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リチウムイオン電池(LIB)技術の黎明期から常に技術開発をリードしてきたENAXが、大型リチウムイオン電池システムが生み出す新たな可能性への挑戦を表明。

PR TIMES / 2012年2月28日 17時7分



《定置用蓄電装置用途に、最新のリン酸鉄リチウムイオン電池を開発、台湾のPSI社への生産委託を発表。》

《病院や物流シーンで高い実績を持つ、X-Battery“PBAC Series” が充実のラインアップで2012年6月新登場。》

エナックス株式会社(東京都文京区 代表取締役社長 CEO 三枝雅貴)では、1996年の設立以来、リチウムイオン電池技術のパイオニアとして、様々な電力ニーズに対し、先進的なバッテリー技術でお応えしてまいりました。 そして今、リチウムイオン電池を取り巻く環境はまさに激動期をむかえています。 私達は、市場ニーズの変化にベストソリューションでお応えしていくため、「ソリューションカンパニー」として次のステージに向けた取り組みをスタート致します。

エナックス株式会社は2010年9月に官民ファンドである株式産業革新機構の出資を受け、日本のリチウムイオン電池産業の競争力強化を目指し事業展開を行っております。

■大型LIB電池が創りだすESS(Energy Storage System) 
「エネルギーが常に人と共に在る」時代において本当のLIBの価値がどうあるべきか、その在り方が問われ、リチウムイオン電池に対する期待と要求もますます高まって来ています。常にLIBの技術革新と共にあって、豊富な開発実績を積み重ね来た、エナックス株式会社は、当社ならではの高い技術、安全安心のサービス・製品を提供し、新たな市場の創造を目指し努力してまいります。

■ 「所有」から「利用」へ
LIBが「単なる小型2次電池や鉛電池の代替としての所有」から「LIBだからこそ果たせる機能が生み出す利用シーン」へ、求められる価値は大きく変化しつつあります。だからこそ、LIB電池をお使いになる全ての方々のそれぞれのニーズに最もふさわしい「利用」方法を、確かな技術で提案し提供してゆくことがエナックス株式会社の責務であると思っております。

■ 単なるLIBの提供ではなく、次代のLIBのアプリケーション、それが創りだす市場の姿
「単セル(電池)」から、「システム提案」へ。「システム構築」から、「ソリューション提案」へ。「電池材料開発が生み出す電池技術の革新」から、新たな「ビジネスモデルサポート」へ。お客様の真のニーズが多様化し、拡大を続ける中、様々なLIBのラインナップを持ちそれぞれの特性を知るエナックス株式会社だからこそ、最適の「技術ポートフォリオ」とユーザーフレンドリーな「ビジネスポートフォリオ」をご提案できるのだと確信しております。

■ ENAXの使命
日本のリチウムイオン電池産業の競争力強化を支援していくため、2010年9月に株式会社産業革新機構による第三者割当増資を実施しました。ENAXの使命は、リチウムイオン電池を用いた最先端の蓄電技術を用いて、日本企業が世界競争で勝ち抜くためのお手伝いをさせていただくことです。

《企業情報》
名称:エナックス株式会社 ENAX,INC.
設立:1996年4月
資本金:60億371万円(2010年9月末現在) 資本準備金を含む
売上高:14億3,100万円(2011年3月期)
社員数:108名(2012年1月末現在)
代表取締役社長:三枝 雅貴
本社所在地:〒112-0003 東京都文京区春日2-12-12 コロネード春日
TEL/FAX:03-5689-0089 / 03-5689-0030
《事業内容》
1、大容量・高出力リチウムイオン二次電池の製造・販売
2、リチウムイオン二次電池開発・試作受託
3、バッテリーパック開発・製造販売
4、リチウムイオン二次電池の電極の製造・販売
5、リチウムイオン二次電池搭載アプリケーション製品の製造並びに輸入販売
6、リチウムイオン電池製造装置・電池材料の開発・販売
7、前各号に付帯する一切の業務
主要株主
株式会社産業革新機構

《ENAXとPhoenix Silicon International Corp(PSI/台湾)が提供する長寿命リン酸鉄リチウムイオン電池システム。 高性能電池を定置用電源用途を中心に日本市場で展開。》

ENAXとPhoenix Silicon International Corp(PSI)は、リン酸鉄リチウムイオン電池セルを採用したリチウムイオン電池パックソリューションを日本市場において展開するために、今般戦略的な提携を行う事に合意しました。
その背景および内容は以下の通りです。ENAXとPSIは今回の提携により、長寿命かつ競争力のある電池ソリューションを日本市場において共同で展開し、更なる業容拡大を目指していきます。
■ 開発背景
リチウムイオン電池の市場環境は、再生可能エネルギー市場の拡大機運、昨年の震災による
蓄電・非常用電源ニーズの拡大、各種部材の研究開発や採用による新技術の新たな展開、
などの要因により激動期にあります。
このような中で、長寿命、安全性、経済性を満たした電池ソリューションが求められております。
ENAXは、そうした顧客ニーズに対応していく一つの手段として、リン酸鉄リチウムイオン電池に着目し、台湾におけるリン酸鉄リチウムイオン電池メーカーであるPSIと提携する事によって、新しいソリューションを顧客に提供し、両社が更なる業容拡大を目指す事を決定しました。
◎ 製品特性
安全・ハイパワー・長寿命・リーズナブルな価格の
リン酸鉄リチウムイオン電池『40138型LFPO電池』をホームファクターとして使用し、更に、リン酸鉄正極活物質の有力メーカーである住友大阪セメント株式会社の材料技術と、自社の製造技術を組み合わせることで、リン酸鉄の潜在能力をさらに高めた「新しいリン酸鉄系材料と当社の技術の融合」による新しいリン酸鉄リチウムイオン電池をここに提案いたします。
用途といたしましては、 定置型蓄電用途については、太陽光発電システム用、風力発電システム用、通信基地局用、ビル・工場向け予備電源装置用を想定しております。
また、パワー系用途としては、電動建設機械装置向け、電動重機械装置向け、その他移動体向けを想定しております。
※ リン酸鉄リチウムイオン電池の特許について
これまで、リン酸鉄リチウムイオン電池につきましては、様々な特許問題が存在し、導入を思いとどまっておられたお客様も多数お出でになったことと思います。
ENAXは、住友大阪セメント株式会社の材料を活用することによってこの問題に解決を図り、特許に抵触しない製品として日本市場にリン酸鉄リチウムイオン電池を広く展開してまいります。

《人の命、企業の生命線である情報インフラを支える メンテナンスフリー、長寿命、高信頼性の 可搬型蓄電池システム X-Battery “PBAC Series”の ニューフェイス、X-Battery PBAC2800/PBAC5600が 2012年6月新登場。》

可搬型蓄電池システム好評価を頂戴しておりますX-Battery「PBAC Series」の新たなラインナップとして、電池容量2.8KWhと5.6KWhの2つのニューフェイスが登場。

2012年2月29日(水)~3月2日(金)のBATTERY JAPAN (会場・東京ビックサイト)、ENAXブースにて発売に向けて初の製品の展示を行います。

■ 特徴
医療機関向けをはじめとして、これまで10万台以上の販売実績をもつ安全・安心のバッテリー電源システム
X-Battery「PBAC Series」 は、エナックスが提供する「メンテナンスフリー」、「長寿命」、「高信頼」を兼ね備えた、「確実に動作する」バックアップ電力システム」です。

■ 活用シーン
医療機関、事業所、放送局、教育機関、官公庁、自治体、店舗、
マンションなどの各種システム用電源として活用。
経営における非常事態の際、確実な電源確保の為に活用いただけます。
■ 価格帯
オープン価格
・X-BatteryPBAC2800:600,000円台(想定)
・X-BatteryPBAC5600:900,000円台(想定)


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