人材不足は企業業績に影響及ぼす可能性があるとみる企業が大多数
PR TIMES / 2013年2月13日 16時44分
「2013年度ヘイズ給与ガイド」から
【東京 2013年2月13日】人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント株式会社(本社:東京都港区、リージョナル・ディレクター、ジョナサン・サンプソン、以下ヘイズ・ジャパン)は、先に発表した「2013年度ヘイズ給与ガイド」から、人材不足が企業に及ぼす影響について、回答企業のほとんどにあたる93%が人材不足は業務に何らかの影響を及ぼす可能性があり、昨年度の38%と比較し、大幅に多い、ほぼ半数の49%の企業が業務への影響は絶対であると答えていると発表しました。
本ガイドは、日本、中国、香港、シンガポール、マレーシアの1,200人の給与動向と、1,200社の企業およびヘイズを通じて転職した人材を対象に行った調査結果をもとにまとめたものです。それによるとアジア全体で、エンジニアリング、営業、ITの分野で最も人材不足が進んでいることが分かりました。
具体的には表1のようにエンジニアリングと営業の分野で若手から中間管理職の人材採用について、それぞれ22%と20%が採用が困難と回答しています。続いて技術とIT分野でも同様に16%と15%が若手から中間管理職の採用が課題であると感じていることも分かりました。
上級管理職も人材難が続いており、営業(16%)をはじめ、エンジニアリング(14%)、財務・会計(13%)、人事(13%)の分野では人材が不足していることがわかりました。
ヘイズ・ジャパンのリージョナル・ディレクター、ジョナサン・サンプソンは次のように述べています。「数字だけを見れば昨年比で下がっているのですが、人材不足は日本、アジア全域で大きな課題となっていることは確かです。しかし昨年比2%増の68%の回答企業が人材不足が進んでいる分野において外国人採用や海外からの候補者のビザ支給に積極的で、52%は過去1年を通じて正社員以外の採用などで柔軟に人材難に対処していることも分かりました」。
88%は派遣・契約社員を採用しており、そのうち昨年比7%増の25%は、今後1年を通じてこれらの社員数がさらに増加するものと見ています。
「人材不足、採用難に直面しているアジア企業は、世界経済を視野に従来の採用形式にとらわれず新しい発想で人材採用に取り組んでいることがうかがえます」。
人材採用を有利に進め在職率を高めるための一策として、79%が給与、ボーナスの他に福利厚生制度を設けています。特に健康保険、生命保険が代表的な福利厚生となっています。
企業の採用ブランドについて尋ねたところ、60%が昇進・研修制度が人材採用の成否に重要な影響を及ぼすと回答しています。しかしながら自社の昇進・研修制度が優れていると考えている企業はわずか10%でした。
「2013年度ヘイズ給与ガイド」の詳細はウェブサイトをご覧ください。
www.hays.co.jp/salary-guide/index.htm
本件に関するお問い合わせ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 朝倉 03-3560-2813
表1
最近人材採用が困難と感じた分野はどこですか。
(若手から中堅管理職/上級管理職)
人事 11 %/13 %
財務・会計 14 % /13 %
金融 5 %/6 %
営業 20 %/16 %
マーケティング 11 %/11 %
エンジニアリング 22 %/14 %
不動産・施設管理 5 %/2 %
法務 6 %/6 %
オペレーション 12 %/7 %
物流 3 %/2 %
購買 6 %/3 %
IT 15 %/5 %
技術 16 %/12 %
ヘルスケア 6 %/3 %
研究開発 11 %/6 %
その他 5 %/6 %
ヘイズ・グループについて
ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。世界33カ国*、245の拠点において、7,800人超の従業員が経験とスキルを備えた人材サービスをグローバルに提供しています。
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。同社は日本で唯一、東京赤坂本社、新宿支店、大阪支店の3つの国内拠点を擁する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・リソース・マネージメント」、「IT」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。
*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
転職の専門家196人が指摘! 「ミドル人材を採用する企業」が多い業界は?
マイナビニュース / 2022年8月12日 8時3分
-
コロナ禍による規制の緩和に伴い、アジア全域で経済の回復が本格化 半導体やICT、脱炭素関連など、成長分野の転職マーケットは売り手市場に アジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向 2022年4月~6月
@Press / 2022年8月9日 13時30分
-
ヘイズ・アジアのリージョナル・ディレクターにマーク・ブラジが就任
PR TIMES / 2022年7月29日 22時40分
-
【外国籍ITエンジニアの採用に関する実態調査】約7割の企業が外国籍ITエンジニアに満足「技術力や開発スピードの向上」を実感
PR TIMES / 2022年7月28日 13時45分
-
【ヘイズ調査】世界17,600人に若者のスキル不足に関する調査を実施。回答者の約7割が若者のスキル不足を実感
PR TIMES / 2022年7月15日 15時15分
ランキング
-
1ガストなど100店舗閉店へ、バーミヤンで値上げも「予想以上のコスト上昇」
読売新聞 / 2022年8月13日 8時9分
-
2「いきなり!ステーキ」創業者の一瀬邦夫社長が辞任、業績不振が理由…後任は長男・健作氏
読売新聞 / 2022年8月12日 23時28分
-
3マンション節税、これ以上はアウトかセーフか 90歳は大丈夫?10億円でもOK?全額借金は?
東洋経済オンライン / 2022年8月13日 7時0分
-
4ローカル鉄道は高コストなのに、なぜ「運賃」はバスより安いのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2022年8月13日 8時11分
-
5副業所得300万円未満は雑所得に?……国税庁の狙いは“サラリーマン副業”潰しか
ITmedia ビジネスオンライン / 2022年8月12日 7時20分
ミッション中・・・
記事を最後まで読む

ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
