらした行動」が変わる

筋トレをすると、気分ぶち上げ「激ヤバ」ホルモンのおかげで活力がみなぎるから、行動まで変わってくる。

仕事へのやる気も起きるし、たとえ仕事がつまらなかったとして、「仕事中も筋肉は成長している」と考えれば何をするのも楽しい。ジムに行く時間を確保するため、生活スタイルにメリハリが生まれる効果もある。

4.「非モテ・コミュ障」が変わる

カラダがカッコよくなるから女にモテる。特にギャルにモテる。ギャルはなぜか筋肉が好き。筋トレにより男性ホルモンがドロドロにあふれ出て、そのフェロモンが異性(僕の場合は同性)を惹きつける。

また筋肉があると、服装がカッコよく決まる。ユニクロのような、無地のシンプルな服を着ても様になる。

ビジュアル面だけでなく、立ち居振る舞いにも余裕が生まれ、謎の説得力が生まれる。その説得力が異性をさらに惹きつける。ヤンキーやガテン系のちょっと怖い人たちから、筋肉があるというだけで、謎にリスペクトされ、慕われる。友達が増える。

5.「健康」を取り戻す

筋肉が増えると、ホルモンが分泌されるばかりでなく、血流やリンパ液の流れも良くなる。代謝も良くなる。

僕の場合、代謝が良くなりすぎて、春夏秋冬がなくなる。夏夏夏冬になる(冬はちゃんと寒いのだ)。その結果、さまざまな身体的な健康効果も期待できる。

6.「貧弱なカラダ」が変わる

初心者は、筋トレすればするだけ筋肉がデカくなる。はじめの2~3年間はボーナスタイム。ガリガリでも太っちょでも、継続すれば誰でもマッチョになることが可能。

ぶっちゃけ、筋トレするだけでこんなメリットを得られるのだから、今すぐ筋トレを始めなきゃ絶対に損。

■「○回×○セット」ではなく時間内で限界までやってみる

よし、わかった! これだけ言ってもジムに行きたくない君のために、自宅でできるオススメの筋トレを伝授しよう。

思い起こせば、僕の筋トレデビューも自宅だった。

小学4年生から1日20回の腕立てを始めて、中学3年生の冬になったら毎日1000回の腕立てをしていた。

自宅トレーニングでも、僕のように筋トレを愛する人なら継続できるはずだ。自宅でのトレーニングは、自分の体重を利用した「自重トレ」が基本になる。

種目は、「腕立て伏せ」「ブルガリアンスクワット」「腹筋ローラー」がいい。ブルガリアンスクワットは、片足だけでスクワットする種目。腹筋ローラーは……説明が面倒だからネットで動画でも見てくれ。

自分の体重を利用した「自重トレ」
『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)より

君が引きこもりではなく、公園に行けるなら、公園の鉄棒で懸垂をするのもいいだろう。

「各20回×3セット」というように回数を決めてやってもいいが、時間を決めて限界までやり続けるほうがよりオススメだ。

できた回数を記録して、翌日はそれを超えるのを目標にすれば、どんどん記録更新でき、筋肉はデカくなる。

自宅トレーニングでは、テンションが上がる音楽や動画を流してやってみよう。中学生のとき、僕は格闘技番組を見ながら腕立てしていた。今は「なにわ男子」「Hey! Say! JUMP」のYouTube動画を見ながら筋トレしている。

■「今日は筋トレしたくない」なら迷わず休む

ここまで読んでくれた人は筋トレの素晴らしさを知り、ジムに行きたくてウズウズしていることだろう。もしかすると、我慢できずにさっそくジムに駆け込んで、筋トレしながら読んでくれているのかもしれない。

そんなアツい人でも、疲れて気分が乗らないとき、「今日は筋トレしたくない」と思う日が来るだろう。筋トレ中毒の僕にだってある。

そんなときは、迷わず休むこと。気分が乗らないのにジムに行っても、全力を出し切れない。中途半端な筋トレをしても時間と体力のムダだ。

筋トレしたくないと感じたら、それはカラダが「休みたい!」と叫んでいる合図と捉えよう。ゆっくりお風呂に浸かったり、おいしいものを食べたり、友達と遊んだりしてリフレッシュするのがいいね。

僕の場合、1日休んだらすぐに筋トレしたくなる。筋トレしたくてたまらない禁断症状が始まるんだ。

君がもし、1日休んでも「筋トレしたい!」と思わなければ、3日でも1週間でも、休んでいい。筋トレの快楽を知っている人は、必ずまたやりたくなるから。義務感で筋トレするのはやめよう。筋トレが苦痛になったら意味がない。

死ぬまで楽しく筋トレを継続していこうよ。

■楽しく思える範囲でサクッとやればそれでいい

義務感でやろうとするから、筋トレが続かなくなる。目標を設定するのは大事だけど、その目標を見てため息が出るようではダメだ。

芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)
芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)

目標を見て、やる気がみなぎってくる。そのメンタリティが必要だ。筋トレが憂うつになってしまう人は、自分に厳しすぎ、筋トレの喜びを忘れてしまっているのではないか。

ぶっちゃけた話、筋トレなんてしなくても生きていける。けれど、筋トレしたほうが気分も人生も良くなる。だから、筋トレは最高。この原点に立ち返って、自分が楽しいと思える範囲でやればいいよ。

大会に出る競技者でないなら、自分の都合のいいスキマ時間にサクッとトレーニングするだけでもいい。それだけで気分は良くなり、カラダもカッコよくなるのだから最高じゃないか。

仮に、ジムに行くのが週に1回だとしても十分だ。それを1カ月、1年、5年、10年と続けていけば、「筋肉投資」はどんどん積み立てられていくだろう。

君は筋トレが好きか? 好きなんだろ? 本当にやりたいか? やりたいんだろ? 本当に好きなら継続できるって。

この記事を読んでいる時点で、君はもうすでに筋肉に魅了されている。もう君は、勝ち組だ!

じゃあ、ジム行く?

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芳賀 セブン(はが・せぶん)
YouTuber
1993年、神奈川県生まれ。本名、芳賀涼平。大学時代にボディビル競技を開始し、全日本学生ボディビル選手権で入賞。一般企業に就職するもトレーニングとの両立に限界を感じて退社。2018年、高校時代の先輩である「ゴミ袋先輩」と共にYouTuberとしての活動を開始。2023年日本クラス別ボディビル選手権90kg超級優勝ほか、数々のタイトルを所持。2017年にゲイをカミングアウトして以降、「新宿二丁目最強のバルク」を自称している。TikTok

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(YouTuber 芳賀 セブン)

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