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石丸伸二氏の「かみ合わない質問」「パワハラ気質」は狙い通り…マスコミを敵視する石丸氏がテレビ出演する理由

プレジデントオンライン / 2024年7月17日 7時15分

落選が確実となり、記者会見する石丸伸二氏=2024年7月7日午後、東京都新宿区 - 写真=時事通信フォト

これからの日本の政治はどうなるのか。ジャーナリストの鮫島浩さんは「東京都知事選で石丸伸二氏は無党派層を引き込む巧みな選挙戦略で165万票を獲得した。この選挙戦略は都知事選後も続いている。自民や立民などの各党は、このままでは総選挙で想像以上のしっぺ返しを受けることになるだろう」という――。

■都知事選は「延長戦」に突入した

七夕に投開票された東京都知事選は、自民党と公明党のステルス支援を受けた現職の小池百合子氏が当選したことよりも、立憲民主党と共産党が全面支援した蓮舫氏が3位に沈み、代わってYouTubeなどのSNSで人気のある前安芸高田市長の石丸伸二氏が2位に躍り出たことに関心が集まった。

勝者の小池氏の存在感は霞み、敗者の蓮舫氏と政界の風雲児として台頭した石丸氏に非難と称賛が飛び交う異例の延長線に突入している。

自民党の裏金事件後、4月の衆院3補選と5月の静岡県知事選に4連勝していた立憲民主党の勢いは完全に止まり、政権交代の機運は一気に萎む様相だ。

自民党は同時に行われた都議補選で2勝6敗と惨敗した。安倍派5人衆のひとりで裏金議員の代表格である萩生田光一都連会長(前政調会長)の地元・八王子でも敗北したことは、裏金事件の逆風がやんでいないことを示した。

既存政党への不信が「政治屋の一掃」を掲げた石丸氏への期待感を膨らませ、自民・立憲の二大政党がともに沈んで政界勢力図が塗り替わる気配さえ漂い始めている。石丸氏が橋下徹・元大阪府知事らに新党旗揚げを促し、自らも参加する可能性を示唆したことで、新党結成への期待感も芽生え始めた。

現下の情勢は、自民党不信が野党第1党の民主党を押し上げて政権交代が起きた2009年総選挙よりも、自民党に加えて野党第1党の社会党への不信も募り、新党が次々に旗揚げして政界再編に発展した1993年総選挙の前夜に似ている。蓮舫氏の惨敗と石丸氏の躍進が、永田町の風景を一変させたといっていい。

今後の政治の行方を占うには、(1)小池氏はなぜ勝利したのか、(2)蓮舫氏はなぜ惨敗したのか、(3)石丸氏はなぜ躍進したのか――をそれぞれ丁寧に分析することが不可欠である。

■やはり強かった…小池氏を支えた自公・労組の組織票

小池氏は前回知事選から74万票を減らしたものの、自民党に近い業界団体や公明党の支持母体である創価学会、連合傘下の労組などの組織票を手堅く固めて291万票を集め、逃げ切った。

8年前の知事選では反自民を掲げて当選したものの、2期8年の都政で東京五輪や都心再開発といった国策プロジェクトを進めるなかで、二階俊博元幹事長や萩生田氏を窓口に自民党と和解し、自公与党と一体化する都政に変節した。

樹木の大量伐採に坂本龍一氏ら著名人が続々と反対を表明した明治神宮外苑の再開発では、三井不動産など再開発業者に都庁職員が大量に天下っている問題や、小池氏自身も政治資金パーティー券を購入してもらっている疑惑が浮上。自民党の森喜朗元首相や萩生田氏が再開発案について都幹部から説明を受けていたことも明らかとなり、「政官業の癒着」の構造が浮かび上がっている。

銀座4丁目交差点にて街頭演説をする小池百合子=2024年7月6日
銀座4丁目交差点にて街頭演説をする小池百合子=2024年7月6日(写真=Noukei314/CC-BY-SA-4.0/Wikimedia Commons)

自民党の裏金事件が発覚した後は小池都政への批判も強まり、そこへ小池氏自身の学歴詐称疑惑の再燃が追い打ちをかけた。小池氏は独自候補を擁立した4月の目黒区長選や衆院東京15区補選で敗北し、選挙に強い「小池神話」は崩壊。JX通信社が5月に行ったネット調査では、小池都政の「継続」を求める人は24%にとどまり、「交代」を求める人は42%にのぼった。小池氏は都知事選への出馬を明言せず、不出馬説も流れるほど一時は追い込まれていたのである。

小池氏は5月29日の都議会初日に出馬表明する意向を固めたものの、その直前に蓮舫氏が「自民党政権の延命に手を貸す小池都政をリセットする」と宣言して電撃的に出馬表明し、先手を打たれた。小池氏は出馬表明を先送りし、勝てるかどうかを慎重に見極めた。蓮舫氏と石丸氏を相手とする三つ巴の対決構図なら逃げ切れるという選挙情勢調査を踏まえ、出馬を最終決断したのだ。

■「自民党は許せないが、小池都政は別」

小池氏の勝因は、①自民党の推薦を表向き受けずに裏で支援を受ける「ステルス選挙」に徹したこと、②石丸氏出馬でアンチ小池票が分散したこと、③リベラル層に絶大な人気があるものの保守層や無党派層には拒絶感も強い蓮舫氏を立憲民主党が対抗馬として擁立したこと――の3点にあると私は分析している。

ANN出口調査によると、自民党の裏金事件を「大いに重視した」と回答した人の2割以上が小池氏に投票した。①の「ステルス選挙」を徹底したことで自民党への逆風が小池氏を直撃する事態を避けることができた。「自民党は許せないが、小池都政は別」と考えた都民が少なからずいたということだ。小池都政と自民党を切り離す世論対策に成功したといっていい。

都知事選で現職は負けたことがない。都の一般会計予算は8兆円を超え、都知事が自由に使い道を決めることができるお金は首相を上回ると言われている。しかも円安による株高・不動産高で都心に本社を置く企業は潤い、今年度の都税収入は過去最多にのぼる。小池氏は潤沢な予算を最大限投入して小池都政へのシンパを増やしてきた。都知事の絶大な権力が現職有利の最大の理由だ。

■小池都政の是非よりも「人気投票」に

明治神宮外苑などの都心再開発に加え、都庁外壁のプロジェクションマッピングなど巨大事業を請け負う業界は、小池都政がリセットされて事業が打ち切られることを何よりも恐れている。小池都政から恩恵を受けている人々は「既得権」を守るため、「小池都政の継続」を切望し、こぞって投票所へ向かう。これが組織票の実態だ。

小池都政が進めてきた保育料無償化などの子育て支援も、潤沢な都税収入があってこそ実行できる政策だ。30代女性を中心とする子育て世代で小池支持が高いのも「小池都政がリセットされれば子育て支援が減らされるかもしれない」という懸念からだろう。

小池都政から恩恵を受けていない人々の多くは、この実態に気づかない。そこで過去最多の候補者56人から「いちばん好きな人」を選んで投票する。大概は「小池都政の継続か交代か」ではなく、小池氏を含む56人の「人気投票」と考えて大切な一票を投じる。小池都政から恩恵を受けている人々は小池氏に集中して投票するのに対し、小池都政から恩恵を受けていない人々は小池氏を除く55人に分散して投票する(あるいはその多くは投票所へ行かない)。これでは現職有利なのは当たり前だ。

■「アンチ小池票」の分散

現職の対抗馬が事実上一人に絞り込まれて「一騎打ち」の激突構図になれば「小池都政を終わらせるために、好きな候補は別にいるけれど、ここは勝てる確率が最も高い対抗馬に投票しよう」という人も出てくる。その結果、「小池都政を継続させるか、交代させるか」が最大の争点となり、大激戦となる。現職に挑む対抗馬は「一騎打ち」の激突構図を作り出さなければ勝負にならない。

今回の都知事選はそうならなかった。第三の候補である石丸氏が台頭して三つ巴の対決構図となり、②の「アンチ小池票の分散」が起きた。2位の石丸氏(165万票)と3位の蓮舫氏(128万票)を足すと1位の小池氏(291万票)をわずかに上回るのだが、アンチ小池票が分散する三つ巴の対決構図になった時点で、現職の小池氏が逃げ切る公算が高まり、選挙戦の関心は石丸氏と蓮舫氏の2位争いに移った。石丸氏の台頭が都知事選の注目点を「小池都政の是非」から「2位争い」に変え、窮地の小池氏を救ったといえるかもしれない。

立憲民主党が「一騎打ち」に持ち込めなかったことが最大の敗因である。そこで重要となる論点は、③の「蓮舫氏を対抗馬として擁立」した戦略自体の成否だ。

■「蓮舫氏の是非」が争点に浮上

蓮舫氏はリベラル色が強く、立憲や共産のコア支持層に絶大な人気がある。一方で、保守層や無党派層には民主党政権時代の「2位じゃだめなんですか?」に代表される攻撃的姿勢への拒絶感も強い。「好き嫌いが大きく割れる個性派」だ。

このタイプの政治家は定数6の参院選東京選挙区なら熱狂的な支持者に支えられて勢いづく。けれども定数1の衆院小選挙区や知事選では、アンチ票が他候補に流れて伸び悩むことが多い。

今回の都知事選もそうなった。蓮舫氏擁立で「小池都政の是非」は薄れ、代わって「蓮舫氏が好きか嫌いか」に関心が集まった。当初は小池都政を批判していた保守層は一転して「蓮舫阻止」に動き出し、週刊誌やネットメディアで蓮舫氏のネガティブキャンペーンが始まった。政官業の癒着や学歴詐称疑惑の再燃で高まっていた小池批判は次第に沈静化し、「蓮舫氏の是非」が争点に浮上したのである。

この責任は蓮舫氏にはない。知名度の高い蓮舫氏を現職の小池氏を倒す最強の候補者と勘違いした立憲民主党にある。

先に述べたように、都知事選で現職は負けたことはない。都政から恩恵を受けている人々はこぞって現職に投票するからだ。真正面から政策論争を挑むだけでは現職を打ち負かすことは困難だ。まずは一部の人々にだけ恩恵を与えている現都政の不公平な実態を暴き、それを大々的にアピールして、恩恵を受けていない人々の怒りや不満をかき立て、それを自らの支持に引き寄せる必要がある。

下から見上げる都庁
写真=iStock.com/Mlenny
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Mlenny

■コア支持層が熱を帯びるほど、無党派層が冷めていく悪循環

ところが、現職への対抗馬が好き嫌いの激しい政治家なら、現職への批判票は他の候補へ分散してしまう。批判票を一身に引き寄せる受け皿とならないのだ。

蓮舫氏はこの経過をたどった。彼女が獲得した128万票は、2年前の参院選で自身の得票(67万票)と共産党の山添拓氏の得票(68万票)とほぼ同数だ。立憲と共産のコア支持層を固めたものの、若年現役世代を中心とする無党派層には完全にそっぽを向かれたのだった。

蓮舫氏の街頭演説は連日熱気に包まれたが、コア支持層が内輪で盛り上がったに過ぎず、外へは伝搬しなかった。小池都政からは何の恩恵も受けていないものの、蓮舫氏には抵抗を感じる人々の多くが「政治屋の一掃」を掲げた石丸氏に流れたのである。

都知事選の投票率は前回を5ポイント上回った。かつては投票率が上がれば野党が有利といわれたが、近年は投票率が上がるほど立憲は劣勢となる。それほど無党派層に見放され、コア支持層は高齢世代に偏っている。4月の衆院3補選に全勝したのも、自民党支持層が棄権して投票率が下がり、立憲や共産のコア支持層の投票総数に占める比重が増したからだった。

今回は投票率が上がった分を石丸氏に持って行かれ、追い抜かれた。コア支持層が熱を帯びるほど、それ以外の人は冷めて敬遠していくという悪循環に陥ったのだ。

■都庁記者クラブによる現職への巧妙な肩入れ

立憲は打倒小池を最優先に目指すのなら、個性派の蓮舫氏ではなく、知名度は低くても保守層や無党派層に抵抗感の少ない対抗馬を擁立すべきだった。

東京選出の国会議員で選ぶなら長妻昭衆院議員のほうがよかったし、さらには国会で裏金問題を追及した当選1回の山岸一生衆院議員ら石丸氏と同世代の若手を大胆に擁立する方がアンチ小池票の受け皿となっただろう。政党色の薄い学者や首長経験者の方がなお適任だったかもしれない。

蓮舫氏は当初こそ「小池都政のリセット」を掲げたものの、「批判ばかり」との批判を恐れ、途中からは「批判よりも提案」を重視し、「優しい蓮舫」のイメージ戦略に転換した。これも失敗だった。

先に述べたように、徹底したネガティブキャンペーンで現都政の腐敗や不公正を炙り出し、それを拡散させ、恩恵を受けていない人々の怒りや不満に火をつけない限り、恩恵を受けている人々に強く支えられた現職を倒すことはそもそも困難なのだ。「蓮舫氏は好きではないが、小池氏を倒す可能性が最も高いから、蓮舫氏に入れるしかない」という空気を醸成することが勝利への絶対条件だったのだ。

マスコミが「批判」よりも「提案」を求めるのは、現都政の継続を内心では望んでいるからだ。大手新聞社は東京五輪のスポンサーになってから小池都政と一体化し、都庁記者クラブの定例記者会見でも小池知事に厳しい質問はほぼ出ない。

客観中立を掲げて小池批判を控える穏健な選挙報道は、巧妙な現職への肩入れといえよう。蓮舫氏はマスコミがつくる選挙報道の土壌にのってしまった感がある。劣勢が伝わる最終盤で再び小池批判を強めたが、都民に広く浸透することはなかった。

■「政治屋の一掃」石丸氏はなぜ「2位」になれたのか

石丸氏は「東京を動かそう!」「選挙を楽しんで!」という柔らかいフレーズを連発するだけで具体的な政策を語らず、立憲と共産のコア支持層を除く「恩恵を受けていない人々」の支持を引き込むことに成功した。

広島県安芸高田市 市長 石丸伸二
前安芸高田市長の石丸伸二氏(写真=内閣府 地方創生推進室/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons)

唯一挑発的に掲げた「政治屋の一掃」にしても、「政治屋」とは誰のことか、小池氏なのか蓮舫氏なのか、自民党なのか立憲民主党なのか、最後まで明確にしなかった。都知事に就任しても、都議会を多数を占める「政治屋」たちをどうやって一掃するのかという道筋も示さなかった。

そのあいまいさこそ、小池都政に限らず、すべての政党や政治家に対する不信を募らせている若年現役世代を中心とした無党派層を柔らかく包み込む受け皿となった最大の要因であろう。強烈な個性のある小池氏と蓮舫氏に対抗し、新人候補のさわやかさを前面に打ち立てて「拒否度」を下げることに成功したのである。

もちろん小池都政への批判も避ける石丸氏の選挙戦は、小池氏を倒すには不十分だった。そもそも政党や組織の支援を受けず、小池氏や蓮舫氏の知名度に遠く及ばなかった石丸氏が、200万~300万票の当選ラインを超える可能性はほとんど見込めなかった。

100万票に届けば大健闘と言われていたのである。そのなかで石丸氏の現実的な戦略目標は当初から「2位」であり、蓮舫氏を追い抜くことで政界の注目を集め、今後の政治的影響力を最大化させることにあったのだろう。それは的中した。

165万票を集めて蓮舫氏を大きく抜き去った大躍進は、自らの「拒否度」を下げて「小池氏も蓮舫氏も嫌い」という無党派層を引き込む巧みな選挙戦略の成果である。既存政党への不信と未知数の第三極へ期待が彼を押し上げたといっていい。

■各党は次の総選挙で想像以上のしっぺ返しを受ける

この構図は次の総選挙にも当てはまる。

自民党と立憲民主党への不信が高まり、これまで第三極として受け皿となってきた日本維新の会も大阪万博への批判で失速するなか、未知数の新党が結成されれば期待感が高まり、大躍進する展開は十分にあり得る。石丸氏が維新からの推薦を断ったのは、維新がすでに新党ではなく既存政党と受け止められていることの証しだ。

裏金事件で逆風を浴びた自民党も、都知事選で失速した立憲民主党も、9月の党首選挙でどこまで体制を立て直すことができるのか。既存政党への強烈な不信が都知事選で可視化されたことを踏まえ、「党が生まれ変わった」という姿を大胆に見せることができなければ、総選挙で想像以上のしっぺ返しを受けるに違いない。

曇天の
写真=iStock.com/kanzilyou
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/kanzilyou

石丸氏は選挙後、テレビに引っ張りだこである。ここでは幅広い層を取り込む都知事選の「さわやか戦略」から、あえて質問を噛み合わさずに強烈な言葉で切り返す「コワモテ路線」に転換した。「さわやか戦略」を続けるだけでは次第に埋没していくとみて、政治屋やオールドメディアを敵視して挑発的発言を繰り出す本拠地であるYouTubeの世界へ立ち返ったとみていい。

リベラル層や穏健保守層の反発を浴びたとしても、YouTubeで100万回以上の再生回数をはじきだす原動力となってきた熱狂的支持層をさらに固め、政治エネルギーに変換していく戦略だ。岸田文雄首相の地元である衆院広島1区からの出馬を匂わせたり、橋下氏や泉房穂氏が新党を結成すれば参加する意向をにじませたり、話題作りにも余念がない。

YouTubeで磨いた「世論の関心を引き寄せ続ける」戦法が、政治屋がひしめく永田町でどこまで通用するのか。今後の動向から目が離せない。

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鮫島 浩(さめじま・ひろし)
ジャーナリスト
1994年京都大学を卒業し朝日新聞に入社。政治記者として菅直人、竹中平蔵、古賀誠、与謝野馨、町村信孝らを担当。政治部や特別報道部でデスクを歴任。数多くの調査報道を指揮し、福島原発の「手抜き除染」報道で新聞協会賞受賞。2021年5月に49歳で新聞社を退社し、ウェブメディア『SAMEJIMA TIMES』創刊。2022年5月、福島原発事故「吉田調書報道」取り消し事件で巨大新聞社中枢が崩壊する過程を克明に描いた『朝日新聞政治部』(講談社)を上梓。YouTubeで政治解説も配信している。

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(ジャーナリスト 鮫島 浩)

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