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「自分と未来は変えられる」珠玉の金言集 【3】継続と変化

プレジデントオンライン / 2013年1月3日 17時0分

古今の偉人たちは、人生という“持ち時間”を存分に使い倒す。我々にも等しく配られているこの貴重な資源、活かす術は、彼らの言葉の中にある。
■F・W・ニーチェ(独・哲学者)

物事を完成させるには、
才能や技量よりも
時間による熟成を信じ
ながら絶えず進んでいく

という気質が決定的な
役割を果たすのだ。

■大阪・堂島米相場の格言

運・鈍・根

大意・相場で大切なのは運と愚直さと根気である。

■宮本武蔵(江戸初期の兵法家、『五輪書』著者)

千日の稽古を
鍛とし、
万日の稽古を
練とす。

■孫武(中国・春秋時代の兵法家、『孫子』著者)

始は処女の如く
後は脱兎の如し

■松下幸之助 松下電器産業(現パナソニック)創業者

(日々の努力を相撲にたとえて)
土俵の何百倍
かの努力を
毎日たゆまず
やってはじめて、
1分間の土俵で
勝負を決する
際に効果が
あらわれる。

■J・M・バリー(英・劇作家)

無為に過ごすからこそ
珠玉の時間となる
時もある

■是川銀蔵(昭和期の株式相場師)

人が気づかぬところに
いかに目を配り、人が
気づく前にどれだけ早く
行動しているか。
買って、
売って、
休む。

これが商売で
成功する三筋道なのだ。

■松下幸之助 松下電器産業(現パナソニック)創業者

「君子日に三転す」は
二千数百年前。今日の
君子は三転では
もう間に合わなくて、
日に百転する、
刻々に変化していくことを
掴んでいかねばならない(要旨)。

■本間宗久(江戸期・米の相場師)

米商いは
踏み出し
大切なり。

踏み出し悪しき時は
決して手違いになるなり。
又商い進み急ぐべからず。
急ぐ時は踏み
出し悪しきと同じ。

大意・相場は仕掛けるタイミングが肝心。ここで誤ると何度やっても失敗する。慌てて売買するのも同様だ。

■米相場の格言

“もう”は
“まだ”なり、
“まだ”は
“もう”なり。

■A・カミュ(仏・作家)

(山頂への巨岩の
運搬←→転落を永遠に
繰り返す苦役を負った
ギリシャ神話の登場人物
シーシュポスについて)
下山が苦しみのうちに
なされる日々もあるが、
それが
悦びのうち
になされる
ことも
ありうる。

悦びという言葉は
言い過ぎではない。

■宮本武蔵(江戸初期の兵法家、『五輪書』著者)

物ごとの
さかゆる拍子、
おとろふる拍子、

よくよく分別すべし。

大意・物事には勢いやリズムがある。その盛衰をよく見分けなければならない。

■F・W・ニーチェ(独・哲学者)

脱皮しない
蛇は破滅する

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主な参考文献●ゲーテ『西東詩集』、O・オブリ編『ナポレオン言行録』(以上岩波文庫)、谷沢永一『名言の智恵 人生の智恵』、松下幸之助『松下幸之助成功の金言365』(以上PHP研究所)、金森誠也監修『世界の名言100選』、大橋武夫『兵法 孫子』、樺 旦純『頭をスッキリさせる 頭脳管理術』(以上PHP文庫)、守屋 淳『クラウゼヴィッツの戦略』ソフトバンク クリエイティブ、ゲーテ『ゲーテ格言集』、カミュ『シーシュポスの神話』、シェイクスピア『お気に召すまま』(以上新潮文庫)、ニーチェ『超訳ニーチェの言葉』ディスカヴァー、是川銀蔵『相場師一代』、盛田昭夫研究会篇『盛田昭夫語録』(以上小学館文庫)、宮城谷昌光『中国古典の言行録』文春文庫、『本間宗久相場三昧伝』投資レーダー、神子 侃・訳『宮本武蔵 五輪書』徳間書店、川村真二『ビジネスマンに贈る 日本人の心に響く名言』日本経済新聞社、B・フランクリン『プーア・リチャードの暦』ぎょうせい、R・ユンク『未来は既に始まつた』文藝春秋新社

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(プレジデント編集部 西川 修一)

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